3つの山頂を味わえる奥多摩の人気コース「高水三山縦走」についてご紹介します!オススメのコースや所要時間、気になる難易度と合わせて、見どころやポイントも詳しくご紹介していくので、これからチャレンジしてみようかとお考えの方はぜひチェックしてみて下さいね♪
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奥多摩の人気コース「 高水三山縦走」とは?
今回ご紹介する「高水三山縦走」は、奥多摩入門としても人気のコースで、「高水山」「岩茸石山」「惣岳山」の3つの山のピークを楽しめます!
「縦走」とは、一般的には山頂に到着後、下山せずにそのまま次の山へと向かう登山方法のことをいい、スタート地点とゴール地点が異なります。
高水三山縦走は、スタートの駅から登山口までも、下山後の最寄り駅までも徒歩で行くことができ、バスなどを使わずにアクセスができるのもオススメポイントの1つです。
都心からの日帰り登山にも適していて、休日のリフレッシュや自然のなかで過ごしたいという方にもイチオシ!
東京で大人気の高尾山や御岳山のような大混雑もなく、静かな山歩きや自分のペースで登山をしたいという方にもオススメですよ♪
高水三山縦走のオススメのコースについて
つづいては、高水三山縦走のオススメのコースについてご紹介していきます!コースの概要は下記の通りです。
軍畑駅・御嶽駅のどちらを起点・終点としても問題ありませんが、オススメは軍畑駅をスタート地点とし、御嶽駅をゴール地点とするコースです!
理由としては、最初の山(高水山)のピークまでの登りが緩やかで短いということと、お土産購入やお食事処の観点からです。
軍畑駅は無人駅で、周囲にお土産屋さんも見当りません。御嶽駅の周辺にはお土産を購入できるスポットがいくつかあるほか、お食事処も数カ所あり、電車の待ち時間の活用や登山後のお土産購入にもピッタリです♪
ということで、今回はJR軍畑駅をスタート地点、JR御嶽駅をゴール地点としたコースについてご紹介していきます!
軍畑駅からスタートする高水三山縦走の難易度と所要時間について
次に、軍畑駅を起点とした高水三山縦走の難易度と所要時間についてご紹介していきます!
難易度
高水三山は、縦走初心者や登山初級者でも楽しみながら歩ける比較的優しいしいコースです。
特別な技術やテクニックなどは必要ありませんが、実際に縦走した筆者の感覚としては、全くの登山初心者の方には少しキツいかもしれません。
距離が距離なので、普段からウォーキングや運動をされている方や、登山経験が多少あってそのうえで縦走に初チャレンジという方にはオススメですよ♪
所要時間
登山計画を立てる上でとっても重要な所要時間について!
もちろん個人差はありますが、青梅市観光協会のホームページでは約4時間(お昼休憩なし)と紹介されています。詳しい参考タイムは下記のとおりです。
写真撮影や各山頂での休憩を入れながら歩いた場合はもう少し遅くなることが予想されるので、上記を参考にして無理のない登山計画を立ててみて下さいね♪
高水三山縦走に出かけよう!コース・見どころ・ポイントについて
では、いよいよ高水三山を登っていきましょう!軍畑駅から順に、コースの詳細や見どころ、ポイントなどについて詳しくご紹介していきます♪
①軍畑駅(スタート地点)
今回のスタート地点である軍畑(いくさばた)駅は、長閑な無人駅です。
ホームを出たらすぐに高水三山登山口を示す道標があるので、それに従って歩いていきます。
道標を追って道路を15分ほど歩いていくと「平溝通り」と書かれた分岐が出てくるので、そこを左へと入っていきます。
平溝川に沿って更に15分ほど歩き進めていくと、いよいよ最初の山である高水山登山道を示す道標が見えてきます。
軍畑駅から登山口までは、適度な間隔で道標が設置されているので、それを追っていけば大丈夫ですよ♪
②登山口から高水山山頂へ
登山道は高源寺というお寺の横から始まり、舗装されたやや急な坂道を歩いていきます。
2合目を過ぎた辺りで山道になり、3合目・4合目と登っていきます。
5・6・7・8合目と登っていくにつれ、木の根や大きな石がゴロゴロと転がった道となっていくので、足元に気を付けながら登っていきましょう!
9合目になると足元が整いはじめ、尾根道のようになります。
平坦な道を歩み進めていくと、常福院不動堂を経由して山頂へ向かう道と、寄らずにまっすぐ山頂を目指す道の分岐が出てきます。
不動堂には、浪切白不動(なみきりしらふどう)像が祀られていたり、享保3年に鋳造された歴史ある銅鐘があったりと、見どころ豊富です!
時間も5分ほどしか変わらないので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね♪
参拝後は、銅鐘の更に奥へと進み、高水山山頂を示す道標に従って登っていきます。
ほどなくして、標高759mの高水山山頂に到着です!
開けていて、ベンチなども置かれているので、小休憩にもピッタリですよ♪