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【コロンビア】旅行者が実際に買った南米コロンビアのお土産7選

取材・写真・文:

宮城在住
訪問エリア:35ヶ国

2024年3月14日更新

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写真:dory

コロンビアのお土産といえば何でしょうか?日本人にとっては、なかなかイメージがしにくいかもしれない南米コロンビアですが、豊かな気候が生んだ素晴らしい逸品がたくさんあります。今回は、筆者が実際に買ったオススメのお土産をご紹介します。

この記事の目次表示

【1】生産量世界第3位を誇る「コーヒー豆」

ブラジル、ベトナムに続き、生産量世界第3位を誇るコロンビアのコーヒーは、やはりお土産の定番です。コロンビアコーヒーは100%上質なアラビカ種で、このアラビカ種の生産量では、なんと世界1位なのです。赤道に近い国なので、年2回の収穫が可能となっています。

国内でも、アンデス山脈の高山気候から赤道直下の熱い気候まで生産地の環境が多種多様となっており、同じアラビカ種といっても異なる品種がそれぞれの土地で栽培されています。中でも、バリエダ・コロンビア種とカトゥーラ種が生産量の90%を占めており、コロンビアらしい品種の豆と言えます。

  • 写真:dory一袋$20,000(約640円)程度~

品種や生産地の環境によってまた違った味わいのコーヒーを楽しめますので、飲み比べ用にいくつか買ってみるのもいいですね。スーパーや空港でも購入できますし、街中ではスペシャリティコーヒーを扱う自家焙煎のカフェもたくさん見かけます。お気に入りのコーヒーを見つけて、日本に持ち帰ってみてはどうでしょうか?

【2】マニア心をくすぐる「コーヒー関連商品」

コロンビアでは、ドリップコーヒーをストレート、もしくはパネラというきび砂糖を入れて飲むのが一般的です。

また、小さなデミタスカップ(エスプレッソカップよりは大きい)で何度も飲むのが、コロンビアでのスタイルです。その小さなカップは日本ではあまり見ないサイズなので、この機会に手に入れてみたくなります。

  • 写真:doryデミタスカップで一日に何杯も飲むのがコロンビアスタイル
  • 写真:doryコーヒー豆を使ったピアス

また、コーヒー豆を使ったアクセサリーや、産地や農園ごとに特色があるコーヒー豆用の麻袋もお土産として人気です。特に麻袋は丈夫なので、家のインテリアとしての使い道も。麻袋を加工してバックや家具にリメイクしている人も多いので、マニアにはたまらない掘り出し物も見つかるかもしれません。

  • 写真:dory産地ごとに異なるデザインの麻袋

【3】アンデスの文化を感じる「陶器」

コロンビア中部にあるボヤカ県のRáquira(ラキジャ)は、アーティストたちのコロニーとして発展した街です。北アンデスの伝統的な陶器と、手織り品を生産する街として知られています。この街で作られた器やお皿、陶器でできた風鈴などは、コロンビア国内でも人気のお土産品です。

  • 写真:doryRáquira産の陶器のお皿 10,000コロンビアペソ(約330円)

【4】国外になかなか出回らない?「チョコレート」

チョコレートで有名なエクアドルとベネズエラに挟まれているコロンビアも、当然カカオの生産が盛んです。生産量はベネズエラの倍以上とも言われいるにも関わらず、日本などの市場にあまり出てきていません。

つまり、ほとんどが国内で消費されているため、コロンビア国外ではなかなかお目にかかることが少ないのです。

  • 写真:doryフルーツ、ナッツ、コーヒーなどがチョコレートでコーティングされ、小分けになっていてバラマキにもぴったり:74,990コロンビアペソ(約2,400円)

国外に出回らない貴重なチョコレートですから、是非お土産に買って帰りたいですね。多様な気候から数多くのフルーツが栽培されているコロンビアでは、こうしたフルーツと一緒に加工されたチョコレートもよく見かけます。

【5】伝説の黄金郷はここ「金のアクセサリー」

大航海時代にスペインで伝わった、アンデスの奥地に存在するとされた伝説の土地「エルドラド」。その伝説の土地はここコロンビアであるという言い伝えから、首都ボゴタにある「エルドラド国際空港」の名前の由来にもなりました。ボゴタにはその黄金郷伝説から「黄金博物館」もあり、貴重な資料を見ることが出来ます。

  • 写真:doryゴールドとファブリックを使ったピアス 15,000コロンビアペソ(約480円)

また、黄金郷伝説にあやかった、金を使ったアクセサリー類も豊富で、お土産としても喜ばれます。アンデスの伝統的な柄や色をモチーフとしたカラフルなものが多く、エキゾチックでオリジナリティーが光るものも多いです。

【6】コロンビアらしい「Chibaの置物」

赤・青・黄の3色のコロンビア国旗カラーを用いたお土産をよく見かけますが、中でもコロンビアのバスをモチーフにしたものがたくさん売られています。

  • 写真:doryChibaの上にスノードームが付いている
  • 写真:dory4,000コロンビアペソ(約130円)

chiba(チーバ)と呼ばれるこのバスは、トラックを改造した様なボンネットバスで、大音量で音楽をかけ、屋根に荷物を沢山積んで走ります。田舎では、お祭りや街への買い出しの時に、街中では、観光用やディスコめぐり用にこのバスが走っています。そんなチーバの置物は、人気のお土産の1つです。

【7】手編みのバック「Wayuu Mochila」

コロンビアらしいお土産といえば、布バック。Wayuu Mochila(ワイウ・モチーラ)と呼ばれるこのバックは、スペイン語で「ワイウのバック」という意味。サンタマルタ地方の先住民族であるワイウ(Wayuu)族が、昔から編んでいる伝統の民芸品です。

  • 写真:dory大小さまざまでカラフルなデザインのバックはマーケットでも人気

リオ・オリンピックでコロンビア選手団が入場行進時に持っていたことから、トレンドに敏感なコロンビアっ子達にはおしゃれの一部として流行っているアイテムです。筆者も旅行中、街の中でワイウのバックを持っている若者たちを多く見かけました。

ショルダータイプが一般的で色やデザインも様々ありますが、中にはトートタイプのバックや、シンプルで日本でも使いやすい色合いのバックもあります。

この記事を書いたトラベルライターから一言

コロンビアを訪れる前から、コーヒー豆だけは絶対買って帰ろうと思っていました。手編みのワイウバックのことも知っていたものの、行くまでは心惹かれることもなかったのですが、日本でも使えるようなデザインのトートバックタイプを見つけたのでついつい購入してしまいました。他にも、エメラルドやポンチョなどのアンデスらしい民芸品なども、コロンビアのお土産として人気のようでした。

国内でもカリブ海に面する熱帯から、アンデス山脈の高山気候まで様々な気候があるので、自然の恵みとアンデスの文化を感じるコロンビアらしい製品がたくさんありました。日本語はおろか英語でもお土産に関する情報は少ないので、今後旅行される方の参考になれば幸いです。(dory)

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まだ知らないイロドリミドリな世界へ
元海外在住、元外資系豪華客船員ライター。学生時代からふつふつとしていた旅欲を満たすため、年々フットワークが軽くなり国内外問わずあちらこちらにすぐ顔出します!定番から少しだけ外れてるけど、マニアック過ぎない、いつもより少し旅を楽しくするノウハウお伝えします!
http://irodorimidori.blogspot.jp

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