日本屈指の名湯である登別温泉にある「御やど清水屋」。天然温泉かけ流しの大浴場はもちろんのこと、割烹料理店として創業し、半世紀以上もその味にこだわり続けてきたお料理が大変評判の和風旅館です。夕食朝食共に、お部屋でゆっくりと頂くことができ、静かな旅のひとときを楽しむことができます。熟練した中居さん達の心のこもったおもてなしと登別の名湯、そして、美味しいお食事が心身共に癒してくれる「御やど清水屋」について、夕食でいただける会席料理を中心にご紹介していきます。
この記事の目次表示
御やど清水屋とは?
御やど清水屋は、観光客で賑わう登別温泉街から少し奥まった静かなところにひっそりと佇む和風の旅館です。
館内は落ち着いた和の造りになっており、静かでゆっくりと寛ぐことができます。
和室を基調とした客室は全41室。和洋室もあり、人数や用途に合わせて選ぶことができます。
お部屋のアメニティーも充実しており、快適に過ごすことができます。特に、ピンク色の羽織や浴衣、薄桃色の足袋などは女性にとっては嬉しいアイテムではないでしょうか。
また、源泉かけ流しの大浴場には、野趣たっぷりの露天風呂もあり、男女の時間交代制で楽しむことができます。
和風構えの館内へと足を踏み入れると、心のこもったあたたかいおもてなしと共に、日々の喧騒を忘れられる癒しの時間が待っています。
旬の素材が活かされた会席料理
訪れた方々が絶賛して止まない、夕食朝食共にお部屋でゆっくりと味わうことができる、清水屋のお食事。
今回は本格的な冬の到来を目前に控えた、秋の終わりごろに訪れた際に頂いた夕食の会席料理をご紹介致します。(今回ご紹介するお食事は、2食付15,000円~17,000円/1名プランのお料理です)
前菜
紫芋豆腐や、ずわい蟹共和え、信州産エリンギの味噌和え、銀杏串など、一皿に秋の味覚が贅沢に並んでいます。彩りも味わいも豊かな前菜で、種類豊富な旬の食材を楽しむことができます。
お造り
旬の新鮮な魚介のお造りは、脂がのっていて、歯ごたえもよく、食べごたえがあります。登別は山に囲まれていると思われがちですが、実は太平洋が目の前にあり、新鮮な魚介類を味わうことができます。
松茸の土瓶蒸し
松茸の土瓶蒸しには、松茸・甘海老・鯛・鶏肉・三つ葉・酢橘が入っています。具はもちろん、汁の最後の一滴まで飲み干してしまう、香りも味わいもたまらない一品です。
焼物
包み焼のアルミホイルを開くと、食欲をそそる香りと共に、金目鯛と彩り野菜が姿を見せます。金目鯛の旨みが染み出て野菜にも染みわたり、優しい味が口の中に広がります。
台物
台物には、上富良野産の豚肉が使われており、脂身も丁度良く、お肉も大変柔らかいです。柚子胡椒の風味がきいており、脂がのっているものの、さわやかに食べることができます。
中皿・煮物
中皿は鮎並と秋茄子の揚げ出し、煮物はちらし紅葉の栗豆腐饅頭。どちらも上品な味が染みわたり、視覚・味覚共に季節の味を楽しめます。
酢物・お食事・止椀・お漬物
様々な種類のお料理が続いたあとの蛸足の酢味噌和えはお口の中をさっぱりとさせてくれます。
酢物を終え、大体のおかずが出そろうと、お食事が出てきます。秋鮭としめじの炊込み御飯で、おかずがなくても箸が進むほど、しっかりと味が染み込んでいます。
赤出汁仕立てのお味噌汁にはとろろ麩と葱が入っており、あっさりと優しいお味は満たされたお腹にもすっと入っていきます。
水菓子
デザートには自家製の林檎シャーベットがついています。りんごのうまみが凝縮され、すっきりとした味わいです。満腹にも関わらずペロリと食べることができ、もう1つ頂きたくなるほどの美味しさです。
おわりに
旬の食材を贅沢に使った会席料理を食べることができる、御やど清水屋はいかがだったでしょうか?
登別の名湯と共に、御やど清水屋の美味しいお食事も楽しまれてはいかがでしょう?
- 御やど清水屋
- 登別市
- 料金(目安):17,620円〜44,277円
- 宿泊時間:14:00〜10:00
- 住所:北海道登別市登別温泉町173番地地図で見る
- 電話:0143-84-2145
- Web:https://www.kiyomizuya.co.jp/