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その4:演示実験
千葉県立現代産業科学館では、講師による実験を通して、科学の現象やその不思議さを紹介しています。ここでは、いくつかある実験の中から2つを紹介します。目の前で繰り広げられる実験に、目が釘付けになってしまうでしょう!
なお、実験の内容は曜日や時間帯によって異なりますが、上演内容やスケジュールはウェブサイトで確認することができます。
見どころ1:実験カウンター
1階「先端技術への招待」フロアにある実験カウンターは、一見するとお洒落なバーカウンターのような雰囲気があります。
この実験カウンターでは、主に形状記憶合金や衝撃吸収ゲルなどといった新素材を用いて、その機能を試す実験を行います。実験の所要時間は15分程度ですが、目の前で起こる現象や講師の解説が興味深く、とても面白い内容です。
見どころ2:放電実験
1階「創造の広場」フロアにある放電実験室は、12万ボルトの電流の放電や、雷の再現実験などを行う、館内で多くの人気を得ている展示スポットです。広い実験室には、「たいへん大きな音がします」「小さなお子様や妊娠中の方、ペースメーカーをお使いの方がご遠慮ください」「実験開始後の途中入退室はできません」などの注意書きが貼られ、初めて観察する方はドキドキするでしょう!
所要時間約10分の実験では、放電された電気が沿面をどのように流れるのか観察する「沿面放電」や、約100万ボルトの電流を放電して雷を再現する「雷放電」など、3つの放電現象が実演されます。普段目に見えない電気を見ることができるだけでなく、放電によって発生する大きな音も聞くことができるなど、貴重で興味深い体験ができる演示実験です。
その5:科学情報コーナー、図書室
館内入口から入ってすぐに見える「科学情報コーナー」では、宇宙飛行や、国際宇宙ステーション長期滞在を成し遂げた金井宇宙飛行士による宇宙実験の様子など、宇宙に関する情報を紹介しています。
さらにその奥には図書館があり、科学技術や産業技術についてや、千葉県の産業について書かれた資料が置かれています。子供向けの書籍や雑誌もあり、特に子供向けの科学専門誌は一般書店や図書館では見かけることが少ないので貴重です。なお、図書館は、入館すれば誰でも利用することができます。
その6:休憩・食事スペース
千葉県立現代産業科学館では、入口を入った展示エリア内での飲食が禁止されていますが、エントランスホールや休憩コーナーでは可能です。
エントランスホールにある休憩スペースは「創造の広場」エリアの隣にあります。また、建物の入口を入ってすぐ左にある休憩コーナーは奥行きの広い部屋になっていて、ガラス張りの室内では、建物の外に広がる緑豊かな敷地を眺めながらのんびりと過ごすことができます。休憩コーナーにはジュースの販売機があるほか、日曜日など特定の日に営業しているミュージアム・ショップがあります。
なお、館内には食べ物の販売がありませんが、近隣にショッピングセンターやレストランなどがあります。
- 千葉県立現代産業科学館
- 市川市 / 雨の日観光 / 博物館
- 住所:千葉県市川市鬼高1−1−3地図で見る
- 電話:047-379-2000
- Web:http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/index.html
おまけ:隣にある「ニッケコルトンプラザ」も要チェック!
休憩や食事におすすめ!
千葉県立現代産業科学館のすぐ隣には、「ニッケコルトンプラザ」というショップングセンターがあります。
ニッケコルトンプラザには喫茶店やレストランが多く入っており、千葉県立現代産業科学館を訪れた後の休憩や食事におすすめの場所です。ショッピングエリアや映画館「TOHOシネマズ」もありますので、休日一日の計画をたてるのにも便利です。
科学館もニッケコルトンプラザもすべて室内なので、雨など悪天候の日のお出かけスポットとしても最適ですね。
「房の駅」で、千葉のお土産をゲット!
ニッケコルトンプラザには、千葉県の様々な名産品が揃う「房の駅」というお店があります。広い店内には、ご当地お菓子にとどまらず、惣菜や冷凍食品、新鮮野菜なども揃っています。千葉県立現代産業科学館を訪れた際に、ここ房の駅で地元市川市や千葉県名物のお土産を買って帰るのもいいですね。
- ニッケコルトンプラザ
- 市川市 / ショッピングモール・デパート
- 住所:千葉県市川市鬼高1丁目1番1号地図で見る
- 電話:047-378-3551
- Web:https://www.nikke-cp.gr.jp/