写真：Rimi青山・表参道は1970年以降、若者文化や流行の発信地として活気を帯び、現在も高級ブランド店、おしゃれなレストランやカフェが立ち並ぶ街です。最近は海外からの観光客や、修学旅行生が必ず訪れるといっても過言ではないでしょう。そんな流行の発信地で、長年に渡り日本人だけでなく、在日外国人からも絶大な人気を誇るミシュラン一つ星フレンチレストラン「LAUBURU」（ローブリュー）と、環地中海料理を提供している「CICADA」（シカダ）を紹介します。
この記事の目次表示
豚肉料理メインのフレンチ「LAUBURU（ローブリュー）」
写真：Rimi入口看板
- 写真：Rimi入口
2002年3月、フランスで5年間修行をしたシェフが、フランス滞在中に訪れたバスク地方の料理に惚れ込み、豚肉料理メインのフレンチレストランを開店しました。
2011年版ミシュランガイドで一つ星を獲得してから、7年連続で受賞しているお店。安定した美味しさは、日本在住のフランス人をはじめ、海外からも多くの人が訪れます。
フランスの食堂のような雰囲気の店内
- 写真：Rimi
- 写真：Rimiバーカウンターと提灯
店内に足を踏み入れると、そこはまさしくフランスの食堂の雰囲気。清潔感溢れるリネンのテーブルクロスは、オーナーのセンスの良さが伺えます。またフレンチレストランには珍しい、三社祭の提灯などのインテリアは、お祭り好きなオーナーならでは。
- 写真：Rimiメニュー
前菜、メイン、デザートは、黒板にフランス語と日本語で書かれたメニューから選びます。わからないメニューは内容を尋ねてみましょう。フロアでサーブするオーナーシェフの奥様が、親切丁寧に説明してくれます。
ワインも充実！
- 写真：Rimiワインなど
- 写真：Rimiお通しのオリーブとパルミエ
一皿一皿はたっぷりのボリューム！シェアして頂くのも良いでしょう。オーダー時にシェアをする旨を伝えると、1人ずつに取り分けてサーブしてくれます。
またワインも充実しているので、食事に合うワインを相談してみるのも。お通しで出される、オリーブと特製パルミエも美味です。パルミエは、パイ生地に豚の内臓周りの脂を練り込んで焼いたローブリューのオリジナル！お通しにも手を抜かない、シェフの職人気質が出る一品です。
おすすめの前菜
前菜では、生マッシュルームのサラダ、レンズ豆のサラダ、田舎風パテがおすすめ。また口の中で甘さが広がる温製ポロネギのサラダや、濃厚な魚のスープも外せない一品です。
2月末ごろからは季節限定で、シェフの手作り生ハムが頂けます。生ハム目当てに訪れる人も多く、なくなり次第終了なので、食べてみたい方は電話で確認してみましょう。
- 写真：Rimi温製ポロネギのサラダ
- 写真：Rimiマッシュルームのサラダとパテ
- 写真：Rimi魚のスープ
- 写真：Rimi季節限定生牡蠣
メインの豚料理
メインは外国人に人気の、口の中でとろけてしまいそうな、なめらかなマッシュポテトの上にドンとのっている豚の内臓のソーセージや、骨付ロースのグリエ。炭火でじっくり焼きあげ、美味しさを引き出しています。
またボリュームたっぷりなカスレ（豚肉と白インゲン豆の煮込み）、仔豚の詰め物等も人気の一品です。豚肉料理以外にも鮮魚の炭火焼きや、仕入れによりムール貝の白ワイン蒸しなども頂けます。ムール貝の白ワイン蒸しは、パンを一緒にオーダーして、旨味が凝縮したスープにつけて食べるのをお忘れなく。
- 写真：Rimi豚内臓のソーセージ
- 写真：Rimi炭火で焼くソーセージ
- 写真：Rimi豚肉のパイ詰め、インゲンサラダ、マッシュポテト
- 写真：Rimi骨付豚ロースの炭火焼,季節の野菜、ワイルドライス
- 写真：Rimiカスレ
- 写真：Rimi仔豚の詰物、季節の野菜、ワイルドライス
- 写真：Rimiムール貝の白ワイン煮
絶品デザート
最後のお楽しみはデザート。大人気のクレーム・ブリュレは、サイズも大きく食べ応えがあり、表面はカリカリで中はしっとり。口いっぱいに広がるバニラの香りは、いくらでも頂ける美味しさです。
その他にはガトーバスクや、ヌガーグラッセなど、フレンチレストランならではのデザートが頂けます。また、デザートと一緒に食後酒も頼んでみましょう。至福の時を過ごせる事間違いなしです。
