シェムリアップは、世界遺産「アンコール・ワット」への観光拠点として有名なカンボジアの街です。アンコール・ワット以外にも、周辺には写真映えする観光地が点在していますので、筆者が撮った写真と併せてご紹介します。
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フォトスポット5選
【1】Angkor Wat(アンコール・ワット)
アンコール・ワットはヒンドゥー教の寺院で、世界最大級の石造寺院です。カンボジア国旗にも描かれており、カンボジアを象徴する遺跡です。訪れるのに特にオススメしたいのは、朝日の時間帯です。赤く染まる空と影になる遺跡は、神秘的な空気が漂います。
回廊やレリーフ・壁画など、どこを写真に撮っても写真映えします。
【2】Phnom Bakheng(プノン・バケン寺院)
プノン・バケン寺院は、標高67mの小高い山の上にある寺院です。夕日を見るならここ!と言われる名所でもあります。山の麓から20分程山道を登ると、寺院が見えてきます。
遺跡への入場は17:30までとなっています。さらに入場制限もあり、一度に遺跡に入れるのは300人と決まっています。夕日を目的に訪れる観光客が多くいるので、早めの時間に入場して夕日を待つことをお勧めします。
【3】Bayon(バイヨン)
バイヨンとは、美しい塔という意味です。アンコール・トムの中心にある遺跡です。「クメールの微笑み」と称される観世音菩薩の微笑みが塔の四面に掘られており、迫力満点です。遠目から撮影すると塔の多さが伝わる写真になりますし、近づいて撮ると微笑みがよくわかる写真が撮れます。
【4】Ta Prohm(タ・プローム)
『トゥームレイダー』のロケ地として有名なタ・プローム。発見された当時からすでに遺跡は樹木に覆われていたようで、今も発見当時の状態で保存されているとのこと。木と遺跡を一緒に写すことで、遺跡と自然の共存が神秘的な写真になります。
【5】Pub Street(パブストリート)
遺跡をたっぷり楽しんだら、原色のネオンがかわいらしい夜の街を楽しみましょう。シェムリアップ川の周辺はライトアップもしており、川面に映るネオンもキラキラして綺麗です。
観光に必要なアンコール・パス(チケット)について
今回ご紹介した【1】〜【4】のスポットに入場するには、アンコール・パスという、アンコール・ワット周辺にある遺跡へ入場するために必要な共通チケットが必要です。それぞれの遺跡ではチケットは販売しておらず、チケットセンターで購入する必要があります。
このチケットは顔写真入りで1人1枚発行する必要があるので、遺跡を見に行く人は全員チケットセンターに行く必要があります。チケットオフィスの営業時間は5:00〜17:30です。チケット料金は、1日券:$37(約4,200円)、3日券:$62(約7,100円)、7日券:$72(約8,200円)です。1日券は購入した当日限り使えるものですが、17:00以降は翌日分の1日券を購入できます。
- アンコールワット・チケットオフィス
- シェムリアップ
- 住所:Angkor Wat Ticket Office, Apsara Rd, Krong Siem Reap, カンボジア地図で見る
- 電話:63 965 414
シェムリアップへの行き方
成田国際空港・羽田空港からシェムリアップ国際空港への直行便はありません。周辺各国からのアクセスとなります。香港・マレーシア・タイ等から直行便が出ています。
※記事内のドルから円への換算は1ドル=約114円で計算しています