北の海に並んで浮かぶ2つの島「利尻島」、「礼文島」。“山の利尻島”、“花の礼文島”と呼ばれ、それぞれ違った表情を楽しむ事ができます。トレッキングツアーやシーカヤック体験、利尻山への登山など、自然と触れ合う体験ができるのも島の魅力です。2つの島はともに絶景の宝庫です!自分だけの絶景スポットを探しに、利尻・礼文へ旅してはいかがでしょうか。
この記事の目次表示
●花の島「礼文島」
南北に29kmの縦長の島は、海抜0mから高山植物が鑑賞できる花の島です。レンタカーを活用すれば、3~4時間ほどで島内観光を楽しめます。また、島内には数多くのトレッキングコースもあり、時間に余裕があればゆっくりと礼文固有の花を探しながらハイキングを楽しむのもいいでしょう。標高が410mの丘陵地形の島では、緑いっぱいの丘の景色も島を訪れた人の目を楽しませてくれます。
岬からの眺望も礼文島の魅力
島内にある数々の岬からの景色も、礼文島ならではの景色です。最北の岬であるスコトン岬からは快晴時には遠くサハリンを望むこともできます。また時には目の前の海でアザラシと遭遇することもあります。
おすすめは澄海岬(すかいみさき)からの景色。目の前の湾の青さと丘の緑とのコントラストは、まさしく絶景と言えるでしょう。
- 礼文島
- 礼文町(礼文郡) / 島・離島 / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 花畑(8月) / 花畑(9月) / ハイキング
- 住所:礼文島地図で見る
- 電話:0163-86-1001
- Web:http://www.rebun-island.jp/
●山の島「利尻島」
標高1,721mの利尻山を主峰とする円形の島です。海上から望む利尻島は北の海に忽然と表れた、まるで富士山のよう。北海の孤島は登山者の憧れの山としても親しまれています。
直径63kmの島では、島内のどこからでも利尻山を眺める事ができ、見る方角によって様々な表情を楽しむ事ができます。夜にみられる満天の星空や、豊富に湧き出る湧き水も利尻島の大きな魅力です。
湖沼越しの眺望も見事な利尻山
島内には多くの湖や沼が点在しており、湖沼から眺める利尻山も旅人が楽しむ事ができる絶景の一つ。湖沼越しの利尻山は、海や海岸から眺める利尻山とはまた違った美しさです。
湖面に写った利尻山や湿原に咲く花と一緒に楽しむ利尻山など、自然がおりなす多彩な光景も、島を訪れた素敵な思い出となるでしょう。
- 利尻島
- 利尻・礼文 / 島・離島
- 住所:利尻島地図で見る
- Web:http://www.town.rishiri.hokkaido.jp/kankou-annai/
●島へのアクセスと島内での交通手段
島へのアクセス
島へは稚内フェリーターミナルからハートランドフェリーを利用するのが基本アクセスです。季節によって運行時間・便数が異なりますが、1日に2~4便運航されています。利尻~礼文間の航路もありますので、稚内を起点に一度に両島を巡ることも可能です。
稚内~礼文は約1時間55分(59km)、稚内~利尻は約1時間40分(52km)、礼文~利尻は約40分(19km)の船旅です。
船上からは利尻・礼文の他、稚内の街並みや氷河期に形成されたといわれる宗谷丘陵の景色も楽しめます。船内は設備も充実していますので、思い思いにゆっくりとした船旅を楽しめます。
島でのアクセス
両島とも路線バスが運行していますが、便数が限られているので時間にゆとりをもったプランニングが必要です。島料金なので利用料金は割高ですが、レンタカーを利用すると自分にあった旅のプランをつくれるでしょう。
ひとつの島に長期滞在するのであれば、稚内から車ごとフェリーに乗船するのもひとつの手段です。タクシーやレンタサイクルもありますので、目的やプランに合わせて活用しましょう。
●最後に
利尻島・礼文島ともに多くの自然に囲まれた魅力溢れる絶景スポットです。島固有の花を探したり、北海の海に浮かぶ孤島の風景を写真に収めたり、楽しみはつきません。
空や海の青に丘や山の緑、色とりどりの花など島ならではの景色や色を探しに、自分だけの絶景スポットを求めて利尻島・礼文島を訪れてみてはいかがでしょうか。