2015年、世界最大級の旅行口コミサイトによる「日本のテーマパークランキング」で、あのUSJを上回る堂々3位!にランクインした【ふなばしアンデルセン公園】。アスレチックや水遊び広場も人気ですが、今回着目したのは、本格的なスタジオで演劇体験ができるワークショップです。2018年3月25日から新しいプログラム『しっかり者のすずの兵隊』がスタートし、ますます充実する演劇ワークショップをご紹介します♪
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国内人気第3位!「ふなばしアンデルセン公園」の魅力って?
ふなばしアンデルセン公園は千葉県船橋市にあります。広大な敷地は5つのゾーンに分かれており、子どもに人気なのはアスレチックや変形自転車、ポニー乗馬が楽しめる「ワンパク王国ゾーン」。そして、今回紹介する演劇ワークショップやクラフト系のアトリエが充実した「子ども美術館ゾーン」です。
子どもを遊ばせるだけでなく、大人も色とりどりのお花を見ながら散策ができたり、アンデルセンにちなんだデンマーク風の景色を楽しんだり。さまざまな楽しみ方ができるので、丸一日使っても全部は回り切れません!“日本のテーマパークランキング第3位”も納得の総合公園なのです♪
本格的な演劇体験ができる「アンデルセンスタジオ」
子ども美術館の中にある「アンデルセンスタジオ」では、デンマークの童話作家・アンデルセンが創作した物語のストーリーを、演劇で表現するワークショップが行われます。役に合わせた衣装や、童話の世界をイメージしたスタジオセットも用意され、本格的な演劇体験ができますよ!
これまでのワークショップの演目は『親指姫』だけでしたが、2018年3月25日から『しっかり者のすずの兵隊』が新たにスタート!カッコいい兵隊さんの衣装が着れるので、男の子にも人気が出そうなプログラムです♪
『しっかり者のすずの兵隊』はこんなプログラム
童話のストーリーのおさらい
“すず”でできたおもちゃの兵隊たち。そのうちの一体だけ材料のすずが足りなくなり、脚が片方しかありません。一本脚の兵隊は、同じように片足で踊るバレリーナに恋をします。二人の恋路をじゃまするトロルや、下水道に流されてしまった兵隊を襲うねずみも登場!最後は、悲しくも美しいエンディングで幕を下ろしますす。
ワークショップの流れ
『しっかり者のすずの兵隊』ワークショップの所要時間は、約1時間半ほど。おおまかなプログラムの流れは以下の通りです。
- 集合
- 『すずの兵隊』ストーリーテリング(暗唱で一人芝居のような感じ) 約10分
- 配役(希望する役に挙手、5名以上の場合はくじ引き) 約10分
- 着替え&フェイスペインティング 約15分
- 隣のスタジオへ移動
- 音楽に合わせてウォーミングアップ 約10分
- 配役ごとに演技の練習(リハーサル) 約10分
- 劇本番 約10分
- 写真撮影
- 自由時間 約20分
- 解散
最初に行われるストーリーテリングですが、これがなかなか見もの。単に絵本を朗読するのではなく、スタッフの方が一人芝居のように身振り手振りを使って、場面ごとのストーリーを丁寧に解説してくれます。親も子も、一気に『すずの兵隊』の世界に引き込まれていきました♪
劇そのものは難しいものではなく、本番中もスタッフが一緒に演じてくれるので、セリフ覚えなどはありません。上手に演じるよりも、童話の世界を楽しむことに主眼を置いたワークショップです。続いて、詳細なプログラム内容をご紹介していきます。
男の子も女の子も楽しめる、キュートな衣装❤
登場人物は主人公のすずの兵隊、バレリーナ、トロル、ねずみの4人。それぞれにサイズ違いの衣装が用意され、同じ役柄を最大4人まで演じることができます。
ちなみに筆者のおすすめは「ねずみ」!モコモコの着ぐるみに立派なしっぽが生えていて、後ろから見た姿はまるでぬいぐるみ❤オランダ生まれの絵本作家レオ・レオニのキャラクター、「フレデリック」の実写版のようです。