コスタリカ
コスタリカ観光
環境保護に積極的で貴重な動物の宝庫

【コスタリカ】海・川・丘・森・山の自然を遊び尽くそう!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:191ヶ国

2023年6月27日更新

4,315view

お気に入り

写真:toshel

中米7か国中、最も観光に力を入れている国、コスタリカ。自然の宝庫であるコスタリカは、自然環境に配慮し生物の多様性を保護しつつ、それを最大限に活かした観光業にも力をいれています。この、国を挙げた環境政策は、世界で随一のエコツーリズム発祥の地ともよばれ、充実した観光ツアーはコスタリカを訪ねる多くの人々を魅了しています。今回は、感動と驚嘆のコスタリカをお届けします。

この記事の目次表示

コスタリカの自然

  • 写真:toshel

日本の四国と九州を合わせた程の大きさのコスタリカは、熱帯雨林、サヴァンナ気候に位置しています。

国のほとんどが緑に覆われ、実に1/4の国土が国立公園や自然保護区を制定し、それらの広域な自然を法律で守っています。

それでは早速、コスタリカの自然を巡る冒険へ出かけましょう!

海〜マヌエル・アントニオ国立公園

  • 写真:toshel

東にカリブ海、西は太平洋に挟まれたコスタリカは、美しいビーチが多くあります。中でも特に美しいと言われているのがこちらのプラヤ・マヌエル・アントニオ。

  • 写真:toshel

太平洋に面した透明度の高い海で、波が穏やかなため、海水浴やシュノーケルにも適しています。常に暑いコスタリカでは、地元の人々にも憩いの場となっています。

  • 写真:toshel

このビーチは、国立公園の中にあり、そこへ行くまでは森に包まれています。国立公園内の遊歩道では沢山の野生動物に出会うことができます。

  • 写真:toshel

バードウオッチングをされてる方も多いです。

  • 写真:toshel

筆者は見つけることができませんでしたが、ここには「なまけもの」が多く棲息しているそうですよ。是非、珍しい動物を探索してみてくださいね!

マヌエル・アントニオ国立公園
コスタリカ / 公園・動植物園
住所:Manuel Antonio National Park Quepos 6350地図で見る

川〜コトス川

こちらの川は、首都サンホセより陸路マヌエル・アントニオ国立公園へ向かう34号線の途中にあります。とても美しい川ですね。

  • 写真:toshel

しかし、橋から川を見下ろしよく見ると、、、

  • 写真:toshel

「遊泳禁止」の標識がなくとも、ここで川遊びをする人はいなそうです。

  • 写真:toshel

コスタリカは山の国ですので、川も多く流れています。上流にはワニもいませんので、リバーラフティングやカヤーなどのアクティビティも盛んですよ。

充実している日本語ツアーサイトもありますので、もし興味のある方はこちらをご覧ください。

コトス川
コスタリカ / 自然・景勝地
住所:Paquita,Costa Rica地図で見る

丘〜DOKAコーヒー農園

コーヒーベルト地帯に位置するコスタリカは、コーヒーの産地としてあまりにも有名ですね。

  • 写真:toshel

コーヒー農園はいくつもあり、そのほとんどでコーヒー豆が出来上がるまでの工程を見学できます。今回は「DOKAコーヒー農園」をご紹介。

こちらは1940年にコーヒー栽培を始めた古くからある農園で、今もコーヒーの栽培を続けています。

  • 写真:toshel

コーヒー苗木の植栽から始まり、

  • 写真:toshel

栽培、

  • 写真:toshel

収穫、

  • 写真:toshel

精製、選別、

  • 写真:toshel

乾燥、

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

麻袋に詰めるところまで順を追って見学し、

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

最後に美味しいコーヒーをいただけます。

  • 写真:toshel

挽きたてコーヒーのなんと美味しいこと!もちろん、購入もできますよ。

  • 写真:toshel

DOKAコーヒー農園の見学ツアーは、こちらからも申し込みができますので、ツアーではなく個人で行かれる場合は事前に予約して行くとよさそうです。

Doka Estate(コーヒー農園)
コスタリカ / 工場・施設見学
住所:129-4050 Alajuela, Costa Rica地図で見る
Web:https://dokaestate.com/

森〜レインフォレスト

  • 写真:toshel

こちらはまさに熱帯雨林を感じることのできる一大エンターテイメントな公園です。熱帯雨林の自然の中を散策できるほか、併設の動物園には珍しい鳥が飛び交い、昆虫館では色彩豊かな様々色の蝶が多く舞っています。

