写真：SaoRi釧路の味覚というと、海の幸を思い浮かべる方が多いかと思われますが、北海道内では釧路のお蕎麦も大変有名です。釧路のお蕎麦の特徴といえば、この緑色。そのなかでも、特に有名なお蕎麦屋さんが、今回ご紹介する鮮やかな緑色の麺が印象的な、老舗店・竹老園東家(ちくろうえんあずまや)総本店です。140年以上に渡り、そば一筋で磨き抜かれてきた伝統の味は、長い歴史のなかで天皇・皇后両陛下もお召し上がりになられた絶品です。釧路を代表するそば処・竹老園東家総本店についてご紹介していきます！
この記事の目次表示
老舗の竹老園東家総本店の歴史について
竹老園東家(ちくろうえんあずまや)は明治7年に創業し、140年以上もの月日をそば一筋にそそぎこんできた老舗のお蕎麦屋さんです。
写真：SaoRi
長い歴史の中では、天皇・皇后両陛下が竹老園(ちくろうえん)の「蘭切りそば」をお召し上がりになられたこともあり、その際に天皇陛下がお代わりをされたことは現在でもお店に代々受け継がれているエピソードの1つとのことです。
- 写真：SaoRi中央の記念碑にはご来店された皇族のお名前が彫られています
年月を重ねるごとに磨きがかかり、歴史や想いが受け継がれてきた伝統の味をぜひ味わいに行きましょう！
厳かさが漂う竹老園東家総本店
竹老園は外観・内部共に、歴史を感じさせる厳かさ漂う造りとなっています。
外には、竹老園庭園と称された景色の良い立派な庭園があり、四季折々の風情を感じることができます。
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
店内へと続く入り口は2つあり、道路沿いに面している入り口はテーブル席用で、竹老園庭園を過ぎた先にある入り口は座敷席用です。
- 写真：SaoRiテーブル席への入り口は道路沿いに面したところにあります
- 写真：SaoRi庭園を奥へと進むと、座敷席へと続く入り口があります
ぴかぴかに磨かれた長い廊下の先にある座敷席からは、庭園美を眺めることができます。
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
歴史が感じられる置物が飾られていたりと、洗練された空間となっています。
- 写真：SaoRi座敷席は別途料金がかかります(300円～)
- 写真：SaoRi
- 写真：SaoRi
美しい庭を眺めながら、風情ある座敷席でゆっくりと伝統の味を召し上がってみてはいかがでしょう？
竹老園に来たら、ぜひ食べてみてほしいオススメ品！
竹老園には、種類豊富な蕎麦メニューがあり、どのメニューも「一度は食べてみたい！」と思うものばかりです。
- 写真：SaoRi
今回はその中から厳選して、ぜひ食べてみて頂きたい人気メニューをご紹介します！
クセになる味！かしわぬき
かしわぬきは蕎麦が入ってない、つゆを楽しむメニューです。
- 写真：SaoRiかしわぬき(スープ)630円
一度頼むとクセになり、竹老園を訪れると頼まずにはいられない一品になること間違いありません。
サッパリとした味わいが食欲をそそる！そば寿司
蕎麦と寿司酢の相性がバッチリのそば寿司。
- 写真：SaoRiそば寿司700円
しょうがの香りがアクセントになっていて、サッパリしており、何個でも食べられちゃう美味しさです。
- 写真：SaoRiお寿司を醤油につけて食べるように、そば寿司もつゆにつけて食べます
フルコースのメニューにも入っている、他ではなかなか食べることができない竹老園名物の1つです。
そば本来の味がストレートに楽しめる！大ざる
そば本来の味を大いに楽しむことができる、大ざる。
- 写真：SaoRi大ざる1,060円
出汁のきいたつゆが麺とマッチしており、大変美味しくペロりと食べられます。
食べごたえ十分！海老天南
ごま油の香りが食欲をそそる海老天南。大きな海老の天ぷらがドンっと一本乗った、食べごたえのある一品です。
- 写真：SaoRi海老天南1,030円
海老の天ぷら一本でもボリュームはありますが「もっと食べたい！」という方には、海老が二本入った「海老天ぷら」もオススメです。
大満足のボリューム！親子種込み
とろとろの玉子とつゆ、お蕎麦が絡み合う、味わい豊かな親子種込み。
- 写真：SaoRi親子種込み1,240円
メニューには「親子」と「親子種込み」とがあり、親子種込みはお肉と玉子が二人前入った大満足のメニューです。
おわりに
釧路を代表する老舗のそば処・竹老園東家総本店はいかがだったでしょうか？
- 写真：SaoRi
緑色の麺が印象的な東家のお蕎麦には、明治7年の創業から今日に至るまでの歴史と伝統の味が受け継がれています。
- 写真：SaoRi
釧路を訪れた際には、ぜひ、竹老園東家総本店で天皇・皇后両陛下もお召し上がりになられた伝統的なお蕎麦を食べてみていかれて下さいね！
