「ただ静かに海を眺めたい…」なんて休日、経験ありませんか?寒い冬も暑すぎる夏も、快適な空間でただただ大海原を眺められて、しかも美味しい地魚料理を食べられる場所が名古屋の近くにあります。愛知県にある灯台と言えば野間灯台が有名ですが、今回はそんな野間灯台のすぐお隣に位置し、波打ち際を眺めながら美味しい地魚を食べることができるお食事処「翁」をご紹介して参ります。こちらのお店ではワンちゃんも一緒に入店できますので、愛犬家の方も必見ですよ!
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お食事処「翁」は抜群の立地にあり!
「翁」は愛知県の二つある半島のうち西側、知多半島にそびえ立っている野間灯台のすぐお隣にあるお食事処です。街からのアクセスは思いのほか便利で、名古屋市から知多半島道路を経由してたった1時間程度で行くことができます。
こちらが「翁」の駐車場から見た野間灯台!歩いても1分くらいの至近距離です。美しい伊勢湾の景色を眺めながらのお食事が約束された立地なのです。
店内でベストポジションに座るためには冬でも早めの入店を!
「翁」がある知多半島は有数の海水浴場があるエリアでもあり、夏の海水浴シーズンともなると道路も近辺のお店もすごく混み合います。そのため、夏に「翁」へ行く場合はあらかじめ席を予約しておくのがベターです。
反対に、オフシーズンの冬になるとすっかり静かになりますので、休日の朝に思い付きでお出掛けしても大丈夫。ただしランチタイムはあっという間に満席になってしまいますので、冬でも早めの入店がおすすめですよ。筆者は真冬の11:40に入店し、その時点では空席がありましたが12:00には満席になっていました。
店内の様子
筆者おすすめ、波打ち際でワンちゃんと同席もできる席はカウンターとテーブルの二種類があり、カウンターは13席、4人がけテーブル席は3つとなっています。
また、海からはちょっと離れるけれど犬が苦手な方に最適な店内奥の席が5組ほどあります(座敷席もあり)。
テーブル席は少ないので、波打ち際の席を4人以上で利用したい場合は季節を問わず予約をしておきましょう。なお波打ち際の席とは言っても全面に大きなガラスが張られていますので、快適な室温で海を眺めることができますよ。
季節の限定メニューは要チェックです!
こちらが冬季限定(11~2月頃)牡蠣定食(1,976円)です!ランチとしては少々お値段は張りますが、このボリューム感には大満足間違いなしです。牡蠣の殻をお皿にしてフライが乗っているのも気分が高まりますよね♪
お店の大将が仕入れる新鮮なお魚のお刺身は、言う間でもなくぷりっぷりのコリッコリで最高ですし、サラダや小鉢からお味噌汁まで、すべてがとっても美味しいですよ。
こちらも冬季限定のフグから揚げ定食(2,130円)です。こちらの定食のおすすめポイントは、フグのから揚げの他に写真左上の「大あさり」の料理が付いてくるところ。大人の手のひらほどもある巨大な大あさりは、実は知多半島の名物なのです。肉厚で濃厚、一度食べたら病みつきになる大あさりを、この日はグラタンスタイルでいただくことができました。
また、フグも冬の三河湾(知多半島の内側の湾)の名物ですから、こちらの定食は冬の知多半島を丸ごと味わえる定食となっています。
- 翁
- 美浜町(知多郡) / 魚介・海鮮料理 / ランチ
- 住所:愛知県知多郡美浜町小野浦岩成31地図で見る
- 電話:0569-87-5545
- Web:https://tabelog.com/aichi/A2304/A230403/23045737/
お食事の後は野間灯台へ
お食事処「翁」から北へ歩いて数十秒のところにある、こちらが有名な野間灯台です。設置されたのはなんと大正10年で、愛知県最古の灯台なんだとか。絵に描いたような形の真っ白な灯台が青い空に綺麗に映えています。青い海に立つ白波とのコントラストは、思わず見とれてしまうほど美しい景色です。
こちらの灯台の前にあるのは縁結びにご利益があるという「絆の鐘」。鐘を鳴らしている姿と灯台を一緒に入れて写真に撮ると、なかなかロマンチックに仕上がります♡野間灯台へお越しの際は是非、大切な人と一緒に鐘を鳴らしてみてくださいね。
南京錠をかけて絆を深める「絆の音色」
そしてこちらが、「絆の音色」です。写真の横軸にズラーっと並んでいるのはなんと南京錠!昔は野間灯台の周りには鉄柵があり、そこに恋人と南京錠を付けていくとその恋がずっと続くというジンクスが。柵が撤去された現在は「絆の音色」に鍵を付けることができるようになっています。
「絆の音色」が設置されたのはそれほど昔ではないはずなのですが、既に凄い数の鍵がかかっているところを見ると、なかなかご利益のあるジンクスなのかもしれません!?
しかも親切なことに、南京錠は灯台から少し南へ下ったところにある「食と健康の館」で販売もされていますよ。カップルで灯台へ行ってみて「この人と鍵を付けたい♡」と思ったらすぐに買いに行ける利便性です。
ちなみに「食と健康の館」では知多半島美浜産の海塩や地元の採れたて卵などお土産にも嬉しいものがたくさん販売されていますので、南京錠が必要かどうかはさておき…、是非立ち寄ってみてくださいね☆
まとめ
雄大に広がる伊勢湾を眺めながら、地元で獲れた新鮮魚介を楽しめるお食事処「翁」。今度の休日は目にも舌にも美味しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?知多半島へ、レッツ・ドライブ!