  • 写真:toshel

レインフォレストと名の付くとおり、ここへ近づくにつれて、これまで晴天だった空が急に暗くなっていきます。

  • 写真:toshel

しかし、雨の多い熱帯雨林の地域は、その天気を吹き飛ばすような、鮮やかな色の鳥が飛んでいますね。

  • 写真:toshel

こちらは飼われている鳥ですが、公園以外でも多くのカラフルな野鳥が飛んでいます。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

鳥や動物はじっとしていないので、なかなかカメラに収めることが難しいですね。

  • 写真:toshel

公園内の遊歩道はしっかり整備されているため歩きやすいです。常に暑いコスタリカでもここレインフォレストだけはいつでも涼しいので、一枚多く羽織るものを持って行った方が良さそうです。

  • 写真:toshel
レインフォレスト コスタリカ
コスタリカ / 公園・動植物園
住所:Ruta 32, junto al Parque Nacional Braulio Carrillo. A 45 mins de San José, Route 32, next to Braulio Carrillo National Park, 45 mins from San José, downtown, Limón, Guápiles, コスタリカ地図で見る
Web:https://www.rainforesttours.com/

山〜ボルカン・ポアス国立公園

コスタリカには多くの活火山があり、この国立公園でもポアス火山を見学できます。

  • 写真:toshel

国立公園入口より10分ほど歩くと見えてくる火山クレーター。綺麗な水色です。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

活火山のため強いガスがでており、20分以上ここに滞在しない方が良いようです。

  • 写真:toshel
  • 写真:toshel

噴出している煙は硫黄の独特の臭いです。

  • 写真:toshel

ここまで来ると、コスタリカという国がどれだけ山が多いかを実感できます。見渡す限り山が連なり、とても綺麗な景色です。

  • 写真:toshel

※注 2017/4にポアス山が大規模噴火したとのことです。現在(2018/1)は沈静化しているようですが、お出かけの際は事前に情報をご確認ください。

ポアス火山
コスタリカ / 自然・景勝地
住所:Parque Nacional Volcán Poas, コスタリカ地図で見る

最後に

いくつかご紹介した大自然、いかがでしたでしょうか。これもコスタリカにあるほんの一部のアクティビティですので、是非、様々な自然を探しにでかけてみてくださいね!

  • 写真:toshel

日本からのコスタリカへは2018/1現在、直行便はありませんので、アメリカ、もしくはメキシコ経由で首都サンファンに入られるとよいかと思います。

ツアーはとても充実しており、どのホテルでも申し込みができます。スペイン語が公用語のコスタリカですが、ツアーコンダクターは必ず英語を話せるので、両方の言葉で説明してくれます。

あるいは、レンタカーを借りて回るのもオススメです。上記でご紹介した国立公園などは、首都サンホセからそれぞれ1~2時間半の地域にあります。幹線道路が充実しているので、効率的に回れます。

コスタリカの旅行予約はこちら


コスタリカのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

コスタリカのホテルを探す

コスタリカの航空券を探す

コスタリカの現地アクティビティを探す

コスタリカのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

この記事を書いたトラベルライター

地球旅~現在191ヵ国~
行ったことのない国を中心にひとり旅しています。他国の歴史、文化、宗教、遺跡、そしてそこに住む人々の考え方に興味があります。

車の運転が好きなので、海外ではドライブ旅を楽しんでます。普段は会社員です。

【ホンジュラス】世界屈指の犯罪都市テグシガルパ

世界の治安が悪い国ランキングなどを見ると、毎年必ず上位になってしまうホンジュラス。しかし、手つかずの美しい自然が多く、世界遺産に登録されたマヤ文明のコパン遺跡を...


【レバノン】ベイルート・ビブロス・バールベックの見どころ

遠い昔、世界の中心が地中海にあった時代、レバノンは東西貿易の交差点となる重要な位置にあり、繁栄の極みにありました。古くから数多くの王様や将軍が、この土地を挙って...


カリブの島はどこがいい?陽気レゲエでちょっぴり危険な「バルバドス」どこまでも静かな「アンティグア」

カリブ海には、大小様々な島がおよそ700あります。そのほとんどは欧米各国の領土で、独立国はわずか13カ国のみ。今回は、その中より対極にある2つの小さな島国をご紹...

【サウジアラビア】ついに観光ビザ解禁!閉ざされていた王国の珍しい文化と各都市の見どころ

観光での入国が困難だったサウジアラビアが、2019年9月27日に突然、ツーリストビザの発給開始を発表しました。今回は、サウジアラビアに古くからある慣習と文化、そ...

【ベネズエラ】世界の危険都市上位?首都カラカス

世界屈指の産油国にしてハイパーインフレーションに陥った南米の国ベネズエラ。かつて、スペイン植民地から独立へと導いた英雄「シモン・ボリバル」の生まれ育った街でもあ...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります