お休みの日はもちろんのこと、平日や天候の悪い日でも行列が絶えない「ぶた丼のとん田」。豚丼が名物の帯広市内には数多くの豚丼専門店がありますが、とん田はその中でも1位、2位を争う大人気店です。今回は、絶品の豚丼が味わえる「ぶた丼のとん田」についてご紹介します。
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ぶた丼のとん田とは?
ぶた丼のとん田は、網焼き豚丼の肉を部位別で選べる元祖のお店といわれています。
精肉販売に長年携わった創業者が、地元の方のためにと開いたお店で、使われるお肉は全て十勝産の上質なお肉です。
1枚1枚丁寧に手切りされたお肉は、筋がきれいに取られ、脂身の多いバラ肉は余分な脂が切り落とされ、赤身との割合が程よく、ぺろりと食べることができます。
また、その肉の旨みを更に引きだしてくれるのが、創業者が30年前から手作りしている、お肉と相性抜群の甘いタレ。
この甘いタレがまた絶品で、店頭ではタレのみも販売されており、買って帰る方も多くいらっしゃいます。
帯広市内での知名度も高く、地元民や観光客をはじめ、海外からいらっしゃる方も多い、いつも行列が絶えない大人気店です。
基本の豚丼メニューは全部で3つ
とん田の基本の豚丼メニューは全部で3種類。「ロースぶた丼」、「バラぶた丼」、「ヒレぶた丼」とあり、好みやその日のコンディションに合った、部位別の豚丼を頂くことができます。
スタンダードな豚丼がお好みの方は「ロースぶた丼」、脂身とお肉の旨みを味わいたい方は「バラぶた丼」、お肉が苦手な方は「ヒレぶた丼」が、お店のオススメです。
基本の豚丼メニューは各780円とリーズナブルで、全て味噌汁と漬物がついています。また+120円でご飯を大盛りにすることができ、+200円でお肉も大盛りにすることができます。
特にバラぶた丼のお肉・ご飯大盛りは人気で、薔薇の花びらのように盛り付けられたバラ肉と、器からあふれんばかりのボリュームが写真映えすると話題を呼んでいます。
他にもサービス品として、一杯で2種類のお肉が楽しめるロース・バラ盛り合わせ(880円)や、バラ肉の脂身が多いと感じる方にオススメな、バラ肉とご飯の間にオニオンが敷かれたオニオンのせ(820円)があります。
脂身が好きな人はもちろんのこと、苦手な人でも気軽に帯広名物の豚丼を楽しむことができるお店です。
お店の雰囲気
大行列の緩和と、お客さんの待ち時間の軽減のため、2017年に移転リニューアルオープンしたとん田。
基本的なメニューや価格などの変更はありませんが、前のお店と比べ、席数は倍になり、焼き台も増え、駐車場は4倍以上となりました。
訪れた日は、台風直撃の平日で、雨があがった直後に行きましたが、そんな悪天候にも関わらず駐車場はほぼ満車で、お店の前には既に列が出来ていました。
店内にはカウンター席、テーブル席、こあがり席とあり、海外から来られた団体のお客さんや、小さい子からご年配の方など、老若男女の方が来店していました。
お店の壁にはズラりとサインが飾られており、芸能人や有名番組のロケが数多く訪れていることが判ります。
オーダーする前から期待が高まっていく一方です。
実食!絶品の豚丼を食べよう!
今回ご注文させて頂いたのは、基本な豚丼を押さえておきたい方にオススメされている「ロースぶた丼」と、脂身と赤身が層になった人気メニュー「バラぶた丼」です。
タレはどちらも同じですが、お肉の部位が異なるだけで、好みがしっかりと分かれるかと思います。
お肉は好きだけど脂身が強いのが苦手な方は、やはり「ロースぶた丼」。お肉が柔らかく1枚1枚が大きく、食べごたえは十分にあります。
お肉も大好き、脂身も大好きという方は、厚みのある豚バラがたっぷりと盛り付けられた「バラぶた丼」がやはりオススメ。
脂身はしっかりあるのに、赤身との割合を考えて余分な脂が切り落とされているので、くどくなく、ペロりと食べられます。
そして、どちらのお肉にも、創業者が30年前から手作りしている甘いタレが相性抜群で、お肉もご飯もどんどん進みます。
店頭でも販売されているこちらのタレは、お店では別添えで付いてきて、好きなだけかけることができます。
豚丼好きな方はもちろんのこと、ふだん豚丼をあまり食べない方にも、ぜひ味わって頂きたい感動級の美味しさです。
おわりに
豚丼激戦区の帯広で、いつでも行列が絶えないほどの人気を誇るとん田の豚丼。
「これだけの人気があるなんて、どれだけ美味しいのだろう?」と思っての来店でしたが、食べてみて納得です。
はるばる帯広を訪れたら、食べずに帰るには勿体ない名店です。旅行や観光、お仕事などでも、帯広を訪れる機会があった際には、ぜひ、とん田の豚丼を召し上がってみて下さいね!