絶品ランチ5品！白洲家のレストラン武相荘【東京】

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• 武相荘（ぶあいそう）のレストランとは？
• ランチメニューをチェック！
• 悩んでしまうランチメニュー
•    武相荘の海老カレー
•    次郎の親子丼
•    次郎のクラブハウスサンドウィッチ
•    豚肉のソテー　ジンジャーソース
•    オムライス
• 最後に

武相荘（ぶあいそう）のレストランとは？

• 写真：Olive

東京町田市の閑静な住宅街の一角。小高い丘には緑が溢れ、まっすぐに伸びた竹林が目にもまぶしい自然豊かな中に「武相荘」があります。1943年（昭和18年）に東京から鶴川に移り住んだ夫妻は、その地が武蔵と相模の境に位置したことと、「不愛想」をかけて、「武相荘」と名付け、生涯この地で暮らしました。現在、その家屋はミュージアムとなっています。

• 写真：Olive

武相荘の門をくぐり、立派な柿の木のすぐ脇にある建物がレストランになっています。夫妻が趣味を楽しんだ工作室を、レストラン＆カフェとしてリニューアルしたものです。

• 写真：Olive

レストランは贅沢なほどに天井が高く、窓からは自然光が差し込み、居心地の良い空間が広がります。店内には、夫妻の肖像画や写真、小物や絵画が飾られています。

ランチメニューをチェック！

• 写真：Oliveイラストがかわいいメニュー

素朴なイラストで描かれたメニューには、そのメニューにまつわる白洲家のエピソードなども添えられています。ご飯メニュー以外には、ケーキやカフェセット（￥1,500）も用意されています。

悩んでしまうランチメニュー

ランチメニューは、2018年3月で終了した松花堂弁当以外で、全5品がそろいぶみ。どれも甲乙つけがたい美味しさです。手軽に頂けるサンドイッチから、誰もが大好きなカレーや親子丼までバラエティ豊かなので、メニューを手に悩んでしまうはず。

武相荘の海老カレー

• 写真：Olive武相荘の海老カレー￥1,900

武相荘で1番人気と名高い武相荘の海老カレー。メニューには、白洲家の長女である牧山桂子さんの文章が添えられています。

母の兄である伯父がシンガポールに行った際に友人の家でごちそうになり作り方を教わって来たというカレーです。
彼は料理の作り方など興味が無い人でしたのに、よほどお気に召したのか作り方を書いて来たそうです。
それ以来、我が家のカレーはこれになりました。（メニューより引用）

• 写真：Olive

ライスのお皿にキャベツの千切りが添えられているのは、野菜嫌いだった次郎が、「キャベツの千切りだけは、残さず食べた」というエピソードから。GHQとも対等に渡り合っていた彼が、野菜嫌いという、なんとも愉快なエピソードですね。キャベツにもカレーをかけて食べるのが白洲風だそうです。

カレーは、玉ねぎ、人参、セロリをすべてすりおろし、10種類以上のスパイスで仕上げられています。スパイシーでプリプリの海老が嬉しいカレーです。

次郎の親子丼

• 写真：Olive次郎の親子丼￥1,700

カレーに次いで人気なのが、次郎の親子丼。次郎が大好きだったメニューで、理事長を務めていた軽井沢ゴルフ倶楽部のメニューにも加えていたそうです。次郎はどんぶりにもこだわりがあったようで、レストランで使用しているどんぶりも、当時とほとんど同じものを復元したそうです。

どんぶりの蓋を開けるときのワクワク感は、次郎ならずとも同じですよね。ふんわり半熟に仕上げられた玉子としっかりとした味付けが絶妙な親子丼です。

次郎のクラブハウスサンドウィッチ

• 写真：Olive現在提供されていません。

次郎のクラブハウスサンドウィッチには、オニオンフライとフレンチフライが添えられています。両面をカリッと焼き上げられたパンに、うま味たっぷりのハムやベーコンが新鮮な野菜とサンドされています。

豚肉のソテー　ジンジャーソース

• 写真：Olive現在提供されていません。

メニューを見て、「豚肉の生姜焼きね！」と思っていると、見事に裏切られます。口に入れた瞬間、驚くほどの豚肉の柔らかさと肉厚さにびっくり。おそらく、熟成された上質の豚肉なのだと思います。ぜひ、召し上がって頂きたい一品です。

オムライス

• 写真：Oliveオムライス￥1,900

武相荘のオムライスは、目の前にするとちょっとびっくりします。とき卵にご飯が混ぜられ、ふんわりと焼かれ、整えられた独創的なオムライスは、お米の一粒一粒が卵をまとい、ふんわりなめらか。そこに牛肉の塊と共にデミソースがかけられているのです。目からうろこの一品です。

最後に

• 写真：Olive

食通だった白洲夫妻。夫妻の期待に応えてきた長女・牧山桂子さんが監修されているレストランのメニューは、どれもこれも、もう一度食べたい！と思うオリジナリティが感じられるおいしさです。

ほとんどの料理に添えられるスープは、人参、キャベツ、玉ねぎなど、季節の野菜がたっぷり入った具沢山で優しい味。野菜嫌いだったお父さんへの、お嬢さんの愛情だったのかしら？なんて思いながら飲みたいスープです。

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