- 写真：Rimiクレームブリュレ
- 写真：Rimiヌガーグラッセ
- 写真：Rimiシャーベット
さすが7年連続のミシュラン受賞店だけあり、全てのお料理に手抜きがなく完璧で、また食べたくなる一皿ばかりです。堅苦しいイメージがあるフレンチレストランですが、気取らず居心地の良い雰囲気には、シェフと奥様の人柄が現れています。
- ローブリュー
- 原宿・表参道・青山 / 洋食・西洋料理
- 住所：東京都港区南青山6-8-18地図で見る
- 電話：03-3498-1314
- Web：http://lauburu.jp/
環地中海料理がメインの「CICADA(シカダ)」
2003年南麻布で生まれた、本格的な環地中海料理のレストラン。2012年に南青山に移転、再オープンしました。
ヨーロッパのリゾートのような雰囲気の店内
- 写真：Rimi入口看板
敷地内に入ると、右手はパン屋さんのbreadworks、左手はオープンカフェのcrisscross、そして正面奥がCICADAになります。
- 写真：Rimi入口
お店に一歩入ると、そこは開放的なピロティ（柱のみで壁がない空間のこと）。バーでは、在日外国人達がお酒を飲みながら談笑している姿が良く見られます。お洒落なヨーロッパのバーに迷い込んでしまった様なエントランスです。
- 写真：Rimiテラス席
座席のタイプは様々で、ガーデン風のテラス席、ガーデンを見渡せるカウンター席、都会にありながら高級リゾートを感じさせるプールサイドのソファー席やボックスシート席、6～8名用の個室、ワインバーなど、用途や好みに応じて選べます。
珍しいワインも充実
CICADAはモロッコ、スペイン、ギリシャ、イタリア、トルコ料理等をミックスした環地中海料理がメイン。
料理に合うワイン、シャンパン、スパークリングなども充実しています。フランスやスペイン、イタリア産はもちろんのこと、他では中々飲めないギリシャやレバノン産のワイン等も頂けます。
メニューには、日本ではまだ馴染みのないワインが載っているので、お店の人に聞いてみましょう。とてもわかりやすく親切に対応してくれます。
- 写真：Rimiスパークリングも種類が豊富
- 写真：Rimiメニュー
おすすめ前菜
タパスタイプで一皿が少なめなので、少人数でも色々なお料理を楽しめます。
まず最初はハムス。これは外せない一品です！ひよこ豆のディップにつけて頂く薄いパンは、焼きたてで止まらない美味しさ。これだけでワインがすすんでしまいます。ディップが余っていれば、パンを追加できます。
生ハムも種類が多く、プロシュート、ハモン、イベリコ チョリソー等、どれをオーダーするか迷ってしまいます。
- 写真：Rimiひよこ豆のディップ ハムス
エキゾチックなメイン
ナスのムサカやクスクスと一緒に頂く、ちょっとスパイシーなタジンは、とてもエキゾチックな味わいです。プロシュートとハーブを詰めたカラマリのロースト、チキンやラムの串焼きなどは、人数分に串の数を増やす事も出来ます。
また、大きなホタテのローストがのったクリーミーなリゾットは、お腹を満たしてくれる一品です。
- 写真：Rimiカラマリのロースト
- 写真：Rimiラムの串焼き
- 写真：Rimiムール貝の白ワイン蒸し
- 写真：Rimiシーフードのフリッター
- 写真：Rimiホタテのローストとリゾット
チーズも地中海風
チーズのメニューで珍しいのは、パルミジャーノとベーコンで巻いたデーツのローストです。パルミジャーノとデーツの絶妙なバランスに感動しますよ。また生ハム、イチジクと一緒に頂く水牛のモッツァレラもおすすめです。
- 写真：Rimiパルミジャーノとベーコンで巻いたデーツのロースト
- 写真：Rimi水牛のモッツァレラ
種類豊富なデザート
デザートはティラミス、ピスタチオのクレームブリュレ、チョコレートケーキやジェラート、ソルベ等たくさんあり、迷ってしまいます。数種類のデザートがのっているデザートの盛合せは数人でシェアでき、お誕生日のメッセージも入れてもらえるので、事前に予約しましょう。
- 写真：Rimiデザート盛り合わせ
雰囲気、味、サービス全てが揃っているCICADAは、女子会やデートにはもちろん、旅先で一人で飲むお店としてもおすすめです。
