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【3】小高い山の連なるハイル(Ha’il)
ハイル(Ha’il)は首都リヤドから北西へ700kmほどの場所にある小都市です。世界遺産である「岩絵」観光の拠点となり、壮大な山に囲まれた街です。
ハイル大学
筆者が泊まったホテルのすぐ隣がハイル大学でしたので、歩いて行ってみたところ、大学の敷地が地平線まで続くという広大さ。ちょっと日本では考えられないですが、国土が広いというのは素晴らしいことですね。
アルラジ・モスク(Al-Rajhi Masjid)
ハイルのランドマークとなるモスクです。オレンジ色に輝く半月ドームを大小いくつも配し、4つのミナレットをもつトルコ形式のモスクとなっており、サウジアラビアでは珍しいものです。筆者が国内で観たモスクの中で、一番美しかったです。
ロックペイント(世界遺産)
ハイルの街から1時間半ほど北西へ向かったところに、ジュッバ(Jubbah)という街があります。ここには、1万年以上前に書かれたというロックペイント(岩絵)が点在しており、その優れた芸術性を評価され世界遺産に登録されています。
【4】マダイン・サーレハ(世界遺産)
サウジアラビアの一番の見どころは、マダイン・サーレハという古代都市の遺跡です。ヨルダンのペトラに次ぐ考古遺跡で、紀元前1世紀ごろから人々が住みついていたとされています。ペトラ同様に墓石群が特徴です。
マダイン・サーレハは、アル・ウラ(AL-Ulah)という近郊の街に空港がありますので、飛行機で行くと便利です。2019年11月現在は工事中で入場できませんでしたが、2020年にオープンとのこと。ただし、それが1月なのか、12月なのか明確になっておらず、もし今後スケジューリングされる際は、最後にご紹介するツーリストビザサイトで確認されるとよいです。