2018年3月にリニューアルした東京タワーの展望台。上下二層に分かれた展望台のうち、高層の「トップデッキ」にはガイドツアー「トップデッキツアー」の参加者だけしか昇れません。ツアーの見どころ、予約方法、トップデッキ展望台から見た風景など、最新情報を徹底ガイドします♪
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東京タワーの“高い展望台”に昇る!「トップデッキツアー」って?
東京タワーには高さの違う展望台が2つあります。一つ目の展望台は地上150mの「メインデッキ」で、さらに100m高い地上250mの場所にある展望台が「トップデッキ」です。2018年3月にリニューアルオープンした展望台「トップデッキ」には、ガイドツアー「トップデッキツアー」に参加しないと昇ることができません。
東京タワーの“高い展望台”に昇れる「トップデッキツアー」は、完全事前予約制。空きがあれば当日でも入れますが、その場合でもチケット売り場で予約が必要です。15分間隔で好きな時間帯を選択できるので、前もってこちらのWeb予約サイトからチケットを申し込んでおきましょう。
◆料金:大人(高校生以上)2,800円、子供(小・中学生)1,800円、幼児(4歳以上)1,200円
◆ツアー催行時間:9:00~22:45の間、15分間隔で催行(最終入場22:00~22:15の回)
◆所要時間:30分~
◆ツアー料金に含まれるもの:音声ガイドレンタル、「メインデッキ」「トップデッキ」入場料、ドリンクサービス、フォトカードサービス
◆公式サイトはこちら
フットタウン1F:「トップデッキツアー」がスタート!
ここからは筆者が実際に体験した、東京タワー展望台を巡る「トップデッキツアー」の様子をご紹介します。ツアーのスタートは、東京タワーの麓にある商業施設「フットタウン」1Fのエレベーターホール。タワー正面のチケット売り場横の入口から入って、すぐの場所です。10:30~10:45の回で予約していましたので、10:25頃にエレベーター向かって右手の集合場所へ。
筆者は事前にWeb予約済みだったので、当日はメールで送られてきたオンラインチケット(QRコード)を、アテンダントスタッフに読み取ってもらうだけでOKでした。その後すぐに、スマホ型のコンパクトな音声ガイドを渡されます。13言語に対応しており、外国からのゲストも十分楽しめる仕組みになっています。
当日は空いていましたが、混雑時のためにきちんと待機スペースが設けられ、モニター画面で音声ガイドの使い方の説明がありました。
展望台に昇る合い言葉は、“WIO(ウィオ)”!
- 出典:freesozai.jp「電波塔」の地図記号はW、I、Oの複合形!?
ここでアテンダントスタッフから、“合い言葉”のレクチャーが。東京タワーや東京スカイツリーなどの「電波塔」は、地図記号では上の写真のように表記されます。この形がアルファベットのW、I、Oを組み合わせたように見えるため、「トップデッキツアー」の合い言葉は“WIO(ウィオ)”!発声練習もありますので、恥ずかしがらずに大きな声で言いましょう(笑)。
メインデッキ展望台:「トップデッキツアー」専用ゲートへGO!
エレベーターで、まずは地上150mの展望台「メインデッキ」へ向かいます。誘導スタッフも笑顔で「ウィオー!」と挨拶してくれるので、ここはノリよく「ウィオー!」で返します。トップデッキツアー中、かなりの回数でこの合い言葉が出てきますよ。
エレベーターの扉が開くと、目の前に東京の街並みのパノラマが広がります。じっくり眺めたくなりますが、「メインデッキ」展望台へは帰りにもまた立ち寄れますので、足元の誘導表示に従って「トップデッキツアー」の専用ゲートへと進みましょう。エレベーターの降り口から、ぐるっと半周右へ周るイメージです。
タワーギャラリー:60年前に展望台から見えた風景は?
ゲートで再度チケットのチェックを受け、いざ中へ。まず通されるのは「タワーギャラリー」。東京タワーは2018年で開業から60年を迎えますが、60年の間に展望台から見える風景も大きく移り変わってきました。東京の街並みの変遷を壁に映し出すことで、その歴史を知ることができます。