加賀市

【石川県】無料で体の内外からリフレッシュ♪加賀3湯飲泉&足湯巡り

取材・写真・文:

トラベルライター

2020年12月25日更新

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写真:トラベルライター

石川県にある「加賀3湯(山中温泉・山代温泉・片山津温泉)」は、各温泉間の移動時間が車で約15分と短く、1日あれば各温泉地を巡ることが可能です。また、飲泉所(温泉を飲むところ)や足湯を無料で利用することができ、誰でも気軽に温泉を楽しめます。各温泉の違いを感じながら、体の内外からリフレッシュしてみませんか?

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山中温泉ってどんな温泉?

  • 写真:トラベルライター「あやとりはし」で写真を撮る女性が多数!

山中温泉は、環境省・観光庁後援の「うるおい日本プロジェクト」が主催する温泉総選挙2016の女子旅部門で第2位に選ばれた、今注目の温泉地。温泉街も充実しており、イマドキ女子が好きそうな見どころや美味しいスイーツが数多くあります。

例えば、「あやとりはし」は大自然に映える赤紫と湾曲した独特の形が特徴的な橋で、山中温泉で人気のフォトスポットです。その他にもフォトジェニックな写真が撮れること間違いなし♪

泉質は、カルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)です。

そんな山中温泉の飲泉所と足湯を紹介していきます。

あやとりはし
加賀市 / 観光名所 / インスタ映え
住所:石川県加賀市山中温泉河鹿町ホ地図で見る
山中温泉
加賀市 / 町・ストリート / 観光名所 / 温泉地 / ツーリング
住所:石川県加賀市山中温泉東町地図で見る
電話:0761-78-0330(山中温泉観光協会・山中温泉旅館協同組合)
Web:https://www.yamanaka-spa.or.jp/

飲泉処(いんせんどころ)~菊の露~

  • 写真:トラベルライター飲泉の効果だけでなく、ご利益もありそうな「飲泉処 菊の露」

山中温泉の飲泉所には「ゆかたべ地蔵」というお地蔵様が祀られています。山中温泉の源泉を飲泉してみると、ゆで卵を作った後のお湯に似た味がします。温泉を飲むことによる適応症は、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、痛風とされています。

山中温泉 菊の露(飲泉処)
加賀市 / その他温浴施設
住所:石川県加賀市山中温泉湯の出町レ1地図で見る
山中温泉 総湯 菊の湯
加賀市 / 日帰り温泉
住所:石川県加賀市山中温泉湯の出町レ11地図で見る
電話:0761-78-4026

芦湯(あしゆ)・飲泉処~笠の露~

  • 写真:トラベルライター飲泉も可能な「芦湯・飲泉処 笠の露」

山中温泉の足湯は大理石が印象的で、足湯の一部が飲泉所になっており、こちらでも飲泉可能です。足湯による適応症は、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病等で、脳卒中や傷に効き、肌の蘇生効果のある温泉です。また源泉温度が高く、足裏を底につけるのは厳しい熱さです。

山中温泉 笠の露(芦湯・飲泉処)
加賀市 / 足湯・手湯
住所:石川県加賀市山中温泉湯の出町地図で見る
電話:0761-78-0330

山代温泉ってどんな温泉?

  • 写真:トラベルライター山代温泉街のシンボルである「山代温泉 古総湯」

山代温泉は、一羽の烏が水たまりで羽の傷を癒しているところを、「行基」が発見したことにより始まった温泉です。その烏は、3本の足を持つ「八咫烏(やたがらす)」だと伝承されています。

また、温泉愛溢れる気さくな方々が多いのも特徴の一つです。観光ボランティアの方や「古総湯」で従事されている方が観光客に、温泉や足湯の入り方等を親切に説明してくれます。分からないことがあれば気軽に聞いてみましょう♪

泉質は、ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)です。

そんな山代温泉の飲泉所と足湯は次の通りです。

山代温泉
加賀市 / 観光名所 / 温泉地 / ツーリング
住所:石川県加賀市山代温泉地図で見る
電話:0761-77-1144(山代温泉観光協会)
Web:http://www.yamashiro-spa.or.jp/

山代温泉~源泉・足湯~

山代温泉の足湯は飲泉所が同じ場所にあります。

  • 写真:トラベルライター山代温泉が発見されるきっかけとなった「八咫烏」の像が!

飲泉をする場合は、飛び石を渡り「八咫烏(やたがらす)像」まで行き源泉を飲みます。源泉は山中温泉と同じような味で且つ薄いです。温泉を飲むことによる適応症は、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、痛風とされています。

足湯は飛び石の周りが温泉になっているので、両脇の長椅子に座って浸かります。足湯による適応症は、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病等で、脳卒中や傷に効き、肌の蘇生効果、保湿効果のある温泉です。また湯冷めしにくいのも特徴です。

山代温泉 源泉 足湯
加賀市 / 足湯・手湯
住所:石川県加賀市山代温泉18-121甲地図で見る
電話:0761-77-1144

片山津温泉ってどんな温泉?

  • 写真:トラベルライター2階にはカフェもある「片山津温泉 総湯」

片山津温泉は、「柴山潟」を臨む位置にある温泉です。特に夕陽が沈む「柴山潟」に心を奪われます。また、「片山津温泉・総湯」は全面ガラス張りの近代美術館のような面立ちで、その公衆浴場らしからぬ佇まいに思わず見とれてしまいます。

泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性・中性・高温泉)です。

そんな片山津温泉の飲泉所と足湯は下記の通りです。

片山津温泉 総湯
加賀市 / 日帰り温泉
住所:石川県加賀市片山津温泉乙65番地2地図で見る
電話:0761-74-0550
Web:http://sou-yu.net/
片山津温泉
加賀市 / 町・ストリート / 温泉地 / ツーリング
住所:石川県加賀市片山津温泉地図で見る

足の湯~えんがわ~

片山津温泉の足湯は飲泉所が同じ場所にあります。

  • 写真:トラベルライター「足の湯 えんがわ」内にある飲泉所

石臼に似た形状をしたところから源泉が流れているので、飲泉する場合は、設置されているくまモンのコップを使い飲みます。味は塩辛く、えぐみがあり、3か所の温泉地の中では一番飲みにくい印象を受けます。温泉を飲むことによる適応症は、慢性消化器病、慢性便秘とされています。

  • 写真:トラベルライター「足の湯 えんがわ」の外観

足湯は外観が屋形船のような形で、中は長椅子が向かい合わせになっており、底がツボ押しのようになっています。ですので、健康でないと足裏が痛いです。足湯による適応症は、冷え性、関節リウマチ、通風、神経痛、きりきず、やけど、慢性皮膚病等で湯冷めしにくく、傷に効き、保湿効果のある温泉です。

片山津温泉 足の湯 えんがわ
加賀市 / 足湯・手湯
住所:石川県加賀市片山津温泉3区地図で見る
電話:0761-74-1123(片山津温泉観光協会)

おわりに

各温泉地によって趣の違う飲泉所と足湯。温泉といっても、同じ温泉は一つもないということが分かります。湯船につかりたい方は、有料で各温泉地に総湯(公衆浴場)がありますので、そちらを利用するのも良いかと思います。是非、「加賀3湯」を巡って、体の内外からリフレッシュしていただけると幸いです。

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