厳冬の奥飛騨、5つの温泉街で「冬景色」をめぐる旅

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   2017年1月10日更新

岐阜県北部に位置する飛騨地方は、緑の山々と、透き通った清流が流れる自然溢れるエリアです。春には多くの花が咲き、初夏には鮮やかな新緑、秋には彩り豊かな紅葉と、四季を通して楽しめます。また周りを3,000m級の山々に囲まれた奥飛騨は、冬は豪雪地帯としても有名です。厳しい自然環境と隣り合わせの奥飛騨温泉郷は、5つの温泉街で形成されており、それぞれ特色ある温泉・景色・イベントを堪能できます。今回は冬の奥飛騨温泉郷エリアで、お勧めの冬景色を、5ヵ所の温泉街ごとに紹介したいと思います。

【1】平湯温泉「平湯大滝」

  • 平湯大滝(冬)

「平湯大滝」は、アルプスから流れる豊富な水が、落差64m・幅約6mの巨大な滝となって流れ落ちる、奥飛騨の人気観光スポットです。春の新緑から秋の紅葉シーズンまで、様々な表情を楽しめます。

寒さの厳しい冬の奥飛騨では、厳冬の訪れとともに、巨大な大滝が凍る姿を見られます。新緑や紅葉とともに水量豊かに流れる滝も見ごたえがありますが、高さ64mの氷柱となった滝の姿は、また別の美しさ。

  • 平湯大滝ライトアップ

2月には、凍った滝がライトアップされる「平湯大滝結氷まつり」が開催され、白銀の滝が美しく照らされる光景を堪能できます。

  • 平湯温泉
  • 平湯温泉街

平湯大滝から車で5分程の場所にある「平湯温泉」は、5つある奥飛騨温泉郷の中でも一番手前に位置し、バスターミナルもありますので、アクセスしやすい温泉地です。大小様々な温泉宿が20軒以上建ち並び、豊かな自然の中でゆったりと温泉を楽しめます。

平湯温泉

岐阜 / 町・ストリート

奥飛騨平湯大滝公園

岐阜 / 公園・動植物園

平湯大滝結氷まつり

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【2】福地温泉「青だる」

  • 福地温泉街
  • 福地温泉

福地温泉は、国道からそれた道沿い約3kmの間にある温泉街です。標高1,000mに位置し、周りを山々に囲まれた静かな温泉ですが、温泉の他にも季節毎に開催されている地元の祭りや、地元の特産品や民芸品が購入できる朝市など、楽しみ方は様々です。

  • 青だる

中でも冬に楽しめるのは、「福地温泉青だる」。青だるとは、滴り落ちる水が凍り、青い氷柱になる状態で、福地温泉では温泉街の木々に水を噴霧して青だるを表現しています。

  • 青だるライトアップ

3月末まで楽しめ、夜のライトアップされた青だるは圧巻です。2月には、地元の郷土獅子舞が披露される「青だるまつり」も開催されます。

福地温泉

岐阜 / 温泉

福地温泉 青だるライトアップ

岐阜 / イベント・祭り

【3】新平湯温泉「たるまの滝」

  • たるまの滝・親水公園
  • 氷のオブジェ

名水「たるま水」の里としてしられている新平湯温泉は、円空ゆかりのお寺とされる「善通寺」や、ツキノワグマなど100頭以上のクマが飼育されているクマ牧場など、見どころも豊富な温泉街です。

中でも「たるまの滝・親水公園」は一番のおすすめスポット!平湯川に流れ落ちる「たるまの滝」や、名水「たるま水」に浸かれる足水、周辺を散策できる散策路などが整備されており、奥飛騨の大自然を満喫できる場所です。

冬には凍り付いた「たるまの滝」の他、周辺の木々に水を散布して作り上げた「氷のオブジェ」を見られます。

  • たるまの滝

また夜には、ライトアップされた幻想的な「たるまの滝」や「氷のオブジェ」を楽しめる「タルマかねこおりライトアップ」が開催されます。特別期間中に開催される「氷のバー」で、ホットワインなどのアルコール類を嗜むのもお勧め。

  • たるまの滝ライトアップ
新平湯温泉

岐阜 / 町・ストリート

たるまの滝

岐阜 / 自然・景勝地

タルマかねこおりライトアップ

岐阜 / イベント・祭り

【4】栃尾温泉「イルミネーション」

  • 栃尾温泉の雪像

温泉街の道向かい、蒲田川畔の広場の木々を中心に、きらびやかに光輝くイルミネーションが目を引きます。会場では、小さなお子様にも人気の雪像コンテストも開催されており、雪原にきらめくイルミネーションと雪像とを同時に楽しめる、栃尾温泉のおすすめスポットです。

また会場に隣接する「荒神の湯(公共露天風呂)」は、寸志(200円程)で利用でき、冷えた体を温めてくれます。

栃尾温泉

岐阜 / 町・ストリート

栃尾温泉 冬のイルミネーション

岐阜 / イベント・祭り

【5】新穂高温泉「ロープウェイ」

  • 新穂高温泉

奥飛騨温泉郷の中で最奥地に当たる「新穂高温泉」。北アルプスが目の前にそびえ立つ雄大な自然の中にあり、アルプスに挑む登山家の玄関口にもなっています。

蒲田川沿いにある温泉宿には、大きな露天風呂があり、湯につかりながら北アルプスの絶景を眺められます。また人気の立ち寄り温泉「新穂高の湯」は、冬季は閉鎖されるため入浴はできませんが、春~秋に訪れるにはおすすめのスポットです。

  • 新穂高の湯

川沿いから山に入った中尾地区には源泉が噴出しており、源泉横の広場には足湯が設けられ、誰でも無料で利用できます。

また2月には「中尾かまくらまつり」を開催。こたつが整備された「こたつかまくら」や、地酒が味わえる「かまくらバー」などがあり、雪国ならではの世界を楽しめます。

  • 新穂高ロープウェイ

そして、穂高と言えば「新穂高ロープウェイ」!日本で唯一の2階建てゴンドラが「新穂高温泉駅」と、標高2,156mの「西穂高駅」の間を運行しています。大人往復2,900円で乗車でき、北アルプスの山々を眺められます。

  • 北アルプスの眺望(夏)

西穂高駅にある展望デッキからは、槍ヶ岳を始めとする北アルプスの山々を一望でき、最高のビュースポットです。

新穂高温泉

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新穂高ロープウェイ

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まとめ

  • 雪景色

アルプスを目の前に望む奥飛騨。湯量豊富な温泉街が5か所あり、ゆっくりと温泉巡りを楽しむのもおすすめです。また雄大な自然に囲まれた奥飛騨では、季節ごとに別々の表情を見せる山の風景も見どころ。

そんな奥飛騨エリアは豪雪地帯であり、冬の寒さはとても厳しいですが、雪国ならではの、冬だから見える風景・景色・イベントを堪能できます。是非冬の奥飛騨に一度訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 雪景色(夜)

この記事で紹介されたスポットの地図

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※この記事は2012年2月16日の取材に基づき公開した情報です。
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トラベルライター
自由きままな国内旅行

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