千畳敷カールがある長野県駒ヶ根市では、ご当地グルメとして「ソースかつ丼」が有名です。「駒ヶ根ソースかつ丼会」という会が中心となって、ソースかつ丼で町おこしも行っています。この記事では、そんな駒ヶ根市に本店を構える「明治亭」の魅力に迫ります。
この記事の目次表示
駒ヶ根市とかつ丼
「アルプスが二つ映えるまち」としても知られる駒ヶ根市は、長野県南部にあり、「千畳敷カール」などが有名な街です。そんな駒ヶ根市では、かつ丼で町おこしを行っており、「駒ヶ根ソースかつ丼」が有名です。
駒ヶ根で「かつ丼」を注文すると、卵でとじたかつ丼ではなく、ソースかつ丼がでてくるほどです!ご飯の上に千切りキャベツをのせ、その上に駒ヶ根市特製のソースにくぐらせた豚肉ロースのかつをのせるスタイルです。
お店によって勿論味は変わるものの、どのお店に入っても一定の基準が保たれるよう、「駒ヶ根ソースかつ丼会」が、各お店に対して「ソースかつ丼規定」を設けています。
- 千畳敷カール
- 駒ヶ根市 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 紅葉 / ハイキング
- 住所:長野県駒ヶ根市赤穂1地図で見る
- 電話:0265-83-2111
- Web:http://www.kankou-komagane.com/alps/
ソースかつ丼規定の例
- キャベツは細かく切って水に浸してから、水分を切って丼の飯の上に載せる
- 海苔等はソースかつ丼にのせない。また、キャベツ以外の野菜はのせない
- ソースはソースかつ丼会で作ったものを最低基準とし、これに工夫することが望ましい
などの規定があり、「駒ヶ根ソースかつ丼」で町おこししていくぞ!という本気さを伺えます。詳しくは、駒ヶ根ソースかつ丼公式サイトにのっていますので、興味のある方はぜひご参考ください。駒ヶ根に来たら、ソースかつ丼を食べたくなること間違いなしですよ。
明治亭の紹介
明治亭は長野県内に5店舗を構える、長野では有名なかつ丼店です。食べログのとんかつ100名店に選出されていることも、人気の証の一つ。その明治亭の本店が、駒ヶ根市にあります。
中央道駒ヶ根インター(千畳敷カールの最寄りインター)から1分ほどの距離にあるので、アクセスも非常にいいです。但し電車を利用する場合だと、JR飯田線・駒ヶ根駅からバスに乗り換えて10分ほどかかるので、ご注意ください。
明治亭の特徴はなんといっても、地元「駒ヶ根産」にこだわった食材で丁寧に作ったオリジナルソース。かつ丼を食べた後の胃もたれ感が軽減されるような、食後のサッパリ感を求めて長年に研究を重ねたソースです!
店内の様子
日本の昔ながらの雰囲気漂う入り口をくぐると、店内には座敷、カウンター席、テーブル席がある広々としています。観光ハイシーズンには1時間待ちとなることもある人気店ですが、筆者が訪れた9月の15:00頃は、待ち時間なく入ることができました、
お店に備え付けの駐車場もとても広いので、車をどこに停めるかで困ることもないでしょう。
メニュー紹介
一押しの駒ヶ根ソースかつ丼は勿論、定食メニューや、長野名物信州そばとのセットもあったりと、非常に豊富なメニューです。お腹が空いている男性は「肉大盛り」丼にもぜひ挑戦してみてください!
駒ヶ根ソースかつ丼
こちらが、駒ヶ根名物!「駒ヶ根ソースかつ丼」です。信州産ロースが200gのかつ丼で、値段は1,340円(税別)。普通盛りでも丼から溢れ出しそうなカツは、写真映えもすごくしますよ。
肝心のお味は、特製のソースをくぐらせた甘辛味の熱々ジューシーのかつと、冷たいキャベツがコラボして絶品です。筆者はカツが好きで、明治亭を訪れる前日には「【長野・松本】江戸末期建造の古民家で食べる「かつ玄」の豚カツが最高!」でも紹介した、松本市の「かつ玄」でかつを食べているのですが、ソースの味が違うとこんなに印象も変わるのか!と思わされました。
信州産かつ御前
かつ丼は食べ辛くて苦手…という方は、「信州産かつ御前(1,350円税別)」はいかがでしょうか?テーブルには、ソースかつ丼と同じソースが置いてあるので、ソースの量を自分好みに調節しながら食べることができます。
御前にはレモンもつくので、食事の最後の方には、レモン汁とキャベツ、そしてソースを少なめにかけたカツでサッパリと食べるのが、筆者のお勧めです。