みなさんは空港での乗り継ぎ時間をどのように過ごされていますか?市街地に出るほどの時間はないけど、空港で過ごすのは時間を持て余してしまう。シャワーを浴びたり、ちょっと横になって休みたいと思った経験があるのではないでしょうか?マレーシアのクアラルンプール空港内には休憩から宿泊までリラックスして過ごせるカプセルホテルがあります。今回は、スタイリッシュでオシャレなCapsule by Container Hotelをご紹介します。
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女性でも利用しやすいCapsule by Container Hotel
スタイリッシュでオシャレな空間
コンテナをイメージしたスタイリッシュな空間。黄色、ブルー、グレーの色使いがセンス良く、無機質なインテリアがオシャレ。「ここは何?」とつい足を止めてしまうような目を引く内装です。
狭さを感じない、リラックスできる室内
室内はマットレス1枚分のスペースしかありませんが、マットレスは固過ぎず、柔らか過ぎずで寝心地も良く、狭さは全く感じませんでした。枕2個、ハンガー、読書灯が備え付けてあり、鏡付きのデスクもあるので身支度を整えられます。Wi-Fiも快適に利用できます。
デザインがいちいち可愛い
案内表示のイラストが至るところにあって、そのデザインがとっても可愛いらしく、ホテルの雰囲気にもピッタリ。館内のディスプレイはシンプルでありながら、こだわりが感じられます。
セキュリティや衛生面も安心
男性と女性が宿泊する場所は仕切られており、カードキーがないと出入りできないので、女性でも安心です。カップルで利用する場合は、男女混合のスペースも利用できます。
個室は2段になっていて、ドアは無くロールスクリーンで仕切られてあるだけで鍵はないので、貴重品の管理は各自で行います。荷物やスーツケースなどは、鍵付きの大きなロッカーがあるのでそちらを利用しましょう。
シャワールームやトイレもきれいで、シャンプーとボディソープが備え付けてありました。部屋の清掃も行き届いていて、気になる臭いもありません。
Capsule by Container Hotelの利用方法
アクセス
LCCターミナルがあるKLIA2ターミナルビルのL1フロア、バスやタクシーチケットが販売されてる場所にあります。もう1つのターミナルビル・KLIAに到着した場合は、地下にある改札口からKLIAエキスプレス鉄道で移動しましょう。所要時間は3分、チケットは2リンギット(2016年1月時点・約50円)です。日本や他国からのトランジットの場合、一度入国しなければ利用はできません。
予約&チェックインの方法
筆者の場合は予約サイトから予約をしておき、ホテル代は前払い済み。もちろん、空室があれば予約なしでも泊まることは可能です。
チェックインの手続きは身分証明書(パスポートなど)を見せて、保証金(日本円でもOK。チェックアウト時に返されます。)を渡して簡単に終わります。
手続きが終わるとタオル、ミネラルウォーター、歯磨きセット、スリッパ、ロッカーの鍵を渡され、館内の利用方法を説明されます。
リーズナブルな料金設定
市街地には格安ホテルもありますが、空港内のホテルなので、交通費や移動時間が節約できる点でおすすめです。宿泊だけでなくデイユースでも利用可能で、3タイプのプランから選べます。
- 6時間 RM80 (約2,100円)
- 9時間 RM100 (約2,600円)
- 12時間 RM110 (約2,900円)
また、シャワーだけであればRM15 (約400円)、ロッカーのみの場合はRM15 (約400円)で利用できます。
さいごに
カプセルホテルに泊まってみたいけど、女性だと不安で利用しにくい。そう思う方も多いかも知れませんが、実際に利用した感想は、居心地抜群でシャワーを浴びてさっぱり、リラックスして快適に過ごせました。たまにはこのような空港での過ごし方もいいかも知れませんね。
- カプセル・バイ・コンテナホテル
- クアラルンプール / カプセルホテル
- 住所:Landside of Level 1 (CP1), Lot 1 - Lot 5, Gateway@KLIA2, 64000 KLIA Sepang, Selangor.地図で見る
- 電話:03-76102020
- Web:http://chgworld.com/klia2.html
※日本円の表記は、2017年7月現在のレート(1リンギット=26円)によるものです。