クアラルンプールのKLセントラル駅からタクシーで5分くらいのところにある2つの湖を中心に造られた「ペルダナ・ボタニカル・ガーデン」。ここには、バードパーク、バタフライパーク、オーキッドガーデン、ハイビスカスパークなどいろんな施設が併設されています。 どれも魅力的でどこへ行こうか迷ってしまいますが、今回はたくさんの鳥とふれあえるバードパークをご紹介します。
この記事の目次表示
バードパークって?
国内外から集めた約200種類以上、約3,000羽の鳥がいます。29エーカー(東京ドーム2.5個分)もある驚くべき広さの園内には、美しい滝や池、森林がつくられており、日本でおなじみの鳥もいれば、めずらしい鳥をみることもできます。
また鳥の繁殖にも積極的に力をいれており、たくさんの繁殖に成功していることから、研究者も多く訪れるそうです。
ではバードパークの見どころは?
それでは、バードパークで特におすすめしたい見どころをご紹介していきます。
フリーフライトゾーンの「ゾーン1」と「ゾーン2」
バードパークのコンセプトは「フリーフライト」。森林になっている園内は4つのゾーンに別れており、その中のゾーン1とゾーン2は天井にネットがはられたのみで、様々な種類の鳥たちが自由に歩いたり飛び回っているフライトゾーンになっています。
フライトゾーンでは、ガチャガチャで餌を購入し、直接鳥にあげることもできます。
普段近くで見ることができない鳥たちを、こんなに近くに見ることができるなんて嬉しいですね。
バードパークを見渡せる「Waterfall Aviary」
9mの滝の中から園内を見渡すことができます。毎日午後4時になると、狩猟などで年々減少しているシロトキコウのごはんを食べる姿を見ることができるそうなので、ぜひ見てみて。
鳥の卵や孵化を見ることができる?「Education Station」
Education Stationでは、孵卵器を使ってアヒルの卵を孵(かえ)らせています。
運が良ければ孵化する瞬間に立ち会えるかも。
無料で餌をあげることができる「Ostrich & Emu Feeding」
ここでは、ダチョウやエミューに餌をあげることができます。
まずはほうれん草をとります。
そして、ほうれん草を近づけてみると・・・
すごい勢いで食べてくれます。たくさんのダチョウとエミューが集まってきてくれますので、鳥好きの方はとても幸せな時間を味わえます。
KLIA2空港からバードパークまでのアクセス
まずは空港からKLセントラル駅まで行って、バードパークへ向かいます。バスで駅まで向かう場合、空港からSKY BUSに乗って所要時間は約1時間くらい。料金は片道10MR(約280円)です。
バスは早朝5時から深夜2時45分まで、30分から1時間の間隔で運行されており、乗り心地も悪くないので、そこまで急いでいないのであれば、お得なバスをおすすめします。
電車の場合、KLIA ekspresに乗って所要時間は30分くらい、料金は片道55MR(約1,530円)です。乗り心地抜群で速いので、時間がなくお金に余裕のある方には電車をおすすめします。
なお、KLセントラル駅からバードパークまでは、徒歩でも行けなくないですが、坂道などがあり時間がかかるのでタクシーが無難です。
バードパークいかがでしたか?
1人で来ている人もいれば、お友達、家族連れの方も訪れており、色んな方々が散策がてら鳥との充実した時間を過ごしているバードパーク。1度訪れてみてはいかがでしょうか。
営業時間
9:00~18:00
料金
大人:67MR(約1,860円)
子供(3才から11才):45MR(約1,250円)
- バード・パーク
- クアラルンプール / 公園・動植物園
- 住所:KL Bird Park, 920, Jalan Cenderawasih, 50480 Kuala Lumpur地図で見る
- 電話:+60 3-2272 1010
- Web:https://www.klbirdpark.com/
※記事内のリンギットから日本円への換算は2017年12月現在のレートを利用しています(1MR=約27.7円)。