新潟県で開催される「越後妻有 大地の芸術祭」。里山の風景とともに味わう芸術なので、通年をとおし、四季折々に風景を楽しみたいですが、夏ならではの風景と美味しい地元グルメを味わえるスポットもご紹介します。
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【1】越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)
十日町市本町にある回廊型の美術館で、常設展示に企画展、シーズン中は各種イベントやワークショップなども開催される芸術祭の拠点施設となっています。芸術祭の作品関係の書籍やグッズもそろうので、お土産購入場所としても最適です。
- 越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)
- 十日町市 / 美術館 / お土産
- 住所:新潟県十日町市本町6-1地図で見る
- 電話:025-761-7766
- Web:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/echigo-t...
【2】サロン MonET
美術館の2階にあるサロンで、珈琲や紅茶、りんごジュースなどのドリンクやスィーツを楽しめるカフェスペースとなっています。また、マッシモ・バルトリーニ feat. ロレンツォ・ビニの「Two River」という作品でもあり、天井の無数の丸いモビールは川面のような動きを表しています。芸術祭開催中の土日祝日のみのオープンです。
- サロン MonET
- 十日町市 / カフェ・喫茶店
- 住所:新潟県十日町市本町6-1-71-2地図で見る
- 電話:025-761-7766
- Web:https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/sa...
【3】IKOTE / いこて
美術館からほど近い場所にあるのが、IKOTEで十日町の建築会社が運営している飲食店です。ひときわ目を引くお洒落な外観は、雪国の象徴とも言える大きなかまくらを思わせます。外観と共に木のぬくもりを感じる店内は、開放的な空間の中で大きなテーブルが配され、親戚の家に招かれたような、どこかほっとした雰囲気に包まれています。
提供されるお料理も、生産者から直接仕入れることを軸に、食材を生かした美味しいメニュー作りに生かされています。
- いこて
- 十日町市 / カフェ・喫茶店 / ランチ
- 住所:新潟県十日町市本町5-39-6地図で見る
- 電話:025-755-5595
- Web:https://ikote.net/
【4】まつだい農舞台フィールドミュージアム
松代駅から約2km、松代城までの地域に点在するアート作品の拠点となっているのが、こちら。夏は、じりじりと照り付ける太陽も厳しいうえ、屋外スポットで山を登ったりもするので、ある意味オアシスのようなスポットです。
- まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
- 十日町市 / その他スポット / 美術館
- 住所:十日町市松代地区地図で見る
- Web:https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/no...
【5】越後まつだい里山食堂
「農舞台」の2階にあるのが、こちらの食堂で店内は水色一色。天井に松代の写真がコラージュされており、一面ガラス貼りで窓と鏡のテーブルにコラージュ写真や四季の風景が映りこむジャン・リュック=ヴィルムートの「カフェ・ルフレ」というアート作品となっています。
里山を眺めながら頂くのは、越後妻有の旬の野菜をたっぷり使った四季折々のメニュー。平日は日替わりランチ、土日祝日は旬の味覚ビュッフェで、地元の女性たちが手作りする滋味豊かなお食事が頂けます。
- 越後まつだい里山食堂
- 十日町市 / ランチ / ビュッフェ・食べ放題・バイキング / 和食
- 住所:新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」2階地図で見る
- 電話:025-594-7181
- Web:https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/sa...
【6】古民家カフェ『澁い SHIBUI』
まつだい「農舞台」フィールドミュージアムから徒歩10分ほどの場所に、ドイツ人建築デザイナーで再生古民家に注力しているカール・ベンクス氏が経営するカフェがあります。テレビで紹介されたこともあります。お洒落で居心地の良い店内で頂けるランチは、キッシュやオープンサンドになっています。
- 古民家カフェ『澁い SHIBUI』
- 十日町市 / カフェ・喫茶店 / ランチ / ビール
- 住所:新潟県十日町市松代2074-1地図で見る
- 電話:025-594-7944
- Web:https://karl-bengs.jp/shibui/
【関連記事】古民家カフェ『澁い SHIBUI』でやすらぎタイム【新潟】
【7】美人林
美しすぎるブナ林としてSNSなどでも見かけることが多い美人林。松之山松口の3haの森の中に樹齢約100年のブナの木が生い茂っています。大正末期、木炭にするために、全て伐採され裸山になったこともあるというブナ林ですが、今では一面緑に広がる景色を一目見ようと、多くの観光客が訪れています。夏は、周辺の気温より2℃低いと言われるブナ林です。
【8】清津峡 / 清津峡渓谷トンネル
清津川を挟んで切り立つV字型の大峡谷で、大地の芸術祭でも、このトンネルを主たる目的にして訪れる方も多い大人気のスポットです。
繁忙期は予約制で人数制限もされますし、洞内の見どころも別のアートスポットや渓谷美など、数か所あるので、激混みは避けられる印象です。
- 清津峡
- 十日町市 / 自然・景勝地 / 紅葉 / ハイキング / ツーリング
- 住所:新潟県十日町市小出 清津峡地図で見る
- 電話:025-763-4800
- Web:http://nakasato-kiyotsu.com/
- 清津峡渓谷トンネル
- 十日町市 / 建造物 / インスタ映え / パワースポット / 展望台
- 住所:新潟県十日町市小出癸2126地図で見る
- 電話:025-763-4800(管理事務所)
- Web:http://www.tokamachishikankou.jp/kiyotsukyo/
【9】津南ひまわり広場
津南町の高台約4haという広大な敷地にヒマワリ畑が広がっています。平成2年に津南の青年たちが遊休農地50rを利用して、ひまわりの作付けを始めたそうです。その後、反響が大きく観覧者が多数訪れたことで、平成5年から町観光協会が主催となり、現在では約50万本のヒマワリが咲いています。例年の開花時期は、7月下旬から8月中旬です。
- 津南ひまわり広場
- 津南町(中魚沼郡) / 花畑
- 住所:新潟県中魚沼郡郡津南町赤沢地図で見る
- Web:https://tsunan.info/tsunan-sunflower-square-2/
この記事を書いたライターからひとこと
今回ご紹介したスポットは、車なら一気に1日で周れない距離ではありません。筆者が十日町市に1泊して周った経験から言うと、まだまだ周りきれなかったアートスポットが多数あり、せめてもう1泊すればよかったと思っています。アート好き、写真撮影が好きな方は、1泊以上の宿泊をしてじっくり周ることをお勧めします。(olive)
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