台湾旅行でぜひ体験したいローカル朝ごはん。台北には数多くの朝食店がありますが、MRT東門駅近くの「青島豆漿店」は地元の方でいつも賑わっています。ローカル度満点のこのお店、鹹豆漿や肉汁たっぷりの肉餅は特におすすめですよ!
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台北MRT東門駅近くの人気豆乳店「青島豆漿店」
台北MRT東門駅周辺に広がる永康街エリアは、日本人観光客が多いことでも知られています。数々のグルメ店やスイーツ店、雑貨店が点在するこのエリアは、旅行中一度は訪れるという方も多いのでは。遠くには台北101も見え、観光気分が盛り上がります。
観光客で賑わう永康街メインストリートからは少し離れていますが、MRT東門駅から歩いて8分ほどの場所にある豆乳店「青島豆漿店(チンダオドウジャンディエン)」は、朝からお客さんがひっきりなしに訪れる人気店です。
中国語や台湾語が飛び交う超ローカルなお店なのですが、実は日本人観光客も多く訪れるようで、店内には日本語で定休日の案内などが書かれています。
注文は口頭かメニュー表に記入
お店の前ではテイクアウトの方々で列ができていることが多いですが、店内で食事する場合はまず空いている席を探して着席します。
地元の方は掲げられたメニューを見ながら直接口頭で注文を済ませてしまうのですが、お客さんが日本人だとわかるとお店の方が日本語メニューを持ってきてくれますよ。無事注文を済ませたら、あとはできあがりを待つだけ。
おまちかねの台湾朝ごはん!
こちらは「鹹豆漿(シエンドウジャン)」というおぼろ豆腐のような食感の豆乳メニューと、「肉餅(ロウビン)」という熱々の焼き肉まんです。価格は鹹豆漿・肉餅共に30元(約109円)。
注意!肉汁がたっぷりすぎる肉餅
こんがりときれいに焼き色がついた肉餅は、見るからにおいしそう!手に持つのが大変なくらい熱々です。
一口いただいてみると、肉汁がじゅわっと弾けるように飛び出します。肉汁が流れるように垂れてくるため手に持つことが難しく、箸で食べている方もいらっしゃるほどです。とにかくたっぷりの肉汁に驚きます。
味はもうおいしいの一言、熱々で豚肉の旨味たっぷりです。上手に食べるのが難しいことだけが難点かもしれません。
具がたっぷり入った豆乳料理「鹹豆漿」
鹹豆漿は、大きな器にたっぷりと入っていて食べ応えがあります。食べ進めていくうちに豆乳がおぼろ豆腐のように固まっていき、ほろほろとした食感に。程よい塩気でおいしいですよ。他店の鹹豆漿と比べて少し香ばしいように感じます。
豆乳の中には油條(ヨウティァオ)と呼ばれる揚げパンや青ネギなどの具もたくさん入っていて、これだけでもお腹が満たされそう。
シンプルな豆乳ももちろんおいしいのですが、鹹豆漿は台湾ならではのメニュー。お店によって少しずつ味が異なるので食べ比べも楽しいですよ。
台北観光前に台湾ローカル朝ごはん「青島豆漿店」
青島豆漿店は観光客が多く利用するMRT東門駅から近く、台北観光前にローカルな台湾朝ごはんを食べてみたいという方にぴったりのお店です。ぜひ、台湾ならではの朝ごはんメニューを青島豆漿店で味わってみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2018年7月現在のレートを利用しています(1元=約3.63円)。