中札内村(河西郡)

【北海道・中札内】並んででも食べたい!大正末期の古民家で食べる絶品そば「蕎麦 花はな」

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2021年7月19日更新

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写真:SaoRi

北海道河西郡中札内村の、道の駅なかさつない内に建つ「蕎麦 花はな」。道の駅内にあり、周囲には他にも多くのお食事処があるにも関わらず、店前には地元民や観光客でいつも長い列ができています。今回は、行列に並んででも食べたい「蕎麦 花はな」についてご紹介します。

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「蕎麦 花はな」の外観

「蕎麦 花はな」は、開拓記念館である「旧農家住宅(浜野宅)」を利用しており、風情ある古民家でお食事を楽しむことができます。

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家の主であった浜野家は、富山県から移住されてきた畑作農家で、明治41年に入植し、大正末期にこの住宅を建て、昭和63年まで使用されていました。

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建築様式は、北陸地方に古くから伝えられている「ワクノウチ造り」が取り入れられ、材料には近くの原始林が用いられています。

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趣ある佇まいや、庭に設けられている井戸など、お店の外観も楽しめるお食事処です。

店内の様子

お店は大変人気で、最初は外で待ち、順番が近づいてくるとお店の方がお声をかけてくれ、次はお店の中で待ちます。

お店の外観と同様、店内も明治から昭和にかけての歴史が感じられる造りで、当時の生活用品や書籍なども展示されています。

  • 写真:SaoRi
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当時実際に使われていたと思われる道具が数多く展示されており、待ち時間であることを忘れて見入ってしまうものばかりです。

  • 写真:SaoRi
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お食事席とは別に、奥には自由に見学できるお部屋などもあるので、ぜひ待ち時間を利用してじっくりと見学してみて下さいね。

メニューについて

「蕎麦 花はな」では、地元の食材にこだわられたお食事を楽しめます。

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清流日本一のおいしい水を使用して作られている種類豊富なお蕎麦やうどんの他に、丼物もあります。

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お蕎麦では、サクサクのごぼう天がたまらない「開拓そば」が特に人気のようです。ごはんものでは、お蕎麦屋さんでは少し珍しい「究極のたまごかけごはん」が大人気とのこと。

どれも気になるメニューばかりなので、じっくりと選んでみてくださいね。

実食!絶品メニューを味わおう!

では、さっそく実際に頂いたメニューについてご紹介していきます。

開拓そば(950円)

気になるメニューが本当に多く、どのお蕎麦を頼もうか大変悩みましたが、筆者はお店オススメの「開拓そば」を注文させて頂きました。お蕎麦がみえないほど、様々な具材が盛り付けられています。

  • 写真:SaoRi

器からはみでるほどのサクサクのごぼう天、つゆが染み込んだ柔らかいとり肉、玉子とのっており、どれも中札内の特産品です。この一品で中札内で有名な食材を一気に味わうことができる、なんとも嬉しいメニューです。

お蕎麦そのものの美味しさと共に、ぜひ食材1つ1つの美味しさもしっかりと味わってみてくださいね。

もり(680円)

シンプルにお蕎麦の味を楽しみたい方には、やはり「もり」がオススメです。

  • 写真:SaoRi

手打ちそばならではの食感や、香りがより感じられます。つゆの美味しさもストレートに味わえるのでオススメです。

かしわ山うどん(880円)

メニューによっては、お蕎麦メニューをうどんに変更して食べられるものもあります。こちらの「かしわ山うどん」もその1つで、たっぷりと山菜が入ったうどんを楽しめます。

  • 写真:SaoRi

もちもちとした食感のうどんに、しっかりと出汁のきいたつゆがとても合います。みんなでシェアして食べる時などは、ぜひうどんも食べてみて下さいね。

ミニ豚丼(400円)

メニューには、お蕎麦やうどん以外にも丼物も種類豊富にあります。食べてみたいと思うものの、1つ食べきる自信が無い方は、ミニの丼物がオススメです。こちらのミニ豚丼は、お好きなお蕎麦と一緒に+400円でオーダーすることができます。

  • 写真:SaoRi

十勝は豚丼でも有名なので、ぜひ食べてみて下さいね。

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この記事を書いたトラベルライター

転勤族ライター
子供の頃から現在に至るまでの生粋の転勤族!転勤の先々でその地ならではの良さを暮らしながら体感し、ディープに発信していきたいと思います!

特に体や足を使ったアクティブな取材が大好きなので、登山や探勝路などで出会った絶景や情報などをお伝えしていければと思います♪
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