サモア

サモア【サヴァイイ島】世界で最初に太陽が昇る楽園

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年7月24日更新

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写真:トラベルライター

サモアにある「サヴァイイ島」は、2011年に日付変更線が移動されるまでは世界で最後に沈む夕陽を眺められるロマンチックな場所であり、今では世界で最初に太陽が昇る楽園という、まさに旅人心をくすぐって止まない島なのです!

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絵に描いたような楽園サモアにある「サヴァイイ島」

  • 写真:トラベルライターSavai'i island

南太平洋に浮かぶサモアは、日本の首都・東京都とほぼ同じ面積の小さな島国です。南半球に位置するため、季節は日本とは逆になり、乾季にあたる5~10月がベストシーズンといわれています。現在のところ日本からサモアへの直行便はなく、オーストラリアのシドニーやメルボルン、ニュージーランドのオークランドから乗り継ぐのが一般的です。

サモアの首都アピアのあるウポロ島の左隣にあるサバイイ島は、7つの島々からなるサモアのなかで最も大きな島であり、ニュージーランドやハワイを除けば、ポリネシアにおいても最大の島でもあります。そんなサヴァイイ島へは、首都アピアのあるウポロ島から飛行機で約10分、フェリーでは1時間15分で到着することができます。

2011年からは「世界で最初に太陽が昇る場所」に

  • 写真:トラベルライターSavai'i island

サモアにとって主要な取引先であるニュージーランドやオーストラリア、日本と日付を揃えるため、2011年に日付変更線が移動されたことにより、現在では「世界で最初に太陽が昇る」場所になりました。

実は、日付変更線が移動されるまでは、サヴァイイ島の最西端に位置するファレアルポ村が世界で最も西にあり、世界で最後に沈む夕陽を眺められるロマンチックな場所として知られていたのだから、驚きですよね!

自然の宝庫「サヴァイイ島」の見どころ

自然が生み出す噴水ショー「アロファガ・ブローホール」

  • 写真:トラベルライターSavai'i island

サヴァイイ島の南側「タガ(Taga)」というところから車で約5分、徒歩で約20分ほどのところにある「アロファガ・ブローホール」では、潮吹き岩が海水を空高く吹き上げる、まさに自然が生み出す大迫力の噴水ショーを見ることができます。

※入場料として、大人5タラ(約220円)を入り口で支払います。

  • 写真:トラベルライターSavai'i island

波の力で石灰岩に穴が開き、その部分に波が衝突することで海水が垂直方向に空高く吹き上げられるのです。活火山の島であるサヴァイイ島ならではの自然が生み出す噴水ショーでは、風や波のうねりが強いときには20~30mの高さにまで海水が吹き上げられることもあり、まさに大迫力です。常に、穴からはブオーという音が鳴っていて、ここでしか味わえない不思議な経験ができるのも魅力です。

アロファガ・ブローホール
サモア / 自然・景勝地
住所:Alofaaga Village | Palauli, Taga, Savai'i, Samoa地図で見る

森のなかに現れる美しい滝「アフ・アアウ滝」

  • 写真:トラベルライターSavai'i island

手付かずの自然が残る、南の南国であるサモアらしい鬱蒼と生い茂る森のなかに現れる美しい滝「アフ・アアウ滝」は、滝壺もあり、まさに天然のプールとしてサヴァイイ島の自然を満喫することができちゃいます!滝壺の深さは3~10mあるため、スノーケリングにもおすすめです◎

アフ・アアウ滝
サモア / 自然・景勝地 / 滝
住所:Afu Aau Waterfalls, Samoa地図で見る
Web:http://www.samoa.travel/activity/afu-aau-falls

サモアの伝統的なファレで忘れられない経験を

  • 写真:トラベルライターBeach fale

サヴァイイ島のビーチ沿いには、サモアの伝統的なファレが点在しています。常夏のサモアで、いつも風が入ってきて涼しく過ごせるように壁がない伝統的なファレに宿泊すれば、気分はまさにサモアン♪「人と人とのあいだに壁を作らず、いつでも歓迎して待っていることの表れ」ともされるファレは、まさにフレンドリーで心優しいサモア人そのものなのです!

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