日本を代表する神社である「明治神宮」。神宮の森を含む敷地は70万㎡と広大で、東京のど真ん中にあるとは思えないほど自然豊か。都民の憩いの場となっています。そんな有名な明治神宮ですが、実はどんな場所でどんな見所があるのか、知らない方も多いのでは?今回は、実はこんなにあったんだ!という明治神宮の見どころを5つご紹介いたします。
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①3つある参道の内、ぜひ通って欲しいのはココ/南参道
明治神宮には3つの参道がありますが、行くならば是非原宿からの南参道コースをオススメいたします。南参道の長さは約1キロ弱もあり、なかなか拝殿にはたどり着きませんが、原宿駅からすぐの場所にあるので、初めての方にも分かりやすいと思います。また、南参道にはぜひ見てほしい場所があるんです♪
酒樽、ワイン樽!SNS映えの場所としても有名!
南参道のオススメスポットはこちらの酒樽とワイン樽です。明治神宮もの規模となると酒樽の数も日本最大級を誇り、ずらっと並ぶ姿に圧倒されてしまします。日本各地の日本酒メーカーや酒造家から奉献された酒樽の数はなんと216個もあるそうです。
酒樽の正面には、日本でも珍しいワイン樽が置いてあります。フランスはブルゴーニュ地方の醸造元から届けられたものだとか。なぜ、ワインなのかというと明治天皇がワインがお好きだったから、という背景があるそうです。この、酒樽とワイン樽の場所はSNS映えの場所としても人気が高いです♪
参道の玉砂利は外国人の方には不思議な物!?
神社の参道によくある「玉砂利」ですが、外国人観光客にとってはとても不思議なものなんだそうです。何故、歩きにくい玉砂利をわざわざ敷きつめるのか?邪魔ではないのか?という風に思ってしまうのだとか。玉砂利にはちゃんと意味があって、この上を歩くと心が浄化される、清浄さを保つ、という理由があるのですよ。
②木造の鳥居で日本一の大きさ/大鳥居
南参道から入ると本殿までは鳥居を3つくぐる事になりますが、2つ目の大鳥居は実は木造の鳥居で日本一の大きさなのだそう。実はこの鳥居の木は、台湾から寄贈された檜です。その樹齢はなんと1500年!この大きさの檜を運ぶのはさぞ大変だったと思いますが、台湾の人々の協力によって、無事に日本に運ばれました。
ちなみに、鳥居はくぐっていくたびに、心が浄化されると言われています。南参道から行った場合、3回も鳥居をくぐりますので拝殿に着く頃には、心がキレイになっている事間違いなしですね!鳥居の真ん中は神様の通り道ですので、鳥居をくぐる際は端を歩くようにしましょう。
③待ち受けにすると良いことあるかも/清正の井戸
この「清正の井戸」が実は明治神宮の一番のパワースポットと言われているんです。一年中絶える事なく湧き出る清水が、とても癒し効果があります。ここの場所がパワースポットと呼ばれる所以は、富士山と皇居を結ぶ「龍脈」(※風水で、気の流れる地下のルートの事)であるとされる為で、この井戸はその風水の力が吹き出している場所、という事なのだそうです。
たしかに、この井戸を見ていると力がみなぎってくる・・・ような!?ちなみに雨の日や夕方以降は、人の邪念が溜まっていて悪い気をもらいやすくなるそうです!できれば、晴れた午前中に行くのがベストです!
④夫婦円満&恋愛成就を願うならココ/夫婦楠(めおとくす)
拝殿の左手前にある、2本のご神木が「夫婦楠(めおとくす)」です。夫婦、恋人との絆を深めたい人や、良縁を願う人はここでお参りをすると効果的だと言われています。たしかに、楠が二本寄り添っている姿はまるで仲の良い夫婦のようですよね。こちらのご神木は、神様の依り代となる木ですので、触るのはNGですよ。
⑤明治神宮独自のおみくじ/大御心(おおみごころ)
明治神宮のおみくじは吉凶がなく、「大御心(おおみごころ)」という別名で呼ばれています。明治神宮のかつての総代が戦後に、何か独自のおみくじはないかと考えて出来たのが「大御心」です。大御心には明治天皇の御製と昭憲皇太子の御歌より、それぞれ15首ずつ合計30首の中から1つ書いてあります。白い紙が明治天皇の御製、黄色い紙が昭憲天皇の御歌なのだそうです。これをカバンの中やお財布に入れておくとお守り代わりになるんですよ。
最後に
毎年初詣で300万人が参拝に来るという明治神宮。初詣の参拝数は、もちろんナンバーワンです。初詣の時期に関わらず、国内外から大勢の観光客が訪れる場所でもあります。参拝に行く際は、マナーを守ってみなさんが気持ちよく過ごせるよう心がけましょう!
- 明治神宮
- 原宿・表参道・青山 / 神社 / パワースポット
- 住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1地図で見る
- 電話:03-3379-5511
- Web:http://www.meijijingu.or.jp/