イスラエル・テルアビブのメインストリート「アレンビー通り(Allenby Street)」より、ローカル食堂のようなエチオピア料理のレストラン「テオドロス(Tewodros)」を紹介します!
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レストラン「テオドロス」のある、アレンビー通り
「アレンビー通り(Allenby Street)」は、テルアビブの中心部を縦に約3km縦断するメインストリートです。 北は「エルサレムビーチ(Jerusalem Beach)」から、南の「ハモシャボット広場(Ha-Moshavot Square)」まで続いています。
「ロスチャイルド通り(Rothschild Boulevard)」が観光のメインストリートだとすれば、アレンビー通りは交通のメインストリートと言えます。 なお、「アレンビー(Allenby)」という名前は、イギリス人の軍人「Field Marshal Viscount Allenby」が由来となっています。
レストラン「テオドロス」について
レストラン「テオドロス」はエチオピア料理のレストランです。エチオピア系イスラエル人に人気のローカル食堂といった雰囲気があります。
なお、イスラエルとエチオピアには密接な関係があり、イスラエル国民の約2%(12万人)がエチオピア系ユダヤ教徒と言われています。実際にテルアビブでは、日常生活でエチオピア人の文化を垣間見ることもあります。
余談:テオドロス
- 出典:ja.wikipedia.orgテオドロス2世 (エチオピア皇帝)
「テオドロス」は「エチオピア皇帝のテオドロス2世(Tewodros II)」を意味し、イスラエルの公用語・ヘブライ語では「תיאודורוס」と綴ります。
レストラン「テオドロス」の様子
店内のほとんどの客が常連といった雰囲気で、エチオピア系イスラエル人の家族に見える客もいました。
定食屋のようなテーブル
洗練されたレストランというよりは常連が集う定食屋といった様子で、アットホームな雰囲気が感じられます。
レストラン「テオドロス」のメニュー
ヘブライ語エチオピア語英語の3カ国で表記されたメニューがあります。メニューの種類は多すぎず、とてもシンプルです。
エチオピア系イスラエル人と思われる店員さんも英語が話せたので、オーダーもしやすかったです。
ミックス・ミート(Misto)
店員さんのおすすめがこちらです。
「 牛肉のシチュー(Siga Wot)」と「Alicha Fitfit」というシチューなどを盛り合わせたものだそうです。エチオピアの定番生地であるインジェラの上に乗せて提供されます。一人前で2人分の量があります。
- 70シェケル/2,100円
具
チキンとビーフそして野菜が味わえます。 シチューはカレーのような風味もしていますが明らかにインド料理とは違った味です。若干辛いですが食べ続けられるおいしさがあります。
インジェラ(Injera)
インジェラはエチオピアを代表するパン料理です。テフという穀物の粉を水に溶いて発酵させて焼く独特の生地です。
厚みのあるクレープのような柔らかくもちもちとした食感で、発酵食品独特の酸味があります。穴が多ければ多いほど良質なインジェラだと言われているそうです。
なお、これらは素手で食べます。
※記事内のイスラエル通貨シェケルから日本円への換算は、1シェケル=30円で計算しています。