ニューヨーク
ニューヨーク観光
24時間眠らない、世界一の大都会

【ニューヨーク】 オバマ元大統領行きつけ!!ハーレムの多国籍レストラン”Red Rooster"

取材・写真・文:

東京在住

2019年8月30日更新

1,610view

お気に入り

写真:Emily

一昔前までは「危険!」と言われ、旅行者にとっては近づきにいという先入観が持たれていたハーレム。もちろん、注意はまだまだ必要ですが(どこの地域でもそうですが…)、ハーレムは歴史を感じさせる雰囲気がとても魅力なエリアなのです。そして再開発のおかげでおしゃれなレストランやバーのオープンラッシュ中。今回はそんなハーレムの中で、あのオバマ元大統領もお気に入りだったというレストラン「Red Rooster(レッドルースター)」をご紹介します。

この記事の目次表示

Red Rooster(レッドルースター)とは

  • 写真:Emily

レッドルースターのホームページを見ると、「Located in the heart of Harlem, Red Rooster Harlem serves comfort food...(ハーレムの中心にあり、食べるとホッとするような食事を提供しています)」とあります。

レッドルースターはアメリカ料理や近隣の多様な食文化に敬意を表しながら、食べるとみんながホッとするような料理を提供している多国籍レストランです。

オーナシェフがすごい経歴…!オバマ元大統領とも親交が!

このレストランのオーナーシェフは、テレビ出演も多く、料理に関する書籍も数多く出版している有名シェフ「マーカス・サミュエルソン」。

  • 出典:www.flickr.com012913hometown15 by Metropolitan Transportation Authority of the State

上の写真の右側がマーカス・サミュエルソン。賞をもらっているのではなく、ニューヨークの優秀な警察官に賞状授与のために特別ゲストとして呼ばれたものです。

彼はエチオピア生まれですが、両親の事情でスウェーデンの家庭に養子として迎えられ、そこで成長しました。祖母の影響で料理に興味を持ち、スウェーデンの料理学校を卒業、その後世界各国で修業し、1991年にはニューヨークへ。マンハッタンの一流店で修業を始めますが、3年後にはエグゼクティブシェフとなり、レストランが三ッ星を獲得することに貢献。また、2009年、オバマ元大統領が就任後の最初の晩餐会のゲストシェフに選ばれています。

そんなマーカスは「黒人は出身地に関係なくハーレムに郷愁を感じる」という理由で、このハーレムにお店を2010年12月にオープンしました。

Red Rooster(レッドルースター)の雰囲気

  • 写真:Emily

筆者が訪れたのはディナーの時間帯。予約をしていきましたが、予約なしのゲストもたくさん訪れているくらいの大人気店です。

  • 写真:Emily
  • 写真:Emily

ハーレムというと黒人が多いエリアですが、スタッフは黒人の方が多いものの、ゲストはあらゆる人種がいる印象です。

  • 写真:Emily

店内はとてもアーティスティック。じつは黒人の方のアート作品なのだとか。

Red Rooster(レッドルースター)のおすすめメニュー

WILD WILD WINGS(USD15 約1,600円)

  • 写真:Emily

手羽先をカリッと揚げ、生姜と黒胡椒のソースを絡めたもの。ガーリックの風味が食欲をそそり、お酒が欲しくなる味です!

BLOCK PARTY RIBS(USD29 約3,100円)

  • 写真:Emily

バーボンを煮詰めて作ったソースをからめたポークリブ。ご覧の通りとっても大きい!写真では隠れてしまって見えなくなっていますが、リブの下にはポテトサラダがぎっしりあります。

MARCUS' CONRBREAD (USD7 約750円)

  • 写真:Emily

口に入れた瞬間に、とうもろこしの甘みがほんわりと広がる、とてもおいしいコーンブレッド。リンゴンベリーのバターが一緒についてくるのですが、これがまたほのかな甘み・酸味があり、とても美味しくておすすめです。

MAC&GREENS(USD9 約960円)

  • 写真:Emily

小さなお皿に入っているマカロニ・チーズですが、中身はすごくぎっしり!ほうれん草もたっぷり、上にかかっているチーズもたっぷり、サイドの一皿ですが食べ応えたっぷりです。

2人分でこの量を勧められましたが、もちろん食べきれず…。一皿一皿が量がとても多いので(しかし、周りのアメリカ人はポークリブ一皿を一人で食べていました…)、一度にオーダーする量は少なめにしておいたほうがいいかもしれません。

