ハワイを代表するコーヒーであるコナコーヒーは、ハワイ島コナ地区のたくさんの農園で栽培されています。今回はその中でも訪れやすいコーヒー農園、グリーンウェル・ファームをご紹介します。
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レンタカーで気軽に行ってみよう!!
コナ国際空港から南へ車で約30分、ママラホア・ハイウェイ沿いにグリーンウェル・ファームの入り口があります。濃い緑色とコーヒーポットの絵が目印です。矢印に従い細い坂道を下っていくと、すぐに視界が開け、駐車場があります。主要道路沿いにあるので、最初に位置を確認しておけば迷うことはありません。
ツアーに参加してみよう!
こちらでは毎日45分ほどの農園ツアーが開催されています。9:00から16:00までの間に、30分から1時間おきに12回行われます。基本的に英語のガイドですが、日本語のガイドツアーも10:00、11:30、13:00開始で一日3回行われます。
タイミングが合わず日本語ツアーに参加できなくても、日本語で書かれたツアーの概要シートを渡されるので、英語ツアーでも十分に楽しめます。
ガイドさんは広い農園をゆっくり案内してくれます。樹齢100年を超えるコーヒーの木があったり、実際にコーヒーの実がなっているところを見ることができます。5月ごろは緑色のコーヒーの実を、9月から10月ごろには赤く熟した実を見ることができます。訪れる季節によって見られるものが違うので、何回来ても楽しめます。
種から木、実がなっていく過程と、収穫してからどのようにして茶色いコーヒー豆になっていくのかを、順を追って知ることができます。一つ一つ丁寧に手摘みで収穫されていることや、独自の乾燥方法、どのくらいの時間がかけられてつくられているのかを知っていくと、コーヒーがより美味しく感じられそうです。
お気に入りのコーヒーを見つけよう!!
ツアーを終えたらコーヒーの試飲をしてみましょう。飲み比べてみると、豆の種類や処理の違い、焙煎の仕方によって味が異なるのがわかります。違いがわかるとコーヒーがもっと面白くなりますので、ぜひお気に入りの味を見つけてください。
また、試食用のハチミツがあったら、砂糖代わりにコーヒーに入れて飲んでみてください。ハワイ育ちのハチミツとコーヒーの相性はバツグン。普段コーヒーをブラックで飲む人でも楽しめますよ。
コーヒー豆は軽いうえに、日持ちもするのでお土産にも最適。8オンス(約227グラム)で16ドル(約1,712円)くらいが基準ですが、豆のグレードや量、種類によってさまざまなものがあります。ほかにも、コーヒー豆をチョコレートコーティングしたお菓子やグッズなども販売しています。
コナコーヒーは世界的にも人気があり希少価値の高い豆なので、コーヒー好きな方へお土産にするときっと喜ばれます。
コーヒーのほかにも魅力がたくさん!
農園内はコーヒーの木のほかに、オレンジやアボカド、ライチの木などたくさんの果樹が植えられています。ライチの実がなっている季節には、ツアーガイドさんが「美味しいわよ、食べてみて」と、ライチの実をその場で配って食べさせてくれました。
そんな美味しい果実に引き寄せられてか、生き物もたくさん住み着いています。筆者が訪れた際は、ショップ近くのオレンジの木にはカメレオンがいました。写真はそれぞれオスとメスのカメレオンです。擬態しているのでわかりにくいかもしれませんが、訪れた際にはぜひ探してみてくださいね。日本ではなかなか見られない植物や生き物を、近くでじっくり観察できるのも魅力です。
- グリーンウェル ファーム
- ハワイ島 / コーヒー農園 / コーヒー
- 住所:81-6581 Mamalahoa Hwy, Kealakekua, HI 96750地図で見る
- 電話:(808) 323-2275
- Web:http://www.greenwellfarms.com/