東京で暮らしていれば、「タイ料理屋」や「立ち飲み居酒屋」を探すのに苦労することはおそらくないと思いますが、「サクッと立ち飲みしたい、でもタイ料理食べたい。」そんな時、どこに行ったら良いのか迷ってしまいますよね。でもご安心ください。その両方を楽しめる素晴らしいお店が、池袋から西武池袋線に乗って約10分足らず、江古田駅からほど近くのところにあるのです。
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こちらの「福道(ひょうたん)」、看板に「江古田店」とあるように、1号店である練馬店の後にできた2号店で、練馬は東北部のイサン料理、江古田は北部のチェンライ料理が中心のお店ですが、日本人にお馴染みの中部のメニュー(グリーンカレーなど)も出しています。
行き方(非常に簡単)
江古田駅南口を出て線路を左手に進むと、江古田コンパの看板が見えてきますので、すき家さんとコンパさんの間の道をそのまままっすぐ歩けば間もなく到着です。
向かいにあるもつ焼屋さんのイケメン店長に後ろ髪をひかれつつ、魅惑のタイ居酒屋へ~。
店内はこんな感じ
手前には立ち飲みスペースであるカウンターとキッチンがあり、常連さんらしき方々がひっきりなしに入れ替わってちょい飲みしています。運が良いと日本人ながらタイに熱い思いを持つ、とっても明るいオーナーに会えるかもしれません。他の店員さん(タイの方々)もとても気さくで、世間話をしたり、タイ語を教わったり、一人でも十分楽しめること請け合いです。
飲み物はタイビールからチューハイまで、各種揃っています。タイ居酒屋ならではの「レモングラスハイ」で乾杯なんていかがでしょう。
メニューを渡してくれますが、壁一面に貼ってあるカラフルなメニューから注文する方が立ち飲み屋っぽいですね。ほとんどのおつまみは300円台から500円くらいまでなので、いろいろ頼んでもお金を使いすぎることがありません。
そして若干おとなしめに流れるタイ音楽(T-POPというのでしょうか)もなかなかクセになります。筆者がある夜友人と訪れた際には、店員の好みなのか、はたまた何かの故障だったのか、同じ曲が2時間以上かかっていて、店を後にする頃にはサビ部分を覚えてしまったほどです。
おいしいお料理(辛いもの多し)
サイウア、一押しつまみです。良い意味でものすごく手作り感があり、一度食べるとやみつきになってしまいます。辛いものが苦手な方には、すっぱいソーセージなども置いてあります。
カイジャウムーサップは、甘辛いソースにつけていただきます。卵がふわっとしていてこれまた美味です。
パクチー好きのためのパクチーサラダ。辛味と酸味のバランスが絶妙な一品です。他のパクチャーに奪われる前に自分の分け前を確保することをおすすめします。
トムヤムクンラーメンはこのままでもおいしいのですが、ナンプラーや唐辛子、お酢などの調味料を頼めば自分好みのスープを作るも可能です。これだけを食べに来店する方もいらっしゃいます。
さすがタイ料理屋、おにぎりも辛いです。にんにくスライスがたくさん入っています。色合いが焼きおにぎりのようですが、焼いていない通常のおにぎりです。
実は座ることもできる
もちろん「いきなり立ち飲みはちょっと……。」という方や、飲み会で人数が多い時などは、奥のテーブル席を使うこともできます。真っ赤なプラスチックの椅子と、明るい色のテーブルクロスが、まるで東南アジアに旅行しているような気分にさせてくれます。
基本的に年中無休で営業しているこちらのお店。仕事の帰りに、休日に急に飲みに行きたくなった時に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- タイ風立呑 福道 江古田店
- 練馬・成増・板橋 / アジア料理
- 住所:東京都練馬区旭丘1-71-4地図で見る
- 電話:03-5906-5527
- Web:http://tachinomihyotan.blogspot.jp/