オーストリアの首都である、ウィーン。「音楽の都」と呼ばれ、かつて偉大な音楽家が多数住んでいた事でも知られています。また、世界遺産も多く、街並みも素晴らしいです。そんな素敵な街、ウィーンの1泊2日観光モデルプランをご紹介いたします。
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【1日目】午前/必見!マリア・テレジアが愛した世界遺産「シェーンブルン宮殿」
ウィーン初日の観光は、やはりここ「シェーンブルン宮殿」から。シェーンブルン宮殿とは、ハプスブルク家の歴代王朝が、夏の離宮として使用した王宮です。あの、マリーアントワネットも15歳でフランスに嫁ぐまで、ここで過ごしました。外観は、マリアテレジア・イエローと呼ばれるクリーム色で、女帝マリア・テレジアが好きな色だったそうです。
宮殿内は、ものすごい広さですが日本語のオーディオガイドもありますので安心。チケット料金には、オーディオガイド分も含まれていますので忘れずに借りましょうね。たびたび、演奏会に呼ばれていたという幼少期のモーツァルトが、少女時代のマリーアントワネットに求婚したという「鏡の間」は必見の美しさです。ただし、残念ながら宮殿内は撮影NGです。
また、宮殿内だけでなく庭園も素晴らしいので散策してみてください。噴水や丘の上にあるグロリエッテなど、見所もたくさん!全部回るのは大変かもしれませんが、ぜひ訪れて欲しいです。ちなみに、庭園だけの見学なら無料です。
地下鉄の4番線の「Schönbrunn(シェーンブルン駅)」から徒歩すぐです。
- シェーンブルン宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Schlosstraße 47, Vienna 1130, Austria地図で見る
- 電話:01-811130
- Web:https://www.schoenbrunn.at/
【1日目】ランチ/ウィーンで100年の歴史を持つオープンサンドのお店「ツェスニエフスキー」
ランチは、ウィーンの伝統的なオープンサンドのお店「ツェスニエフスキー」で食べるのはいかがでしょうか?1日5,000個も売れるというウィーンっ子の定番なんですよ。一つ、1.4€(約168円)からとかなりお手頃なんです。チェーン店ですので、お店も見つけやすいのではないでしょうか。種類も豊富なので、きっと好みの味が見つかると思いますよ。
- ツェスニエフスキー Dorotheergasse通り店
- オーストリア / 洋食・西洋料理
- 住所:1010 Wien, Dorotheergasse 1地図で見る
- 電話:01/512 32 91
- Web:https://www.trzesniewski.at/
【1日目】午後/ウィーンのシンボルでモーツアルトが結婚式を挙げた場所「シュテファン大聖堂」
地下鉄の「Stephansplatz(シュテファンプラッツ)駅」を出て、徒歩0分の場所にあるゴシック様式の大聖堂「シュテファン大聖堂」は、ウィーンのシンボルであり多くの観光客が訪れる場所です。先ほど紹介した、オープンサンドのお店も近くにありますよ!モーツァルトがここで結婚式を挙げ、葬式もここで行われました。
シュテファン大聖堂に入るのは、なんと「無料」。大聖堂のほかに北塔と南塔があり、そちらに登るのは有料となります。無料エリアだけでも十分素晴らしいのですが、特に北塔がオススメなので、できれば登って欲しいです!
