鳥羽からフェリーで30分で行ける答志島には、昔ながらの漁村の風景が広がり住民が気さくに話しかけてくれます。新鮮な魚介を低価格で食べられる定食屋や民宿も魅力的です。気軽に離島気分を味わえる答志島へ、遊びに行ってみませんか?
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答志島について
答志島って?
答志島は、鳥羽港の北東約2.5kmに位置する鳥羽市最大の島であり、3つの集落があります。一番人口の多い和具エリアには昔ながらの漁村の風景が広がり、とても和やかな雰囲気です。海の幸に恵まれ、漁師さんが経営している宿も多く、低価格で新鮮な海産物を食べられます。
鳥羽からアクセスも良く、30分の船旅が「遠くに来たな」と手軽に思わせてくれます。
答志島へのアクセス
鳥羽市から答志島へは、市営定期船を利用していくことができます。JR・近鉄鳥羽駅から向かうのであれば、駅から徒歩10分の場所にある佐田浜乗り場の利用が便利です。
答志島行きの航路は和具・答志行きと桃取行きの2区間。それぞれ1日8~10便運航しています。和具港付近のほうが栄えているため、和具・答志行きに乗ってまずは和具を目指しましょう。
- 運賃:540円(佐田浜→和具)
- 時間:約30分(運行ダイヤ)
移動も楽しい!鳥羽から答志島までの快適な船旅
鳥羽から答志島まではフェリーで約30分。あまり揺れることもないため、快適に過ごせます。せっかくなので、デッキに出て風を感じましょう。答志島は鳥羽を離れてからすぐに見えてきます。
答志島・和具エリアの楽しみ方
漁村を散策
和具港付近は昔ながらの港町の風景が広がっています。移動にはレンタサイクルの利用がおすすめ。貸し出しを行っている旅館で自転車を借りて(700円/2時間)、散策に出かけましょう。
さすが漁師の町、小さな魚屋さんが至る所にあります。中を覗き込むと誰もいないことも多いですが、お店の人がいれば、皆気さくに話しかけてくれます。その日に取れた魚について説明してくれますよ。
誰もいない海沿いの道をのんびり歩いて、日頃の疲れを癒しましょう。路地裏を歩けば、昔ながらの穏やかな漁村の風景が広がります。思わぬところでフォトジェニックな風景に出会えるので、いつでも写真を撮れるよう準備しておくことをおすすめします。
海鮮を堪能!
答志島に来たなら、新鮮な海鮮丼をぜひ召し上がってください。筆者が訪れたまるみつ寿司では、エビを生きたまま、目の前でさばいてくれました。新鮮すぎて、食べるときに口の中で動いているのがわかります。
和具エリアには、おいしい海鮮ランチが食べられ、オーナーが気さくに話しかけてくれるお店が他にもたくさんありますよ。
- まるみつ寿司
- 鳥羽 / 寿司 / ランチ
- 住所:三重県鳥羽市答志町1106地図で見る
- 電話:0599-37-2314
- Web:http://www.amigo.ne.jp/~marumitu/
日帰りではもったいない!せっかくなら1泊しよう!
答志島は日帰りで観光もできますが、この島の本当の良さを知るには宿泊するのが一番です。観光客のいない朝や夕方の海辺を独り占めし、答志島の住民の温かいおもてなしを満喫してください。
民宿でフレンドリーなおもてなしを受ける
答志島には漁師さんが経営している宿が多く、新鮮な魚介が低価格で食べられます。
おすすめの宿は「桃取 松屋」さん。家族で経営しているフレンドリーな民宿で、全力の笑顔でおもてなしをしてくれます。
夕食も朝食も新鮮な伊勢海老やアワビ、漁師であるオーナーが釣ってきた新鮮な魚も活き造りにしてくれ、お腹いっぱいになるまで新鮮な魚介を味わえますよ。
お部屋は全室オーシャンビューで、窓から見える朝日をのんびり眺められます。船の到着時間を伝えれば桃取港までの送迎も無料です。
夏場は、気さくなオーナーが目の前の港から自前のボートでビーチまで送迎してくれるサービスも行っています。
- 桃取 松家
- 鳥羽
- 料金(目安):9,720円〜32,000円
- 宿泊時間:12:30〜10:00
- 住所:三重県鳥羽市桃取町546地図で見る
- Web:http://www.momotori-matsuya.com/
夜光虫でロマンチックな夜を
- 出典:commons.wikimedia.orgBy Hans Hillewaert(写真はイメージです)
松屋さんの近くにある島の北西部の港からは、夜光虫を見ることができます。静かに青く光る海を部屋から眺めるのは、とてもロマンチックです。4月から9月の時期に発生するので、この時期に答志島に行く人はぜひ宿泊して、夜光虫を見てくださいね。
- 答志島
- 鳥羽 / 島・離島 / 穴場観光スポット
- 住所:三重県鳥羽市答志島地図で見る
- Web:https://www.city.toba.mie.jp/kikaku/ritoushinkou/t...