写真：SaoRi和歌山県勝浦町にある日本三名瀑・那智の滝！そして、その滝とほど近い距離にあるのが世界遺産・熊野古道！今回は、那智の滝と熊野古道を徒歩で楽しむモデルコースについてご紹介していきます！
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那智の滝と熊野古道について
日本三名瀑のひとつに数えられる落差133mの「那智の滝」。
写真：SaoRi
那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり、原生林を切り裂くように落下する様子は圧巻で多くの参拝客で賑わいます。
その那智の滝のすぐ近くには世界遺産「熊野古道」があります。
- 写真：SaoRi
熊野三山への表参道を総称して熊野古道といい、三重県の伊勢神宮から熊野三山へ通じる総延長は約170kmもあります。
長距離の熊野古道を歩こうとするとそれなりの装備が必要ですが、今回は徒歩で那智の滝と熊野古道の一部を気軽に楽しめるモデルコースについてご紹介していきます！
歩きやすい靴や服装、帽子や水分など、アップダウンのある道を歩く上での最低限の装備でチャレンジできるので、ぜひチェックしてみて下さいね♪
那智の滝&熊野古道を徒歩で楽しむモデルコースについて
では、さっそく那智の滝と熊野古道を歩いて楽しむモデルコースについてご紹介していきます。
コースは下記の通りです。
それぞれのスポットから徒歩でどのくらいかかるのか、目安時間もご紹介しているので参考にしてみて下さいね♪
①大門坂
今回のスタート地点は、世界遺産・熊野古道の雰囲気を十分に楽しむことができる「大門坂」！
- 写真：SaoRi
大門坂の入口付近には無料の駐車場があるほか、大門坂バス停も徒歩約3分の距離にあるのでアクセスも便利です。
熊野古道で最も美しいといわれる大門坂へと入っていくと、樹齢800年もの杉が立ち並び、苔むした石畳道が続いています。
- 写真：SaoRi
また、坂の途中で見ることができる多富気王子は、熊野九十九王子の最終王子です。
- 写真：SaoRi
次の熊野那智大社までは長い石段が続きますが、歴史ある美しい道をぜひ踏みしめて歩いてみて下さいね♪
②熊野那智大社
大門坂から40分ほど歩み進めると、熊野三山のひとつ「熊野那智大社」に到着します！
- 写真：SaoRi
那智の滝を見晴らすことができる現在地に社殿が遷ったのは1700年前で、一般の参拝はできませんが本殿は重要文化財にも指定されています。
- 写真：SaoRi
そのほかにも日本一のジャンボおみくじがあったり、御縣彦神社前に八咫烏の像があったりと見どころ豊富！
- 写真：SaoRi那智の滝の落差に由来して、おみくじの長さは133cm！
- 写真：SaoRi八咫烏の像
参拝と合わせて境内をじっくりと見てまわってみて下さいね♪
- 熊野那智大社
- 那智勝浦町（東牟婁郡） / 女子旅 / 観光名所 / 神社 / パワースポット / 寺 / 縁結びスポット / 世界遺産 / ツーリング / あじさい名所
- 住所：和歌山県東牟婁郡 那智勝浦町那智山1地図で見る
- 電話：0735-55-0321
- Web：http://www.kumanonachitaisha.or.jp/
③那智山青岸渡寺
熊野那智大社のすぐお隣、徒歩約2分でアクセスできる「那智山青岸渡寺(なちさんせいがんとじ)」！
- 写真：SaoRi
明治の神仏分離令までは熊野那智大社と一体で、神仏習合の修験道場として栄えました。
豊臣秀吉が再建した本堂はかつての如意輪堂で、明治の廃仏毀釈を経て唯一破却を免れた歴史あるものです。
- 写真：SaoRi
本堂から少し離れているので見落としてしまいそうですが、那智の滝のビュースポットとして人気の「三重塔」も忘れずに！
- 写真：SaoRi
三重塔と那智の滝を一緒に見ることができ、その美しい眺めは多くのパンフレットやガイドブックなどでも紹介されています。
- 写真：SaoRi
三重塔正面からより、本堂から三重塔に向かう途中にある坂道から撮影した方がいい構図で撮れるので、ぜひチェックしてみて下さいね♪
④那智の滝(飛龍神社)
那智山青岸渡寺から徒歩15分ほどでアクセスできる「那智の滝(飛瀧神社)」！
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那智の滝そのものをご神体としていて、落差133mもある滝の全景を真正面から楽しむことができます。
- 写真：SaoRi
また有料(大人300円・小中学生200円)で御瀧拝所舞台から鑑賞することもでき、より近くから那智の滝を見ることもできます。
- 写真：SaoRi
御瀧拝所舞台からの眺めは更に迫力があり、水しぶきも飛んできて圧巻です！
- 写真：SaoRi
那智の滝を見終えたら、飛瀧神社から徒歩約5分の距離に那智の滝前バス停があるので、帰りも安心です。
今回ご紹介したモデルコースで、ぜひ那智の滝も熊野古道も両方楽しんでみて下さいね♪
おわりに
日本三名瀑・那智の滝と、世界遺産・熊野古道を徒歩で楽しむモデルコースのご紹介はいかがだったでしょうか？
- 写真：SaoRi
石段やアップダウンある道のりも多いので、訪れる際は歩きやすい靴や服装、水分など、ハイキングに適した装備がおすすめです！
- 写真：SaoRi
ちなみに歩くのがキツイという方は、今回ご紹介したそれぞれのスポットの近くに駐車場(有料・無料あり)もあるので、車で巡ることも可能です♪
那智の滝や熊野古道を訪れる際には、ぜひ今回ご紹介したモデルコースを参考にしてみて下さいね！
