日本を代表する温泉県である群馬。誰でも一度は聞いたことのある有名どころの草津や伊香保に四万温泉。しかし、群馬にはその他にも魅力的な温泉があるのです。今回紹介する赤城温泉郷もその一つ。かけ流しのにごり湯が特徴。歴史の古い温泉です。
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赤城温泉郷とは?
群馬県前橋市の赤城山麓に位置しています。標高700mから900mに位置する赤城温泉・忠治温泉・滝沢温泉にあるたった5軒の小さな宿の集まりが「赤城温泉郷」です。古来より上州の薬湯と親しまれ、四季の変化が美しい場所です。
創業元禄13年の老舗宿「赤城温泉ホテル」をご紹介
今回は赤城温泉の1つ「赤城温泉ホテル」をご紹介します。
赤城温泉ホテルは、赤城山の中腹900mに位置しています。その創業はなんと元禄13年!周囲は山々に囲まれ、鳥のさえずりと川のせせらぎくらいしか聞こえない、まさに秘湯と呼べるような環境です。
ロビーからの景色も絶景です。四季折々の風景が楽しめそうですね。
源泉かけ流しのにごり湯
赤城温泉の一番の魅力は、茶褐色のにごり湯。自然湧出の無色透明な温泉が空気に触れることにより、茶褐色に変色する「生きている源泉」です。湯の花がたくさん浮かび、成分の濃さがうかがえます。源泉温度は43℃と少々ぬるめ。しかし、炭酸水素成分のおかげでしばらく入っていると体の芯からポカポカと温まることが実感できます。
メゾネットの和モダンな客室
全13室のうち、3室のみが別館になります。今回は別館の「つばき」という客室を紹介します。「つばき」の部屋はメゾネットになっていて、客室入口を入ると和室とベッドスペースがあります。
室内階段を降りるとダイニングルームがあり、その奥に可愛らしいロッキングチェアで寛げるティールーム、そしてお風呂があります。
なんといっても「つばき」の最大の魅力はお風呂です。かけ流しのにごり湯の浴槽と、ジャグジーの2つの浴槽があります。とても贅沢な仕様ですね。
かけ流しの浴槽のほうは寝湯になっています。名物のにごり湯!湯の花が浮いている成分の濃い温泉です。思わずうたた寝をしてしまいそうな気持よさで、いつまででも入っていられます。
ジャグジーのほうは浴槽が痛むという理由で温泉ではありませんが、窓に映る絶景を眺めながら浸かるのは至福の時。
素朴な料理に舌鼓
別館に宿泊の場合、食事は客室内のダイニングルームで頂きます。地の物を生かした料理です。派手さはないものの、どこか懐かしくあたたかい感じがします。
メインは赤城地鶏のコラーゲン鍋!美味しいことは言わずもがな、美容にも良さそうです。
アクセス
車利用
- 関越自動車道高崎ICより約50分
- 北関東自動車道伊勢崎ICより約30分
- 東北自動車道佐野藤岡ICより約80分
電車利用
- JR両毛線前橋駅より約40分
前橋駅 → シャトルバス(約5分) → 上毛電鉄 中央前橋駅 → 大胡駅(約20分)→ ふるさとバス(約25分:赤城神社/赤城高原牧場行)またはタクシー(約20分)※ふるさとバスは事前の予約が必要です。
最後に
首都圏から約2時間で行ける秘湯。都会の喧騒を離れ、非日常を味わうにはとてもおすすめの宿です。かけ流しのにごり湯でじっくり温まり日頃の疲れを癒す。そんな過ごし方をおすすめします。
- にごり湯の宿 赤城温泉ホテル
- 前橋市 / ホテル
- 料金(目安):8,640円〜51,000円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:群馬県前橋市苗ケ島町甲2031地図で見る
- Web:http://www.akagionsen.com/