三重県鳥羽市にある鳥羽水族館の魅力は、なんといっても生き物の種類の豊富さ。魚はもちろん、イルカやアザラシなどの海獣類の他、なぜか?カメレオンやカピバラまでいるのです。また、人魚伝説のモデルとして有名なジュゴンに会えるのも、日本ではここだけ!驚きや感動がいっぱいの鳥羽水族館は、わざわざ行く価値大です。
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鳥羽水族館の魅力、早わかり
鳥羽水族館は、1955年の開館以来、60年をこえる長い歴史と高い知名度で人気です。「人々の知的好奇心を喚起し、生きものたちの遙かなる感動の世界を提供しよう。」というポリシーのもと、常に前進し続けてきました。
その最たる特徴が、飼育種類数日本一というところに表れています。
生き物の種類は、約1,200種類、30,000点。本当に驚くほど、多岐にわたり飼育展示されていることに尊敬の念すら浮かんでしまいます。
通路全長が、およそ1.5kmにも及ぶという広い館内には、生きものの種類や生きものたちが棲息する環境に合わせ、12のゾーンに分けられています。水族館でおなじみのラッコやアザラシもいれば、見たこともない珍しい生き物もいます。
広い館内ですが、珍しいことに観覧順序がありません。来館者が、興味のあるテーマを思いのままに楽しめるようにと観覧順序を無くし、自由通路となっているのだそうです。
また、よちよち可愛いペンギンの散歩や、巨体を揺らしながら見せてくれるセイウチのパフォーマンスショーは必見です。
珍しい生き物と出会える水族館
鳥羽水族館では珍しい生き物に会えるのが魅力です。「何者?」と思うようなウィーディーシードラゴンがいる「特別展示室」や「へんな生き物研究所」は、本当にへんな生き物が勢ぞろい。
噂のダイオウグソクムシ
一時期、ニュースやネットでも話題になっていましたね。何年も絶食状態を続けているとか、国内の水族館で初めて脱皮を確認したというのも、ここ鳥羽水族館でした。その名も「へんな生き物研究所」に行くと、会えますよ!
人気のカピバラさん
ずんぐりむっくりとした体形や、おっとりとした性格からか、数年前には日本中で大人気になり、ぬいぐるみやキャラクターグッズも多いカピバラさん。「ジャングルワールド」では、そんなカピバラさんを見ることができます。捕食動物から身を守るために、水中に5分以上潜ることができるのだそうです。
見つけられる?カメレオン
両生・爬虫類をはじめとした、水辺に暮らす生きものたちのゾーン「奇跡の森」には、カメやカエル、イグアナなどと一緒にカメレオンまでいるのです。周辺の草木と同化しているカメレオン、あなたは、何秒で見つけられるでしょうか?
猫までいたよ!
同じく「奇跡の森」にいる珍しい生き物。それは「フィッシングキャット」。水かきのついた前足を使って、水辺で器用に魚を捕まえることから、日本では、「漁(すなど)り猫」という名前がついたそうです。
人魚にだってあえる?
昔から、人魚伝説のモデルといわれてきたジュゴンに会えるのが、日本では唯一、鳥羽水族館だけです。世界でも30例以上の飼育記録がありますが、いずれも短期間の飼育に終わっているのです。そんな貴重なジュゴン「セレナ」の愛らしさは、見ているだけで癒されます。
極近!のショーに感動
鳥羽水族館で絶対見逃せないのが、セイウチのパフォーマンスショー。飼育員さんの話術も楽しく、まるで漫才でも見ているような面白さです。巨体を揺らしながら、狭いスペースを縦横無尽に動き、観客を楽しませてくれます。
そして、それらのパフォーマンスが、観客が座っている場所に息がかかるほどの、目の前で繰り広げられるということに感動なのです。動物たちと観客の間に、柵もプールもガラスもない。遮るものが何もない。これって、すごくないですか?!
また運が良ければ、新人飼育員さんたちの練習風景が見られるかもしれません。それも、こんな近くで!鳥羽水族館は、すみずみ、最後まで目が離せません!
- 鳥羽水族館
- 鳥羽 / 水族館 / 女子旅 / 遊び場
- 住所:三重県鳥羽市鳥羽3-3-6地図で見る
- Web:http://www.aquarium.co.jp/