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いざ!バオバブ並木へ!
それでは、バオバブ並木へ行ってみましょう!
モロンダバからバオバブ並木への行き方
バオバブ並木は、モロンダバから車で40分ほどの場所にあります。車はホテルに依頼するか、ご自身でタクシーをキャッチします。時間が決められてしまいますが、ツアーに参加されるのも良いかも知れませんね。
ご自身で行かれる場合は、運転手との価格交渉となります。片道10US$(約1,050円)前後を目安にされると良いでしょう。朝がとても早かったり、往復で依頼して、運転手を長時間待機させるようでしたら、もう少し上乗せして差し上げたらよいかと思います。
日の出を待つ
今回は、バオバブ並木からの朝日を見に行くことにします。日の出の時間を調べてみると、夏は早朝5時には空が白みだしますので、早朝4時にモロンダバを出発します。
辺りが闇で静まり返っているなか、ホテルを出発し、バオバブ並木に到着します。
真っ暗だと木もよく見えませんが、確かにそこに何か大きいものが存在しているということは分かります。
夜明け
朝焼けが始まり出すと、遠くのバオバブが映りあがり、とても美しいです。
空がだんだん明るくなってきて、太陽光と雲とバオバブのコントラストが幻想的です。
日の出直前、おどろおどろしい空を背景に、凛として建つバオバブが印象的です。
とうとう、太陽が姿を現しました。それを待っていたかのように出迎えるバオバブの姿が凛々しいです。
こうやって地上からバオバブを見上げると、まるでバオバブが空に向かって手を広げ、宇宙を仰ぎ見ているよう。
この並木道の周囲は、電子音や機械的な音を発するようなものが全くありませんので、とても静かです。
夜が明けても、ひたすら静かにたたずむバオバブ
一本だけでも大きくて迫力があります。
それが何十本と連なっていると圧巻です。このバオバブは、しばらくの間ずっとこの並木道に沿って聳(そび)えています。ここが同じ地球とは思えない不思議で壮大な景色です。世界広しと云えど、ここまで多くバオバブの木が集中している地域はないそうです。
バオバブの木は、高さ30メートルにもおよび、幹の直径が10メートルもあるバオバブもあります。また、バオバブにはいくつかの種類があり、世界には11種類のバオバブが存在するそうです。マダガスカルにはそのうち8種類もが生息しているそう。
根が一つで幹の分かれた珍しいバオバブも。
この辺りは、並木以外にもポツンポツンとバオバブが生えています。
ドライブしていると、それぞれ個性的なバオバブが度々見えてきますので、ついつい停車してもらい写真を撮るため、なかなか進みません。
ここへ来ると、ずっとそこに留まっていたいと思えるのが不思議です。
今回は朝焼けをご紹介しましたが、夕焼けもとても美しいようです。何日か滞在して、見に行かれるのも良いかも知れませんね。
マダガスカルへの行き方
マダガスカルには国際空港が一つしかないため、国際線のすべてのフライトは、首都のアンタナナリボにあるイヴァト国際空港へ着きます。日本からの直行便がなく、タイのスワンナプーム空港を経由して行きます。スワンナプームから国営マダガスカル航空が就航しており、その国際線を利用すると、モロンダバへの国内線が大幅割引となります(およそ半額)。