最後に

いかがでしたか? マンハッタンに比べるとまだまだ観光客が少ない印象のハーレム。ぜひおしゃれなレストランで食事を楽しんでみてくださいね。

レッド ルースター
ニューヨーク / 創作料理・無国籍料理
住所:310 Lenox Ave, New York, NY 10027地図で見る
電話:+1 (212) 792-9001
Web:https://www.redroosterharlem.com

※記事中のアメリカドルから日本円への換算は2019年8月現在のレートを用いて換算しました。

次のページを読む

ニューヨークの旅行予約はこちら


ニューヨークのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ニューヨークのホテルを探す

ニューヨークの航空券を探す

ニューヨークの現地アクティビティを探す

ニューヨークのWi-Fiレンタルを探す

ニューヨークのレンタカーを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


NYで発見!ウェイターが歌って踊る?!大人気ミュージカル風レストラン

タイムズスクエア近くに、ニューヨーカーに人気の、行列ができるアメリカンダイナーがあります。その名は「Ellen's Stardust Diner(エレンズ スタ...


【ニューヨーク】絶対食べたい!「junior's(ジュニアズ)」の名物チーズケーキ

ニューヨーク旅行で外せない、チーズケーキの名店「junior's(ジュニアズ)」。レストランの様子や店内で食事をする場合の並ばないコツ、テイクアウトの仕方など、...

ABCの貼り紙でわかる!NYの気になるレストランって本当に清潔?!

NYでは、どのレストランでも、入り口付近に“A”や“B”の貼り紙を見かけます。これは、レストランの衛生度のランク付け「ABC Grading System」とい...

NY・ひとり旅におすすめの気軽に入れる美味しいレストラン4選♪

NYへのひとり旅、食事は自分の好きなものを気ままに楽しめますが、一人では入りにくいレストランがあったりして、ついつい簡単に食事を済ませてしまうこともあるのでは?...

名物デザートにも注目♪NYの老舗・ピータールーガー・ステーキハウス

NY・ブルックリンにある日本未上陸の超老舗ステーキハウス「ピータールーガー・ステーキハウス」。まさに肉の聖地とも言えるこのレストランには、絶品の名物デザートがあ...

この記事を書いたトラベルライター

グルメもアートも世界遺産も絶景も!とことん貪欲トラベラー
普段は粛々と、黙々と、真面目に仕事をこなす30代会社員。でも、心の中はいつでも、次の休みはどこに旅行しようかな〜と考えている。友達とワイワイ行く旅行も好き。一人で現地で知り合った方とビールを飲みながらお話しするのも好き。旅先で欠かせないものはその土地ならではの食、世界遺産、美術、そして人との交流!せっかく旅行するのなら貪欲に自分のやりたいこと、見たいもの、食べたいものはぜーんぶ楽しむ♪ アメリカ・フロリダ州オーランドとシンガポールは1年ずつ住んでいたことがあるので、特に好きなところ!

【台湾・台北】人気スーパーで買うお土産にぴったりな台湾の味

みなさんは台湾に行ったらお土産に何を買いますか? 今回は、帰国してもいつでも台湾の味を楽しみたい!という方々のために、「食材系お土産」をご紹介します。観光客にと...


【フランス・トゥールーズ】「バラ色の街」の観光必須スポット11選

フランスというと多くの人はその首都「パリ」を思い浮かべますが、ワインで有名なボルドーやバカンスの地として人気があるニース、食の街リヨンなど、個性豊かな都市がいく...


【ミャンマー】絶景!!落ちそうで落ちない不思議なゴールデンロック

東南アジア最後のフロンティアとして昨今注目を集めているミャンマー。国民の90%以上が仏教徒と言われています。パゴダという仏塔を配した寺院に行くと人々が熱心に信仰...

【オーストリア・ウィーン】宮殿の味!ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」

オーストリア料理の名物と言えば、薄くて大きい「ウィーン風カツレツ」でしょうか。しかし、「ターフェルシュピッツ」という料理も名物中の名物!日本ではなじみのない名前...

【山形・鶴岡】 山形のお土産がたくさん!日本一癒されるトイレも名物!?「HOUSE 清川屋」

旅のお土産に、その土地の特産品は必須ですよね。今回は山形の特産品を使った商品をたくさん取りそろえたお土産やさん「HOUSE 清川屋」をご紹介します。実はこの「H...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります