日本とは季節が真逆のオーストラリアのメルボルン。そんなメルボルンでは毎年9月の初めから10月の1ヵ月間、オランダをイメージした春の色鮮やかできれいなチューリップ祭が開かれます。メルボルンに住んでいる人、または今後メルボルンに訪れる人のために、チューリップ祭について詳しく紹介します!
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チューリップ祭について
チューリップ祭は毎年、シルバン湖のほとりにあるテッセラーチューリップ園で行われています。開園時間は午前10時から午後5時まで、入場券(受付で購入)は$26です。園内に入ると赤、白、黄色、紫など色とりどりのチューリップ畑が広がっています。
この祭りではチューリップだけでなく、春に咲く花や水仙などの花畑もあったり、オランダをイメージした風車や風景が望めるなど、異国の雰囲気も味わえます。また畑では彫像も展示されているので、花だけでなく芸術を楽しむことも。少し歩き疲れた人は、オープンシャトルバスに乗って広いチューリップ畑の周りをゆっくり回ることもできるので安心です。
週末にはトルコやオランダ、アイルランド、ジャズ&ワインウィークスペシャルなど、週ごとに異なるイベントも行われています。
チューリップ祭の楽しみ方
チューリップ畑の景色を見ながらグルメも楽しめる!
チューリップ祭ではトルコ料理やオランダのスナックやお菓子、パンケーキなどを楽しむことができます。その他にはコーヒーやアイスクリーム、チョコレートやじゃがいもを使ったスナックなどもあり、選択肢に事欠きません。またその週限定の料理やお菓子、飲み物を売っているので、飽きることなく楽しめます。
エンターテインメント
チューリップ祭では毎日ライブパフォーマンスをしてくれるバンドがいるため、ローカルのミュージックも間近で楽しめます。またチューリップ祭が行われる1ヵ月間は、週末限定のトルコやオランダ、アイルランドの伝統的な踊りや歌を鑑賞できることも。
またチルドレンウィークでは、子供たちのための劇やパフォーマンス、動物ショーなども行われ、コスチュームやフェイスペイントなども人気のひとつです。この祭では数多くのお店が並んでおり、オーストラリアで有名なヘビや爬虫類がガラス箱の中に展示されているので、ちょっとした動物園感覚を味わうこともできちゃいます。
チューリップ畑で買い物 ♪
チューリップ祭の思い出を形に残したいと思う方は、オランダから直接輸入した品揃えの多いお土産や飾り品などを買えます。またこのチューリップを庭に植えたい、ベランダやお家の中に飾りたいなら「チューリップステーション」からお気に入りのチューリップを購入できますよ。
チューリップ祭への移動手段
メルボルンの街の中心にあるFlinders駅からLilydaleに向かう電車で約1時間乗り、Lilydale駅に到着後、663番のバスに乗ります。そこから約30分ほどしたところが「チューリップ祭り」の会場です。週末にはLilydale駅から、往復$3でチューリップ祭専用のバスが出ています。チューリップ祭が行われてる畑では駐車場も準備されているので、車での来場も可能です。
おわりに
チューリップだけでなく、グルメ、エンターテインメント、ちょっとしたショッピングも楽しめるこのチューリップ祭は、毎年メルボルンの人たちにとって春を迎えるための楽しみな行事です。メルボルンに9月や10月に訪れることがある人はぜひ行ってみてください!
- テッセラー・チューリップ・フェスティバル
- オーストラリア / イベント・祭り
- 住所:357 Monbulk Rd, Silvan VIC 3795, Australia地図で見る
- Web:http://tulipfestival.com.au/