近年、ベトナムのビーチリゾートとして人気を見せつつあるダナン。実は、数々の夜景スポットのある、夜景が綺麗な街であるのを知っていましたか?ダナンには、そんな夜景を眺めながら、なんとたった8 USドルで泊まることができる格安の宿があります。それが、今回ご紹介するメモリーホステル(MEMORY HOSTEL)。ホステルと名がつく場所は、通常はドミトリー(相部屋)ですが、ここは値段をはるかに超えるスタイリッシュでオシャレな内装。元ホテルマンが隋一で薦める、メモリーホステルの魅力について紹介します。
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夜景を眺めながら眠りにつけるメモリーホステルを薦める理由
メモリーホステルのロケーションはダナンの中心街!
【ロケーション★★★★★】
宿を選ぶ上でまず重要となるのが、ロケーションですよね。ダナンはビーチリゾートなので、ビーチ沿いが中心街なのでは?とお考えの方がほとんどでしょう。
ダナンはビーチ沿いも人気ではありますが、実は夜に夜景の街へと変化を遂げるこのハン川沿いが、一番の中心街なんです。
ビーチリゾートなのに川沿いが中心街になるカギとなったのは、この写真のドラゴンブリッジ。ドラゴンブリッジは、地域住民の生活を助ける大きな橋としての役割を担うだけでなく、夜には私たち観光客のために、写真のような色鮮やかな夜景スポットへと変化を遂げます。
ダナンでは、このドラゴンブリッジに沿って、オシャレなカフェやレストラン、バーがどんどん建てられていきました。
ハン川沿いで観光開発が急速に進んだことから、必然的にハン川全体が綺麗な夜景スポットへと変化を遂げたのです。そして、ドラゴンブリッジ含めたこの色鮮やかな夜景を臨めるのが、今回ご紹介するメモリーホステル!
夜景スポットである川沿いにあるため、町の中心街にも位置するんです。ビーチリゾート・ダナンで、人気のビーチ沿いではないところに泊まることって、実はいいこと尽くしなんですよ!
メモリーホステルが提供する夜景を楽しむための工夫!
【景観★★★★★】
建物の外観を見てみると、こんないびつな窓の配置。一瞬ヘンテコにも見えるハイセンスな外観ですが、中に入るとこの窓の配置の理由が分かります。
なんと、一つでも多くのベッドから夜景が楽しめようにとの配慮から、こんなにランダムな位置に窓が配置されているのです。
さらには、ベッドの高さに合わせ窓をつけているので、眠る寸前まで夜景を眺められる設計なんですよ。
ダナンの旅の思い出を、夜景を眺めながら振り返ってみてはいかがですか。
※すぐ頭上に夜景を眺められる窓側のお部屋も、そうではない壁側のお部屋も、なんと宿泊代金は同じ値段!同じ値段であれば、ぜひとも夜景が見られるベッドで眠りましょう。
夜景を眺められるベッドは数に限りがあるため、予約時に「夜景が見られるベッドに泊まりたい」という旨を伝えておくと確実です。HPから予約する際は、英語でコメントを残すようにしましょう。
旅女も必見!水回りがとにかくとにかく綺麗なオシャレ空間!
【清潔感★★★★★】
東南アジア諸国の宿で、かつホステルやドミトリーなどの安宿の場合、水回りがここまで綺麗なことは大変珍しいです。写真のようなスタイリッシュでお洒落なシャワースペースは、他ではまず見られないと言っていいでしょう。
清掃も行き届いているので、水回りが気になる方や女性でも安心して宿泊できますよ。
ここでも、ダナンの夜景を臨むことができます!眠る前にこんな綺麗な夜景を眺めながら、シャワーと歯磨きができるなんて最高に贅沢ですよね。
ドミトリー(相部屋)でもプライバシーが確保された空間
【プライバシー★★★★】
ドミトリーでは最も重要になる、ベッドスペース。通常、狭い空間にただ二段ベッドが敷き詰められただけの場合がほとんどですが、ここはベッドひとつひとつにカーテンが備え付けられており、最低限の個人のプライベートスペースが確保できるんです。
ドミトリーであっても、宿泊者一人一人への配慮が伺えますね。カーテンを閉めて、横になりながら夜景を楽しむのもいいですね。
個室や女性専用ルームも完備
【施設充実度★★★★】
<部屋>
ドミトリー8 USドル(男女共用、どのベッドも共通)
ドミトリー8 USドル(女性専用)
個室18 USドル(1室のみ)
これだけ充実した施設内ですが、きちんと個室もあり、さらには女性専用のドミトリーもあります。初めての方はもちろん、女性の方でも安心して滞在できますよ。もちろん、個室からも夜景を一望することができます。
※ベッド数に限りはあります。
オシャレな内装、スタイリッシュな空間、共用スペースはまるでBAR
【デザイン★★★★★】
綺麗なのは宿からの夜景だけでなく、館内の照明やインテリア、小物まで、オシャレ空間を演出してくれる工夫がいっぱい!
ホステルやゲストハウスなどの安宿で、ここまで内装にこだわりを持っている宿はなかなかないです。
さらに、キッチンを備えた共同スペースがありますが、ここはまるでBARを思わせる空間です。
川と夜景を一望できる屋上スペースで、誰でも自由に使える空間なんです。ここで料理してもOK。何か買って食べるもOK。一人思いふけって日記を書くでもOK。宿で仲良くなった旅同士で乾杯するのもOK。使い方はあなた次第です。