【愛知】伊勢湾を一望！内海温泉 浜辺のホテル松涛

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• 愛知県　内海(うつみ)温泉とは
• 浜辺のホテル 松涛に泊まろう
•    館内施設
•    客室からの景色を楽しもう
•    内海温泉の湯に癒されよう
•    豪華でボリュームのあり！ホテル松涛の夕食
•    朝食も品数豊富
• 知多半島の観光に出かけよう
•    常滑市　やきもの散歩道
•    醸造のまち　半田
•    南知多町　観光農園 花ひろば
• おわりに

愛知県　内海(うつみ)温泉とは

• 写真：ゆきたか

内海温泉は、愛知県知多半島の南西、南知多町にある温泉地です。開湯は1988年と比較的新しいですが、周辺の山海、豊浜温泉と合わせて「南知多温泉郷」と呼ばれており、愛知県有数の温泉地として知られています。

宿泊施設の多くは、日本の渚百選にも選ばれた美しい砂浜「千鳥ヶ浜」に面した場所にあり、夏には海水浴客でにぎわいます。温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物強塩泉で、疲労回復、やけど、慢性皮膚病、冷え性など、効能も豊かです。

浜辺のホテル 松涛に泊まろう

• 写真：ゆきたか

筆者は、内海温泉にいくつかある宿泊施設から「浜辺のホテル 松涛」を選び、宿泊しました。千鳥ヶ浜の目の前に建っており、地元の海の幸を使った料理や、眺めの良い温泉大浴場が人気です。客室数は24室と少なめですが、内海温泉では比較的大きな宿泊施設です。

ホテル松涛は、名鉄「内海」駅から、車で5分ほどの場所にあります。車で訪れる人が多いようですが、電話をしておくと送迎もしてくれますよ。

館内施設

フロント右側には、ロビーがあります。宿泊施設の規模の割には広く、ゆったりとしたテーブル、座席でくつろげます。夜はラウンジとして利用されるようです。

1階には、売店、数台のゲーム機があるゲームコーナーも設けられています。売店はとても小さいですが、土産物店が徒歩圏にほとんどない立地ですので、電車で来られた方には便利でしょう。銘菓などが販売されています。

客室からの景色を楽しもう

• 写真：ゆきたか客室からの眺め。シュロの木が南国気分を醸し出している。

ホテル松涛は、全室オーシャンビューです。客室からは、内海海岸の砂浜や伊勢湾が一望でき、開放的な気分に浸れます。晴れた日には、対岸の三重県や、鳥羽市沖の海に浮かぶ島々もよく見えます。

内海温泉の湯に癒されよう

大浴場は、ホテルの最上階にあります。内風呂と露天風呂があり、どちらも客室同様、伊勢湾を一望する、気持ちの良い景色が広がります。

内風呂には内海温泉の湯が満たされています。やや白濁した薄い茶褐色の湯は、塩分を多く含み、とてもよく温まります。筆者は10月中旬に宿泊しましたが、お風呂上りには汗がなかなか引かないほどでした。

館内には、貸切風呂も2つ設けられています。「お吉の湯」は金色のタイルが使われた豪華な浴室が特徴で、料金は1回45分1,000円、「竜神の湯」は、モザイクタイルが使われた、ゆったりとした浴室で、1回45分2,000円です。家族、カップルで気兼ねなく入浴を楽しみたいという方に良いでしょう。どちらも予約制となっています。

豪華でボリュームのあり！ホテル松涛の夕食

• 写真：ゆきたか

ホテル松涛の2食付き宿泊プランは、多彩なメニューから選べ、内容も豪華なため、口コミでも高評価を受けています。筆者は平日限定プラン(1室大人2名～ 10,800円/人 税込・入湯税別)の夕食をいただきました。

• 写真：ゆきたか

温泉旅館としてはお手頃なプランですが、前菜、お造り、焚き合わせ、天ぷらと、品数は多いです。造りは新鮮で味も良く、天ぷらは揚げたてでサクサクとしています。

• 写真：ゆきたか
• 写真：ゆきたか

海鮮の陶板焼きもあります。お得なプランのため、伊勢海老ではなくロブスターですが、身も詰まっており、甘みも感じられるものです。釜飯や汁物、デザートもあり、成人男性でもお腹いっぱいになるでしょう。

2食付き宿泊プランには、特産の伊勢海老や知多牛が味わえるものや、冬限定のふぐ料理が付いたものもあります。予算や好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか？

朝食も品数豊富

• 写真：ゆきたか

ホテル松涛は、朝食も豪華です。干物や出汁巻き卵、野菜の煮物、もずく酢、果物など、品数も豊富です。筆者が宿泊した際には、みそ汁に加え、温かいお素麺「にゅうめん」もありました。どれから食べようか迷ってしまいますね。

知多半島の観光に出かけよう

朝食をいただき、チェックアウトしたら、知多半島の観光に出かけましょう。地元の南知多町や知多半島には、魅力的な観光スポットが点在していますよ。

常滑市　やきもの散歩道

• 写真：ゆきたかやきもの散歩道にある「でんでん坂」

焼き物の街として古くから栄えた常滑市には、古い登窯や煙突を眺めながら散策できる「やきもの散歩道」が整備されています。常滑焼の陶磁器が敷き詰められた風情ある坂道を歩きながら、カフェや焼き物のお店に立ち寄ると楽しいですよ。

醸造のまち　半田

• 写真：ゆきたか体験型博物館「ミツカンミュージアム」

半田市は、古くから酒や酢の醸造で栄えた街です。今でも半田運河と呼ばれる運河沿いには、黒壁の醸造蔵が立ち並び、風情ある景観を作り出しています。

「味ぽん」で知られるミツカンの体験型博物館「ミツカンミュージアム」や、日本酒の博物館「中埜酒造 國盛 酒の文化館」など、醸造に関する見学施設もあります。

古いビール工場を改装した「半田赤レンガ建物」では、かつて作っていた「カブトビール」の歴史について学んだり、復刻ビールを味わったりできますよ。

南知多町　観光農園 花ひろば

• 写真：ゆきたかひまわりは6月下旬から12月頃まで楽しめる。※写真はイメージです。

花ひろばは、南知多町にある農業公園です。園内にある大きなお花畑では、四季を通して花が咲きます。特にひまわりは有名で、初夏から12月上旬までの長い期間咲くため、多くの人が訪れます。花の摘み取りや、いちご狩りを体験したり、農家直売の野菜・果物を購入したりして楽しめます。

おわりに

内海温泉　浜辺のホテル松涛は、大型ホテルのように充実した館内施設はありませんが、気持ちの良い景色を眺め、効能豊かな温泉に浸かったり、豪華で美味しい食事をいただきながら、静かに過ごせるお宿です。知多半島を観光される際には、利用してみてくださいね。