【京都】京阪神からも近い湯の花温泉の宿「渓山閣」に泊まろう

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• 亀岡市の湯の花温泉にある「おもてなしの宿　渓山閣」
• チェックインして館内で過ごそう
•    エントランス
•    ロビー・売店
•    客室
•    温泉大浴場
• プロも選ぶおいしい料理を味わおう
•    和牛食べ比べコースの夕食
•    品数も多い朝食
• 周辺観光スポットに出かけよう
• おわりに

亀岡市の湯の花温泉にある「おもてなしの宿　渓山閣」

• 写真：ゆきたか

おもてなしの宿 渓山閣（けいざんかく）は、京都府亀岡市にある温泉宿です。戦国時代の武将も傷をいやしたとされる湯の花温泉に立地し、大浴場では単純弱放射能泉の湯が楽しめます。

3つの建物からなる比較的大きな宿で、部屋のタイプも色々と選べるのが特徴です。また、地元素材を使った料理の美味しさには定評があり、宿泊者の口コミやプロの評価も高いです。

チェックインして館内で過ごそう

エントランス

• 写真：ゆきたか

宿に到着すると、このような木製の門が見えます。緑の多い周囲の景観に溶け込んでおり、温泉宿らしさも感じられます。こちらをくぐって玄関へ向かいます。

• 写真：ゆきたか玄関へと向かう風情ある通路。向かって右手が階段、左側がスロープとなっている。

建物へと続く通路には小さな川が流れ、周囲には樹木や植物が植えられています。季節の花も咲いており、落ち着いた和風の雰囲気が漂っています。

ロビー・売店

• 写真：ゆきたか日本庭園が見えるロビー。こちらには記念撮影スポットもある。

玄関を入ると、フロントと広いロビーがあります。こちらからは、緑が美しい日本庭園が見られます。砂利や岩を配した枯山水風の庭園になっているので、京都らしさが感じられるでしょう。

• 写真：ゆきたか

このロビーのすぐそばには、売店があります。地元亀岡や京都の銘菓、地酒、雑貨などが色々と販売されており、お土産選びが楽しいです。京都丹波エリア特産の黒豆を使った商品もあるので、食事の前後などに立ち寄ってみてください。

客室

• 写真：ゆきたか

客室は、スタンダードな和室から、内露天風呂付客室、洋室まで用意されています。筆者はお部屋おまかせプランでしたが、小さめの和室が二間続いた客室に案内されました。広さは12畳ほどあり、大人3人でも窮屈さを感じませんでした。

• 写真：ゆきたか二の館 2階からの眺望。庭園の緑と周囲の山が見える。

こちらが客室からの眺望です。2階にあるため、敷地や周囲が見渡せるというわけではありませんが、庭園や山の緑が美しいです。眺望や設備にこだわりたい方は、予約時にお部屋を選択すると良いでしょう。

温泉大浴場

少し休憩したら、温泉に入って旅の疲れを癒しましょう。こちらの大浴場では、湯の花温泉のお湯が楽しめます。小さな庭に面した内湯、露天風呂があり、和風の雰囲気が落ち着きます。天井は高く、清潔感もあるので、気持ちよく入浴できます。

泉質は単純弱放射能温泉となっており、神経痛や慢性消化器病のほか、痛風、慢性皮膚炎などに効果があるとされています。無色透明でさらりとしているので、誰にでも入りやすい泉質でしょう。

プロも選ぶおいしい料理を味わおう

温泉で汗を流したら、お食事を楽しみましょう。こちらの宿は、「プロが選ぶホテル100選」の料理部門に連続入選しているので、食事の味や内容にも期待が高まります。

和牛食べ比べコースの夕食

• 写真：ゆきたか

さまざまな料理の宿泊プランがありますが、筆者は「和牛食べ比べ会席コース」（1泊2食付き 16,500円～ 税込）を選択しました。スタンダードな「旬の京会席」プランより、少々ボリュームがある内容となっています。まず前菜からいただきます。

• 写真：ゆきたか

お造りや蒸し物といった料理が並びます。どれも素材が吟味されており、味付けも良いものです。美味しい地酒、各種アルコール飲料も揃っているので、料理とともに味わうのも良いでしょう。

• 写真：ゆきたかお皿に盛り付けられた京都のブランド牛は、陶板焼きで味わう。

そしてこちらが、このコースのメインである和牛の料理です。ブランド牛の丹波牛、京都牛、亀岡牛を、陶板焼きやしゃぶしゃぶで味わいます。

• 写真：ゆきたか

まずは丹波牛や京都牛を陶板焼きでいただきましょう。柔らかくとろけるような食感と、和牛の香ばしさが味わえます。

• 写真：ゆきたかしゃぶしゃぶもあり、ブランド和牛が堪能できる。

亀岡牛は、しゃぶしゃぶでいただきます。さっぱりとした味わいで、上品なお肉の味が堪能できます。

• 写真：ゆきたか

ほかにも、天ぷらやご飯、デザートなどが並びます。品数、ボリュームとも多めなので、お腹いっぱい食べたいという方にはおすすめのコースでしょう。

品数も多い朝食

• 写真：ゆきたか焼き魚や卵料理、小鉢など品数豊富な朝食。

朝食は、筆者が利用した際は、和定食となっていました。内容は、焼き魚や卵料理、海老などのおかず盛り合わせのほか、夏野菜とベーコンの陶板焼き、小鉢、みそ汁もあり、品数は多いです。

見た目も豪華ですし、なすやオクラといった夏野菜が使われているので、季節感が感じられます。ボリュームも適度にあり、味も満足できるものでした。

周辺観光スポットに出かけよう

• 写真：ゆきたかトロッコ列車から眺める保津峡

チェックアウトしたら、周辺観光に出かけましょう。亀岡市周辺には魅力的な観光スポットが点在していますが、特に有名なのが「保津峡（ほづきょう）」です。季節ごとに変わる保津川の渓谷美は素晴らしいものです。

• 写真：ゆきたか嵯峨野トロッコ列車の車内。レトロな雰囲気が漂う。

山陰本線の複線化によって不要となった線路を使って運行している嵯峨野トロッコ列車に乗れば、保津峡の景色を堪能することができます。亀岡市にあるトロッコ亀岡駅と、京都市内有数の観光スポット「嵯峨・嵐山エリア」を結んでいるので、散策に便利です。トロッコ亀岡駅へは、チェックアウトの際に宿から送迎していただくことも可能です。

• 写真：ゆきたか亀岡市内の風景

ほかにも亀岡市には、縁結びの神社として知られる「出雲大神宮」や、市内を一望し、季節や条件によっては雲海も見られる展望台「霧のテラス」などもあります。ぜひ亀岡観光も楽しんでみてください。