川崎市

【川崎】生田緑地の岡本太郎美術館で芸術を楽しもう

取材・写真・文:

東京在住

2021年1月21日更新

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写真:阿佐子

川崎生まれの芸術家・岡本太郎の作品が多く展示されている岡本太郎美術館。アクセス方法・入館料などの基本情報や、美術館の魅力をご紹介します。また、美術館のある生田緑地についてもご紹介します。

この記事の目次表示

岡本太郎って?

大阪万博のシンボル「太陽の塔」や渋谷駅の巨大壁画「明日の神話」で有名な、日本の代表的な芸術家。1996年に84歳で亡くなってからも、多くの作品で人々の心に影響を与え続けている方です。自由や権利を阻害するものに生涯反抗した生き方は、芸術家のみならず一般の人々にも共感されています。

岡本太郎美術館の紹介

アクセス方法

  • 写真:阿佐子

最寄り駅は小田急線の向ヶ丘遊園駅。新宿から急行で20分程の駅です。美術館のある「生田緑地」までは、駅前からバスが出ています。徒歩だと20分程。生田緑地の入口から美術館までも、徒歩10分程かかります。車で行かれる際は美術館に駐車場はないですが、生田緑地内に有料駐車場があります。

開館時間と入館料

  • 写真:阿佐子

岡本太郎美術館の開館時間は、9:30~17:00(入館は16:30まで)。祝日などで例外がありますが、基本的には月曜日が休館日です。チケットは企画展を開催中の場合、900円(大人)です。年間パスポートは1,500円(大人)で購入できるので、とてもお得♪2回行けば元がとれちゃいます。企画展は年に数回変わるので、変わったタイミングで行けば更に岡本太郎の作品を楽しめます。

美術館の見どころ

体験型の展示

  • 写真:阿佐子

岡本太郎の作品は絵画だけでなく、立体作品も多くあります。腰かける面に目や口がある「座ることを拒否する椅子」などには、実際に座れるんです。太郎は生活の中に創造的な笑いを求めたといわれています。椅子の座り心地の悪さも体験できるのはおもしろいですよね。

  • 写真:阿佐子

また通常展示物は撮影NGなのですが、館内には写真OKの場所があります。手の形の椅子に座って撮影したり、等身大太郎や顔はめパネルもあるんです。撮った写真は、SNSでつい自慢したくなっちゃいますよ。カラフルでおもしろい作品が多いのでインスタ映えもばっちりです!

母の塔

  • 写真:阿佐子

屋外の公園スペースには、岡本太郎美術館のシンボルタワー「母の塔」があります。高さ30メートルもある塔は、美術館の周りの自然と調和して美しく存在感があります。「母の塔」は太郎の母親・岡本かの子の文学碑がある、高津区二子の方角に向けて建てられているそうです。

CafeTaro

  • 写真:阿佐子太陽のパルフェ¥670

太郎らしいカラフルな椅子が並ぶカフェテリアは、折角なので立ち寄りたいスポットです。大きなガラス張りの店内は明るくて、自然を眺めるのに丁度いい場所。個性的なメニューもあり、中でも「太陽のパルフェ」(670円)がオススメです。シュークリームがどーんと乗った見た目も個性的ですが、アイスの中にはコロコロと丸いお菓子が入っています。美術館の観覧後、感想を言い合う場所にもいいですよ♪

ミュージアムショップ

  • 写真:阿佐子

太郎グッズで溢れるミュージアムショップはおもしろい物ばかり。Tシャツやタオル、ピンバッチ、文房具など、普段使いもできる物が沢山あります。オシャレなグッズが多いので、1つ持っていると自慢できちゃいますよ。ショップの入口横にあるガチャガチャは是非トライしましょう!太郎作品のフィギュアなど、おもしろいアイテムが入っています。

岡本太郎美術館
川崎市 / 美術館
住所:神奈川県川崎市多摩区 枡形7丁目1−5地図で見る
Web:http://www.taromuseum.jp/

生田緑地

  • 写真:阿佐子

生田緑地はとても広い緑地で、バラ苑、プラネタリウム、藤子・F・不二雄ミュージアム、ゴルフ場などがあり、岡本太郎美術館もその一角にあります。首都圏を代表する緑豊かな自然環境で、雑木林や湿地、湧水など、貴重な環境が自然のまま保護されています。新宿から電車で20分の場所にこんな場所があるなんてと、びっくりしちゃいます。

  • 写真:阿佐子

生田緑地まで来たのなら、岡本太郎美術館だけでなく自然も満喫するのがオススメ。ベンチでお弁当を食べたり、広場でゴロゴロしたり、家族連れにもオススメです。小さなお子さんは虫取りをしたり、夏場は水遊びをしたりして楽しめます。とても広いので、1日中飽きずに遊べますよ。

生田緑地
川崎市 / 公園 / 紅葉 / 桜の名所 / あじさい名所
住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1−4地図で見る
Web:http://www.ikutaryokuti.jp/

おわりに

岡本太郎美術館は「自然と融合した美術館」のコンセプトに基づき、自然を取り入れた設計が施されているそうです。岡本太郎ファンでなくても、自然を楽しむ気持ちで訪れてみてはどうでしょう?岡本太郎の作品は、芸術の知識がなくても楽しめるものばかり。是非次のお休みに訪れてみてくださいね。

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この記事を書いたトラベルライター

沖縄好きトラベラー
初めて宮古島に行ってから、沖縄が好き。沖縄移住を夢見つつ現在は東京仮暮らし中。本当はもっと海外にも行きたいけど、長時間の飛行機移動が苦手で行けません。今1番行きたい場所は、久米島!子連れのお出かけについても紹介しています。よろしくお願いします。
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