松戸市

5万本の紫陽花と6千本の花菖蒲!千葉県のあじさい寺【本土寺】へ行こう

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2022年4月12日更新

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写真:SaoRi

千葉県のあじさい寺として知られている、松戸市の「本土寺」。毎年6月には紫陽花と花菖蒲が見ごろを迎え、多くの参拝客で賑わいます。風情あるお寺の建物と紫陽花の共演は圧巻!さっそく詳しくご紹介していきます。

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「本土寺」について

千葉県のあじさい寺として有名な「本土寺」は、松戸市平賀にある日蓮宗の名刹です。

  • 写真:SaoRi

1277年の建立で、度々の不受不施の法難と明治維新の廃仏毀釈運動のために衰退しかけたものの、近年になり五重塔の新築や庭園の造営などの境内設備が進み、今日では四季の寺として多くの参拝者が訪れます。

特に、初夏の紫陽花と秋の紅葉は美しいと評判で、この季節には多くの人々で賑わいます。

  • 写真:SaoRi

都心からも近く、北小金駅(JR常磐線)から徒歩10分ほどとアクセス面もいいので、ぜひ参拝に訪れてみて下さいね。

本土寺の紫陽花の見ごろは?

本土寺の紫陽花の見ごろは、毎年6月中旬~下旬頃までです。

  • 写真:SaoRi

紫陽花のシーズン中は有料参拝期間となっていて、受付で参拝券(500円)の購入が必要となります。

  • 写真:SaoRi

満開の頃には参拝券を買い求める長い列ができることがあるほか、境内も大変混み合っているので時間に余裕をもって行かれることをおすすめします。

紫陽花が咲き乱れる本土寺へ行こう!

JR常磐線の北小金駅(北口)を出ると、本土寺までは案内板が適度な距離でしっかりと設置されていいて、初めて訪れた方でも迷わずに行けるかと思います。

  • 写真:SaoRi
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新録に映える立派な赤い山門をくぐった先に受付があるので、参拝券を購入したら境内へと進んでいきます。

  • 写真:SaoRi

受付の門を過ぎてすぐに見えてくのは、「まずは本堂をお詣り下さい」という看板。

  • 写真:SaoRi

すぐ近くでは紫陽花がもりもりと咲いていて参拝前にそちらに向かいたくなりますが、先に本堂をお詣りしてからの方が境内を効率よく巡れる順路となっているのでまずはお参りを。

  • 写真:SaoRi

お詣り後は、本堂のすぐ横に「順路」と書かれた木の看板が立っているので、ここからは案内に従って進んでいきましょう!

  • 写真:SaoRi

圧巻!5万本の紫陽花と6千本の花菖蒲に彩られた本土寺

順路の案内に従って進んでいくと、すぐに両脇を紫陽花に囲まれた小路が見えてきます。

  • 写真:SaoRi

本土寺の境内には5万本もの紫陽花が植えられているとのことで、その様子は圧巻!

  • 写真:SaoRi

色とりどりの紫陽花を見ながら歩いて行くと、やがて竹林が出てきて、そのすぐ先に菖蒲池が見えてきます。

  • 写真:SaoRi

こちらには6千本もの花菖蒲が植えられていて、紫陽花とちょうど同じ時期に見ごろを迎えるので、6月は両方の花を楽しむことができます。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

池の中央には遊歩道や休憩所が設けられていて、色々な角度から菖蒲や紫陽花を鑑賞できます。

  • 写真:SaoRi

風情あるお寺と紫陽花の共演や、初夏らしい景色が広がっていて、日本風景の美しさがしみじみと感じられます。

  • 写真:SaoRi
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その後も順路に従って進んでいくと、紫陽花の咲き誇る道がずっと続きます。

  • 写真:SaoRi

ぐるりと1周すると、最後はもとの本堂前の出入口に出ます。境内の至るところに綺麗な紫陽花が咲いているので、1回ですべてを巡るのは難しいかもしれません。

  • 写真:SaoRi

そんな時は気にとまったスポットへもう1度足を運んでもいいですし、当日限りであれば参拝券の提示で再入場も可能です。

  • 写真:SaoRi

ぜひ、紫陽花と花菖蒲が美しい6月の本土寺を、存分に鑑賞していって下さいね♪

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