中国料理は長い歴史があり、広大な大地や気候、産物などを背景に数多くの種類が誕生したと言われている料理です。日本ではまだ知られていない絶品料理も数多くあります。今回は上海にある絶品中国料理が頂けるお店をいくつかご紹介します。
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【1】雲南料理:Lost Heaven(ロストヘヴン)
「ロストヘヴン」は、雲南省の雲南料理をいただけるお店です。外灘店と高郵店がありますが、外灘店が雰囲気もよくお勧めです。上海において雲南料理店と言えばこちらのお店が代表的で、外国人から絶大な人気を誇るお店です。姉妹店には、新疆(しんきょう)料理が頂ける「ロストヘヴン シルクロード」があります。
写真左は海老すり身の揚げ物です。香草入りのソースに付けて頂きます。サッパリとしたソースと相性抜群のすり身の外はカリカリ、中はモチモチでとても美味しいです。写真右は茄子のトマトソースがけです。甘みのあるソースで食べやすく、とてもヘルシーな一品です。
上記の他に炒め物やビールなどを注文して、二人で500元(約8,115円)くらいでした。メニューは前菜からデザートまで幅広く、種類も多いので何度行っても飽きないお店です。週末は特に混み合うので、予約されることをお勧めします。
新疆料理
【2】耶里夏丽(ヤリシャリ)
「ヤリシャリ」は、良心的な価格でありながら本格的な新疆料理をいただけるお店です。上海市内にはいくつか店舗があり、連日地元のお客さんで大盛況のお店です。
写真左は一本3.5元(約56.8円)の羊肉串です。ひと口サイズで食べやすい大きさ。辛さも調整が可能です。写真右は羊肉入りの炒飯です。羊肉のクセは無く、お子さんにも食べやすい優しい味です。
上記の他、野菜の炒め物やビールなどを注文して二人で200元(約3,246円)くらいでした。季節ごとにメニューも改編されるので、毎回行くのが楽しみなお店です。また、ディナータイムには店内で民族舞踊のショーが開催されます。迫力のあるショーは必見です!
- ヤリシャリ新疆レストラン
- 上海 / 中華料理
- 住所:7階, 中國上海市南京東路819號百聯世茂國際廣場,耶里夏丽新疆餐厅地図で見る
- 電話:2163338750
【3】阿里家(アリジャア)
「アリジャア」は、オシャレな雰囲気の店内が人気のお店です。店主は新疆出身の女性で、料理に使うほとんどの食材は有机農場や新疆から取り寄せているというこだわりです。
羊肉串はボリュームがあり、とてもジューシーで美味しいですよ。前菜の盛り合わせはピリ辛な味付けがビールに合い、クセになる味です。
上記の他、炒め物やビールなどを注文して二人で300元(約4,869円)くらいでした。西洋風の盛り付けがオシャレで、目でも楽しめるお店です。
【4】XIBO(シーボー)
「シーボー」は、外国人に人気が高いお店です。近年、南京西路に2店舗目がオープンしたオシャレなレストランバーです。一般的な新疆料理はウイグル族によって作られるものですが、こちらは同地方に住む少数民族シーボー族が開いたお店で、通常の新疆料理とはまた少し違っています。
こちらは羊肉のプレートです。ピリ辛でビールが進みます。
写真左は甘辛い羊肉の炒めたものをクレープ生地に巻いて頂く一品です。写真右はズッキーニのサラダです。黒酢とミントの葉が相まって、爽やかな味わいです。
上記の他ビールを注文して二人で300元(約4,869円)くらいでした。食器やBGMなども非常にモダンで、インテリアもとても素敵なお店です。
【5】湖南料理:滴水洞(ディーシュエイドン)
「ディーシュエイドン」は、湖南料理の有名店です。湖南料理は日本人の口にも比較的合いやすい中華料理です。静かな古い洋館にあり、お洒落な雰囲気で外国人客も多いお店です。
名物料理のスペアリブは、クミンが効いたピリ辛味。辛過ぎず食べやすいのでお勧めです。
スペアリブの他、炒め物やビールなどを注文して二人で200元(約3,246円)くらいでした。
「ディーシュエイドン」は上海の湖南料理ブームの火付け役と言われている程で、日本人駐在員の中ではとても有名なお店です。
おわりに
上海には定番の中国料理以外にも、中国各地のご当地料理を頂けるお店がたくさんあります。上海を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
※記事内の元から円への換算は1ユーロ=約16.2円で計算しています