オアフ島
オアフ島観光
日本人に大人気!ハワイ観光でメインとなる島

服装・持ち物・所要時間【ハワイ・オアフ島】憧れの山頂へ!ダイヤモンドヘッド・トレイル完全攻略Q&A

取材・写真・文:

北海道在住
訪問エリア:23ヶ国

2019年2月22日更新

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Q4.山頂までの距離と所要時間は?

片道約1km、標高差169m、ゆっくり歩いて45分ほどです!

  • 登山道入口から見上げた山頂

こうしてみると山頂まではかなり距離があるように見えますが、実際にはタフな人で30分、女性や子供でも45分程度で登れます。筆者は普段から歩くのが遅いうえに、あちこち取材&撮影しながらだったのでかなりゆっくり登りましたが、それでも1時間ほどで登れました。

ダイヤモンドヘッドの標高は230m、登山口の標高が61mになるので、その差は169mです。

  • トレイル開始直後は舗装された道
  • 中盤は未舗装で凸凹のある悪路に

トレイル開始直後は舗装された道で、帰ってくる人とすれ違うのに十分な幅がありますが、中盤から山頂付近までは未舗装で道幅もかなり狭くなってきます。不規則な凸凹や砂利に足を取られるため下を向いて歩いてしまいがちですが、時折足を止めて周りの景色も楽しんでください。

  • ビジターセンターの近くにある案内板より
  • トンネルの中はかなり暗いところも

7合目あたりにある74段の階段を登った先にはトンネルがあり(上の写真の案内板にピンクの線を引いたところです)、トンネルを抜けるとルートが二手に別れます。どちらに進むかは自由ですが、74段の階段もそこそこの勾配でかなり息が上がってしまうので、遠回りにはなるけれど勾配の緩やかな左のルートを選ぶ人の方が圧倒的に多いです。

右のルートで階段を登って行った方が近いのですが、さらなる急勾配で今度は99段もあるため、脚力に自信のある人向けです。人の流れに着いていくと、自然と左の迂回路を通って帰りに99段の階段を降りていく、という流れができているようでした。

  • ダイヤモンドヘッド山頂
  • 登頂した人だけが見られる絶景
  • ワイキキビーチを一望!
  • ワイキキの反対側に広がるクレーター

階段を登り切ったらそこはもう山頂、360度どこを向いても絶景が広がっています!ワイキキ方面を望むと、日本人に人気のヒルトン、シェラトン、ハイアット、トランプ、ロイヤルハワイアンなどのホテルをはっきりと見ることができます。ワイキキと反対の方角にはダイヤモンドヘッドのクレーターが見て取れます。

人のパワーと雄大な大自然が感じられる山頂では、景色を楽しんだり風を感じたり記念撮影を楽しんでください。特に休憩スポットや座れる場所があるわけではないので、20〜30分ほどで下山する人が多いようです。

トレイル全体の所要時間は片道45分往復90分、山頂での休憩を含めても120分。ワイキキからの移動を考慮しても3時間あれば行って帰って来られるアクティビティになります。

Q.5途中の見どころは?

A.ダイヤモンドヘッドのもう一つの顔、軍事施設の名残りと小さな灯台です!

【1】クレーターをバックにしたフォトスポット

  • 74段の階段手前にあるフォトスポット

74段の最初の階段の手前にちょっとしたフォトスポットがあります。最初のお楽しみとしては、この先端に立ってクレーターをバックに写真を撮るのが定番です。

【2】ダイヤモンドヘッド灯台

  • 2017年に100歳となったダイヤモンドヘッド灯台

もう少し山頂付近まで登ると、赤い屋根がかわいらしい小さな灯台「Diamond Head Lighthouse」が見えてきます。2017年に100歳を迎え、今なお現役で活躍している灯台です。一般公開はしていませんが、ロコたちはこの灯台をとても誇りに思っているのだそうです。

ダイヤモンドヘッド灯台
ホノルル / 建造物
住所:3399 Diamond Head Rd, Honolulu, HI 96815 アメリカ合衆国地図で見る
Web:http://holoholo.org/transpac/dhlight/

【3】砲台などの軍事要塞跡

  • 天然の要塞だったダイヤモンドヘッド
  • 山頂に残っている砲台跡
  • 資材運搬用に作られた設備を登山道として利用

これまでに紹介した写真で、トレイル(未舗装の自然道)と言うわりには階段やトンネルなどが整備されていて、イメージと違うと思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、洋上を一望することができるダイヤモンドヘッドは天然の要塞として、1943年まで実際に訓練も行われていた軍事施設だったのです。

壁には「DANGER」「KEEP OUT」などの物騒な文字が残っていたり、大砲が置かれていた砲台跡なども実際に残っています。訓練に必要な資材を運ぶために整備された道を登山道として利用しているため、本来のトレイルのイメージとは少々異なるかもしれません。

一緒に訪れた夫は戦争ゲームが大好きなため、実際の砲台跡などが見られてとても楽しめたようです。同じように、敵軍の侵攻を見張るためのすき間から顔を覗かせて、ライフル銃を構えるような格好をして写真を撮っている外国人の方もいらしたので、好きな人にとっては見どころの1つになるでしょう。

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この記事を書いたトラベルライター

毎日が旅の途中。写真と言葉とデザインと。
旅行情報誌の編集者(エディター)を皮切りに、コピーライター、ディレクター、デザイナーなどのカタカナ職種を歴任。旅行や観光とは切っても切れない関係で、カメラマンの夫とともに年間100泊近い出張&プライベート旅行をしながら、旅するように暮らしています。

撮影のための年間総走行距離は7〜10万km。年間総撮影枚数もおそらくそれくらい。SAFARI Graphicsの屋号でふたりで活動しております。SAFARIのクレジットが入っている写真はおもに主人が撮影したものですが、月夜野が撮影したものやディレクションのみ月夜野というものもあります。

取材やロケも含め、実体験に基づいた旅レポをどんどんお伝えしていきたいと思います。
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