こちらの大聖堂には、珍しく屋根にモザイク画が描かれており、塔に登るとそのモザイク画を近くで見られるのがおすすめポイント。ハプスブルク家の紋章である、黒い鷲のマークはとてもカッコいいです。ウィーンの街を一望出来るスポットは、他にはありませんよ。
北棟:6€(約720円)
南塔:5€(約600円)
- シュテファン大聖堂
- オーストリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Stephansplatz 3, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:http://www.stephanskirche.at/
【1日目】午後②/ハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいた巨大な宮殿「ホーフブルク宮殿」と周辺エリア
ホーフブルク宮殿は、シュテファン大聖堂から歩いて10分ほどの場所にあります。広大な敷地には、たくさんの見どころがあって全部見て回ると丸1日かかってしまうんです。なので、特におすすめの箇所と、周辺の見所をピックアップしてご紹介いたします。
- ホーフブルク宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Michaelerkuppel, 1010 Wien, Austria地図で見る
- 電話:01-5337570
- Web:https://www.hofburg-wien.at/
①シシィミュージアム・皇帝住居見学・宮廷銀器コレクション
ハプスブルク家に15歳で嫁いできた絶世の美女、エリザベート皇妃の愛称である「シシィ」。突然嫁ぐことになったシシィは、オーストリアにほとんど留まる事がなく、逃げるように旅を続けた悲劇の皇妃でもあります。
シシィミュージアムは、そんなシシィのドレスや愛用品、美しい肖像画などシシィの私生活にスポットを当てたものが多数おいてあります。皇帝住居見学は、シシィと夫のフランツ・ヨーゼフ皇帝が暮らしていた部屋の数々が一般公開されています。本当に豪華絢爛なお部屋は言葉を失う美しさです。
宮廷銀器コレクションは、その名の通り宮廷で使用されていた銀器の数々を展示しているんです。この3つは1枚のチケットで見学出来ます。残念ながら、シシィミュージアムと皇帝住居見学は写真撮影NGです。
大人:15€(約1,800円)※オーディオガイド含む
- シシィミュージアム
- オーストリア / 博物館・美術館
- 住所:Hofburg, Michaelerkuppel 1010 Wien地図で見る
- 電話:1 533 75 70
- Web:https://www.hofburg-wien.at/ueber-den-standort/sis...
②王宮庭園(ブルクガルテン)
元々は皇室専用の庭園だったようですが、現在は一般にも開放されています。とても整備された公園で、市民や観光客の憩いの場となっております。特に人気なのは、モーツァルト像!像の前には、お花で作られたト音記号が作られており、さすがオーストリアを代表する音楽家という感じです。他にもゲーテ像もあります。
- 王宮庭園(ブルクガルテン)
- オーストリア / 公園・動植物園 / 庭園
- 住所:Burggarten 1010 Wien地図で見る
- 電話:1 877 50 87
- Web:https://www.bundesgaerten.at/
③オーストリア国立図書館
- 出典:www.flickr.comAlexander Annenkov Österreichische Nationalbibliothek
世界一美しい図書館と呼ばれている、こちらの図書館もおすすめ。「プルンクザール」と呼ばれる、大広間がいちばんの見どころですが、その他にもハプスブルク家の歴代君主の銅像が置いてあるホールがあったり、大理石の天井画があったり、見所は多いです。蔵書は約20万冊もあるとの事。
大人:8€(約920円)
- オーストリア国立図書館
- オーストリア / 建造物
- 住所:Josefsplatz 1 , 1010 Wien地図で見る
- Web:https://www.onb.ac.at/en/
【1日目】夕方/お待ちかねのショッピング「ケルントナー通り」
- 出典:www.flickr.comCha già José Kärntner Straße
お待ちかねのショッピングタイム。ケルントナー通りは、ウィーン国立歌劇場からシュテファン大聖堂までの通りで、ウィーンで一番賑やかな場所です。高級ブティックや、カフェ、お土産屋さん、ブランドショップなどが1キロほどの距離にひしめいており、きっとお気に入りが見つかるはずです。
【1日目】夜ご飯/1875年創業の老舗でウィーン料理を「カフェ ディグラス」
夜ご飯は、ウィーン料理が食べられる老舗店「カフェ ディグラス」へ。シュテファン大聖堂から徒歩3分ほどで、カフェと名前が付いてますが、ちゃんと食事も出来るお店です。ウィーン風カツレツ(ウィーナーシュニッツェル)やグラーシュと呼ばれるビーフシチューのような料理など、伝統的なウィーン料理があります。
料理はもちろん美味しいのですが、お店の内装がとにかくステキなのでそれも注目ポイント。スタッフの方もとてもフレンドリーで、写真撮ろうか?などと気さくに声を掛けてくれます。高級店ではなく、気軽に入れるカジュアルなお店です。
- カフェ ディグラス
- オーストリア / カフェ・喫茶店
- 住所:Wollzeile 10, 1010 Wien地図で見る
- Web:http://www.diglas.at