台湾旅行に出かけたら朝の時間も有効活用して思いっきり観光を楽しみたい!と思われませんか?そんな方におすすめのエリアは台北MRT雙連駅近くです。このエリアには人気の朝ごはん屋さん、熱気溢れる朝市、豆花などのスイーツ店がそろっていて朝から台湾の魅力をたっぷり味わう事ができちゃうんです。
この記事の目次表示
まずは「世紀豆漿大王」で台湾式朝ごはんを
台北の地下鉄MRT雙連駅2番出口を出てまわりを見渡すと、たくさんの人で賑わっている事に気付きます。台湾の人たちは朝からとっても活動的。
駅に到着したら、まずは地元の方にまじって台湾風朝ごはんをいただくのはいかがですか?駅のすぐ近くには、台北で人気の朝ごはん屋「世紀豆漿大王」があります。このお店は日本人の観光客も多く訪れることから日本語のメニューが用意されており、注文も楽々です。
人気のメニューは?
人気のメニューは店名にもなっている豆漿(ドウジャン)、つまり豆乳メニューです。飲み物として豆乳をいただくのももちろんおいしいんですが、台湾ならではの朝ごはんメニューとして人気が高いのは写真右手の「鹹豆漿(シエンドウジャン)」です。1つ25元(日本円で約91円)と値段もお手頃。
鹹豆漿はおぼろ豆腐のような食感のやさしい味わいで、中にはネギや油條(ヨウティァオ)と呼ばれる揚げパンなどの具がたっぷり入っています。
写真左手に写っているのは「燒餅加蛋(シャオビンジアダン)」で、薄い焼き餅のようなパンに玉子焼きが挟まれています。1つ30元(日本円で約109円)。こんな風に、このお店では豆乳メニューに加えて気になるメインメニューを1つ頼むスタイルがおすすめです。
熱気溢れる市場「雙連朝市」へ
「世紀豆漿大王」のすぐ向かいは、朝から地元の方で賑わう「雙連朝市」です。中国語や台湾語が飛び交っていて、現地のパワーを感じます。お店や屋台がずらりと並ぶ真ん中の通りを歩きながら台湾の日常に触れてみましょう。
日本ではなかなか見ることのない果物や野菜が安く売られていることも多く、見るだけでも楽しくなってきます。これ、食べてみたい!というものがあったら、試しに1つ買ってホテルでいただくのも良いですね。
食べ物だけでなく服やカバンなどを販売しているお店も多く、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
台湾の伝統スイーツ豆花を味わえるお店「豆花莊」
朝市での散策を楽しんだ後は、台湾の伝統スイーツ豆花(ドウフア)を試してみるのはいかがでしょうか。雙連駅からは10分ほど歩きますが、「豆花莊」ではお店自慢の自家製豆花をはじめとする各種台湾スイーツを味わう事ができます。ただし、営業開始時間は午前10時となりますのでお気をつけください。
トッピングの種類も豊富
豆花はほんのり甘くてやさしいお味。豆花のおいしさもさることながら、トッピングの種類が豊富なのもうれしいポイントです。ピーナッツや小豆、タピオカやくずきりなど、いろいろあってどれにしようか迷ってしまうかも。
写真のトッピングは芋圓(ユーユエン)と呼ばれるタロイモで作られたお団子で、もちもち食感がおいしい台湾ならではのトッピングです。芋圓豆花は45元(日本円で164円)。
- 豆花莊
- 台北 / スイーツ / 豆花
- 住所:台北市大同區寧夏路49號地図で見る
- Web:http://www.beansvillage.com.tw/
朝も夜も満喫できるエリア、雙連
台北の朝はこの雙連エリアに足を運べば、台湾の日常に触れつつおいしいものをたくさん味わう事ができちゃいます。もしも帰国便が午後か夜なら、最終日の朝に訪れてギリギリまで台湾旅行を満喫するのはいかがでしょうか。
雙連は台北で人気の夜市「寧夏夜市(ニンシアイエシー)」がある事でも有名ですが、朝は屋台も出ておらず静かな雰囲気です。これが夜になるとがらりと雰囲気が変わり、たくさんの人が押し寄せて歩くのもままならないほど。時間がある方は朝と夜の両方訪れてみて、雰囲気の違いを楽しんでみるのも良いですね。
※レートはすべて2017年8月現在