2007年度、環境省の冬期全国星空継続観察によって、日本一星空が見やすい場所に選ばれた「ひろのまきば天文台」。牧場のなかに立つ360°見渡せる天文台からは、キラキラと光りかがやく満天の星空が存分に楽しめますよ♪ ここではひろのまきば天文台の見どころや、周辺の観光スポットをご紹介します。
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ひろのまきば天文台とは?
「ひろのまきば天文台」とは、岩手県洋野町にある天体観測施設。複合施設の「おおのキャンパス」内にあり、360°視界が開けたとっても見晴らしのよい場所にあります。
2007年度には、環境省が主催する冬期全国星空継続観察によって、「日本一の星空観察適地」にも選ばれました。
施設内には北東北最大級の「反射式望遠鏡」のほか、「太陽望遠鏡」などの観測機材があり、昼夜をとわず観測が楽しめます。子どもだけでなく大人もワクワクする天文台へ、早速訪ねてみましょう。
ひろのまきば天文台の魅力を満喫しよう!
屋外観察スポット
ひろのまきば天文台は、周辺360°牧場。訪れた日(2017年1月)には雪が積もり、真っ白な美しい景色が広がっていましたが、春から夏ごろには牧場の牛たちが放牧され、ほのぼのする風景が見られるそうですよ。
昼間はほのぼの風景が広がる屋外観察スポットは、夜にはあっと驚く満天の星空に変身します。あたりを牧場に囲まれ、街明かりなどに邪魔されない「ひろのまきば天文台」ならではの、日本一の星空をぜひ一度みてみましょう。
天体観測室
天文台施設の見どころ、天体観測室でもっと大きく星空をみてみましょう。北東北最大級の反射式望遠鏡でのぞくと、火星・木星・土星などの惑星や、星団・星雲・銀河などの星の集まりをみることができますよ。望遠鏡や円形ドームがうごく様子もかっこよく、必見です。
天体観測は夜のイメージがありますが、昼間でも月や金星、一等星などの明るい星、そして太陽までもみることができるんです。条件がよければ、太陽表面の黒点やフレアもみられるそうですよ。
天文台のスタッフに解説してもらいながら観測できるので、星のふしぎをより間近で感じられますね。
天体イベント
天文台の屋内には、さまざまな望遠鏡や天体模型が置かれ、宇宙のふしぎを紹介した展示イベントや星の写真展など、さまざまなイベントが催されています。どれも普段はなかなか見られない貴重なものばかり。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
簡易プラネタリウム
こちらはくもり空や雨の日、また昼間だけ訪れた方も、夜の天体観測が楽しめる「簡易プラネタリウム」。実際に訪れた日の夜空を想定し、天文台スタッフの解説を聞きながら天体観測を楽しめます。
ときどき流星がながれたりして、本物をみているようなトキメキがありますよ♪
- ひろのまきば天文台
- 洋野町(九戸郡) / 子供が喜ぶ / 雨の日観光
- 住所:岩手県九戸郡洋野町大野66-8-142 おおのキャンパス内地図で見る
- 電話:0194-77-3377
- Web:http://www.ohnocampus.jp/tenmondai/
周辺の観光スポットにも立ち寄ってみよう!
おおの健康の湯
天体観測を楽しんだあとは、おおのキャンパス内にある「おおの健康の湯」でぜひ身体をあたためて。大きなガラス窓がある浴室からは、大野の美しい風景がみえ、身も心もリフレッシュできますよ。
- 入浴料(2017年2月現在):大人410円、小人210円、幼児無料
- おおの健康の湯
- 洋野町(九戸郡) / 日帰り温泉
- 住所:岩手県九戸郡洋野町大野58-12-30 おおのキャンパス内地図で見る
- 電話:0194-77-2717
- Web:http://www.ohnocampus.jp/index.html
道の駅おおの
同じくおおのキャンパス内にある「道の駅おおの」は、地元でとれた野菜や加工品などの特産物を購入したり、名物料理が食べられる休憩スポット。
おすすめは名物「赤鶏ラーメン」。味噌ベースの味わい深いラーメンが食べられますよ。
- 道の駅おおの
- 洋野町(九戸郡) / 道の駅・サービスエリア / ご当地グルメ・名物料理 / おみやげ屋
- 住所:岩手県九戸郡洋野町大野58-12-30 おおのキャンパス内地図で見る
- Web:https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/145