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【メルボルン】数少ない市街地コースを走るF1オーストラリアGPに行こう!

取材・写真・文:

宮城在住
訪問エリア:35ヶ国

2023年6月27日更新

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写真:dory

日本でも毎年10月に開催されるF1日本GPですが、世界各国を回るGPシリーズはオーストラリアを皮切りに例年3月からスタートしていきます。メルボルンで開催されるオーストラリアGPは、世界でも数少ない市街地コースを使用する必見のグランプリです!どうやってF1を観戦するのか、初心者でも行きやすいオーストラリアGP観戦方法をご紹介します。

この記事の目次表示

レース会場はどこ?

F1なのだからレースサーキットでしょ?と思う方が多いでしょうが、メルボルンにサーキット場はなく市街地コースが採用されています。市内中心部からほど近いアルバートパークが会場です。真ん中に大きな池があり、その周りを一周するように道路が整備されています。

  • 写真:dory

通常は市民の憩いの場として親しまれている公園で、レースが近づくとコース両脇にスタンドや巨大な柵が運ばれてきて会場となります。以前はアデレードで開催されており、その当時も市街地コースで、オーストラリアGPは伝統的に市街地コースを貫いています。

他にも市街地コースを味わえるのは、シンガポールGPやモナコGPなどが有名です。

チケットはどう買うの?

チケットはインターネットサイトでの購入が可能です。またチケットの種類も様々で、金曜日のフリー走行から決勝までの3日間入場可能な通しチケットや、一日のみ入場できるチケットのほか、観戦できるスタンドや入れるエリア、受けられるサービスが異なるさまざまな種類のチケットがあります。

何十万もする超高額チケットもあれば30AUD(約2,450円)で購入できる格安チケットもあります。初心者の人はとりあえず、決勝のある日曜日のみ入場可能なGeneral Admission(99AUD、約8,110円)がおすすめです。フリーエリアでの観戦になるので、場所取りは必須ですが、感動と興奮間違いなしですよ。

そのほか、早期割引などお得にチケットを購入できるサービスもありますので、早めの購入がおすすめです!

開催日程は?

開催期間は4日間です。通常木曜日~日曜日に開催されます。

  • 木曜日:テスト走行
  • 金曜日:フリー走行
  • 土曜日:予選
  • 日曜日:決勝

トラック内外で毎日様々なイベントが開催されていますし、F1カー以外のレースも行われています。

オーストラリアGP決勝当日の楽しみ方

会場を楽しむ

出場レーサーの出身国の国旗がたなびく会場はまさにお祭り気分。各国から押し寄せるF1ファンを楽しませてくれます。

  • 写真:dory出場選手の国旗がずらり

会場には様々なブースがあり、スポンサーのブースではF1ゲームの体験やレーサーとの交流会などもあったりとイベント盛りだくさんです。

  • 写真:dory各チームの選手のペナントが並ぶ会場
  • 写真:doryグッズはチームごとに違うテントに分かれています

また公式グッズをはじめとした、F1観戦に来たらゲットしたいチームのキャップや応援グッズを売るショップも多くみられます。観戦記念に是非購入したいですね。

レース直前

チケットの種類にもよりますが、スタンド観戦など座席指定がある方は事前に場所を把握しておくとよりスムーズに座席に向かうことができますし、General Admissionのチケットの場合はなるべくいい席を確保したいので、早めに入場して会場を巡りましょう。

  • 写真:doryスタンド席から見るコース
  • 写真:doryフリーエリアでの観戦には場所取りが必須

レース直前にはオーストラリア空軍のアクロバット飛行やカンタス航空のジャンボ機の超低空飛行などが会場を盛り上げてくれます。大きな航空機の音が鳴り響き、会場全体が高揚感に包まれます。

  • 出典:www.flickr.comPhoto by:Christopher Neugebauer, 作品名:RAAF Roulettes @ Australian F1 GP

また、走行前にレーサー達が手を振りながら一周したりとスタートに向けてどんどんと会場の興奮は高まっていきます。

レース後

レース終了直後には観客が一斉にコース内に入っていきます!初めて観戦したときは筆者もビックリしたのですが、オーストラリアGPでは一般的な光景のようです。

  • 写真:doryレース直後コースに早く入りたい観戦客たち
  • 写真:doryタイヤ痕がくっきり残るレース直後のコース

これも可動式のフェンスを使用している市街地コースならではの光景と言えます。ピット付近は人々でごった返していますが、表彰台で行われる勝者のシャンパンファイトを間近で見ることもできますよ。

  • 写真:dory人でごったがいする終了直後のコース内

レース直後なこともあり、コースにタイヤが擦れて焼けた匂いやタイヤ痕、はがれたタイヤや機材の破片を手に取ることも出来て、レースの激しさをよりリアルに感じることができます。

  • 写真:dory各チームのピットが間近で見られる

レース直後もなかなか興奮が冷めやることはありません。F1ファンならずともこの経験は非常に貴重なので、ぜひ体験してほしいです。

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この記事を書いたトラベルライター

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元海外在住、元外資系豪華客船員ライター。学生時代からふつふつとしていた旅欲を満たすため、年々フットワークが軽くなり国内外問わずあちらこちらにすぐ顔出します!定番から少しだけ外れてるけど、マニアック過ぎない、いつもより少し旅を楽しくするノウハウお伝えします!
http://irodorimidori.blogspot.jp

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