2021年現在、ミャンマーの社会情勢については日本でも盛んに報道されており、多くの人が関心を寄せているかと思います。今回はそれに関連して、利益を全てミャンマーに寄付するという、東京・池袋のレストラン「Spring Revolution」をご紹介します!
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「Spring Revolution Restaurant」とは?
「Spring Revolution Restaurant(スプリング レボリューション レストラン、春の革命)」という店名は、2021年春にミャンマーで起こった軍事クーデターに抵抗する市民運動の呼称「Spring Revolution」から名づけられました。
日本で暮らすミャンマーの人々がボランティアでお店を運営し、利益はすべてミャンマー支援のために充てられるとのことです。
筆者はランチタイムに訪れたのですが、コロナ禍においても在日ミャンマー人や日本人で盛況でした!(消毒・検温や、ビュッフェの料理を取る際にはビニール手袋を着用するなど、コロナ対策を実施しています。)
Spring Revolution Restaurantの料理
ランチタイムは45分のビュッフェ(バイキング)で、一人1,000円。東京都心での食べ放題にしては、かなりお手頃な価格ですね!
提供される料理の内容は日によって変わるようですが、サラダやチャーハン、モヒンガー(ナマズの出汁でつくったスープに米で出来た麺を入れたミャンマーの麺料理)、ミャンマースイーツなど種類は豊富です。提供されている料理は、リトルヤンゴン(高田馬場一帯をこう呼びます)で軒を連ねるミャンマー料理屋に比べると、もっと庶民的な印象でした。
料理の写真を見るとミャンマー料理は辛そう!と思う人もいるかもしれませんが、辛くない料理もあります!日本人でも食べやすい料理は多いですよ。
ミャンマー料理に初めてトライする人も、ミャンマー料理好きな人も、機会があればぜひ行ってみてください!そもそものコンセプトは政治的なものですが、ほとんどの人にとってはミャンマー料理を気軽に楽しむレストランとなっています。
Spring Revolution Restaurantの内装
Spring Revolution Restaurantは20人以上入りそうな広さ。壁にはミャンマーへの応援メッセージがたくさん貼られていて、料理を楽しんでいる間も、このお店のコンセプトをしっかりと認識させてくれます。
入り口付近では、バッグや名産品である翡翠のブレスレットなど、ミャンマーの商品をいろいろと販売しているため、欲しいものがあれば購入してみるのもいいと思います!
Spring Revolution Restaurantへのアクセス
Spring Revolution Restaurantへは池袋駅西口から徒歩数分と、アクセスはかなり良いです!第7三宅ビルという、飲食店が複数入居しているビルの3階にあります。
池袋は割とゴミゴミしているので見つけるまで少々時間がかかるかもしれませんが、1Fに博多豚骨ラーメンのお店が入っているビルを探しましょう!階段もありますが、エレベーターで3階まで上がる方がスムーズです。
- スプリング レボリューション レストラン
- 池袋 / ミャンマー料理
- 住所:東京都 豊島区 西池袋 1-20-4 第7三宅ビル 3F地図で見る
- 電話:080-2035-0948
- Web:https://springrevolutions.com/restaurant/
この記事を書いたトラベルライターから一言
筆者は以前記事にも書いた通り、ミャンマーを1週間ほど旅したことがあり、ミャンマーの素晴らしさにたくさん触れました。「アジア最後のフロンティア」とも呼ばれるミャンマーの今後が楽しみでした。
2020年から海外への渡航が制限されて久しく、異文化に触れたり、異国の料理を味わう機会が減ってしまった人は、筆者含め非常に多いと思います。せめて、身近なエスニック料理屋で料理を楽しみたいですよね!
また自由に海外渡航ができるようになったら、平和なミャンマーを訪れたいもの。それまでは、東京・池袋のSpring Revolution Restaurantでミャンマー料理に舌鼓を打ちつつ、ミャンマーに想いを馳せてみるのもオススメです!(ある通訳案内士)