音更町(河東郡)

レトロ感漂う昭和風店内で頂く絶品ラーメン【北海道・十勝】麺処 田楽

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:25都道府県

2021年7月19日更新

631view

お気に入り

写真:SaoRi

北海道の十勝温泉街に建つ麺処 田楽(でんがく)。田楽では、麺を何よりも大事な食材と考えており、メニューに使用する麺は全て、十勝産小麦「ゆめちから」をベースとした自家製手打ち麺です。食べる直前にお客さん自身で沸騰している鍋のスープに麺をくぐらせて頂く「あつ麺」や、十勝牛を使用した甘辛味の肉味噌をトッピングした「油そば」など、食べ方や食材にこだわったラーメンを楽しむことができます。今回は古き良き日本の風情が漂う店内で絶品ラーメンを味わうことができる田楽についてご紹介します。

この記事の目次表示

レトロ感漂う昭和風のお店

田楽は、十勝川温泉内に建っており、温泉街を車で走っていると看板が見えてきます。

  • 写真:SaoRi

道路からは少し見づらい場所にあるので、田楽のすぐ目の前に建つ笹井ホテルを目印にすると見つけやすいです。

  • 写真:SaoRi

ラーメン屋さんでは珍しい古民家風の外観が目印です。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

店内も古き良き時代の日本の雰囲気が漂っており、味のある電灯や使い込まれた感じの木の机や椅子、おばあちゃんの家のような座敷席などがあります。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

レトロ感漂う昭和風のお店も魅力の1つです。

笹井ホテル
音更町(河東郡) / ホテル
3.7 (48件の口コミ)
料金(目安):14,580円〜29,600円
宿泊時間:15:00〜10:00
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉北15-1地図で見る

田楽のオススメメニュー!

田楽では全ての麺メニューで、麺の太さを選ぶことができます。

  • 写真:SaoRi

麺の香りと食感を存分に楽しめるモチモチとした太麺、スープがよく絡むツルツルとした細麺、なめらかな食感と独特なコシがある平打ちちぢれ麺があり、自分のお好みで選ぶことができます。

今回は、こだわりの自家製手打ち麺はもちろんこと、十勝の食材や食べ方にもこだわられた田楽のオススメメニューをご紹介します。

グツグツお鍋に麺をくぐらせて食べる「あつ麺」!

田楽に行かれた方々が口々に絶賛する、話題の大人気メニューあつ麺

  • 写真:SaoRiあつ麺はお味が6種類ほどあります。写真は十勝あつ麺(醤油)910円です。

あつ麺を頼むと、まず始めに驚くのが、ラーメンと一緒に火のついたお鍋が出てくることです。

  • 写真:SaoRi

お膳には、鍋の他に、麺とチャーシューやメンマなどの具材が別のお皿に盛られて出てきます。

  • 写真:SaoRi麺は太さや量をお好みで選ぶことができます。

ラーメン屋さんで火のついたお鍋が出てくるのは珍しく思われる方も多いかと思います。

食べ方はお好みでお客さんによって少し違いがありますが、今回は店員さんが教えてくれたオススメの食べ方についてご紹介します。

店員さんオススメのあつ麺の食べ方!

まず、チャーシューやメンマなどの具材はあらかじめお鍋のなかに入れます。先にグツグツと煮ておくとより美味しく頂けるとのことです。

  • 写真:SaoRi
  • 写真:SaoRi

具材にスープの味が染みこんでいくだけではなく、具材そのものの旨みがさらにスープに染み出ます。

  • 写真:SaoRi平ちぢれ麺の並盛(200g)。麺の量は中盛(250g)までは無料。大盛(300g)は100円増。

そのスープに麺をくぐらせて、取り皿にとって頂きます。数回しゃぶしゃぶとして、熱々の状態で頂くのがオススメとのことです。

また、麺を取り皿にとって食べている間に次の麺をお鍋に入れておくと、より熱々の状態で食べることができ、味も染みて美味しいと教えて下さいました。

  • 写真:SaoRiスープの濃さの調整用に店員さんが持ってきて下さいます

味の濃さもお好みで調整でき、最後はスープを薄めながら飲み、ダシの旨さを味わうのもオススメですよ!

あつ麺とぜひ一緒に食べてみてほしい「ぞうすいセット」!

先ほどのあつ麺とぜひ合わせて食べてみて頂きたいのが、あつ麺の残りのスープで頂くぞうすいセットです。

  • 写真:SaoRiぞうすいセット280円

トンコツ&魚介のダシがきいた十勝あつ麺のスープで作る雑炊は絶品です。

  • 写真:SaoRi

残ったスープにご飯を入れて、グツグツと沸騰してきたところに溶いた卵をとろ~りとかけて、半熟状になったらネギをかけて頂きます。

  • 写真:SaoRi

女性や小食の方は、〆のぞうすいセットを考えて、予めあつ麺をたのむ際に麺の量を少なめにしておくといいですよ♪

十勝の素材を使用したこだわりの「油そば」!

十勝牛を使用した甘辛味の肉味噌をトッピングした大人気メニュー油そば

  • 写真:SaoRi油そば730円

こちらも麺の種類や量をお好みで選ぶことができます。

  • 写真:SaoRi写真の麺は太ちぢれ麺。量は中盛(250g)。

麺の上にたっぷりとのった具材をかき混ぜながら、好きなタイミングで卵をくずし、絡めながら濃厚な味わいをお楽しみ下さい!

おわりに

レトロ感漂う昭和風店内で、十勝の食材や食べ方にこだわった絶品ラーメンを頂ける麺処 田楽はいかがだったでしょうか?

  • 写真:SaoRi

十勝川温泉街に建っているので、食後に日帰り入浴なども楽しむことができます。

ぜひ、十勝にいらした際には召し上がってみて下さいね!

麺処 田楽
音更町(河東郡) / ラーメン / 味噌ラーメン
住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉北15丁目1 笹井ホテル駐車場内地図で見る
電話:0155-46-2337
Web:http://o-dengaku.com

音更町(河東郡)の旅行予約はこちら


この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


アニメ『呪術廻戦』の五条悟が好きな銘菓!?仙台の「喜久福」と北海道の「三方六」

大人気アニメ『呪術廻戦』の作中に、とあるご当地スイーツが登場しています。今回は、宮城県仙台市の銘菓「喜久福」と、北海道銘菓「三方六」について紹介していきます。ど...


北海道に来たら絶対に寄って欲しいコンビニ!【セイコーマート】で買える北海道限定ドリンク6選

北海道を中心として店舗を展開しているコンビニエンスストア、セイコーマート。北海道の離島や過疎地域などを含めた道内全域に店舗があり、広い北海道を旅行される際には、...

【北海道】帯広のソウルフード!カレーショップ インデアン

帯広のソウルフードの1つであるインデアンカレーを提供する「カレーショップ インデアン」。特別に豪華でもなく、特別に辛いわけでもない、本当に馴染みやすい、家庭的な...

北海道民御用達のコンビニ!セイコーマートで食べておきたい北海道限定商品&オリジナル商品8選

北海道民御用達のコンビニエンスストア、セイコーマート。北海道の離島や過疎地域などを含めた道内全域に店舗があり、旅行やビジネスで北海道を訪れた際には、ぜひ1度は立...

小麦生産量日本一の十勝民から愛される老舗パン屋さん!ますや&麦音

日本で一番の小麦の生産量を誇る、北海道の十勝エリア。その作付面積は、なんと国内全体の4分の1を占める大産地です。小麦日本一の収穫量を誇る十勝のパンが美味しくない...

この記事を書いたトラベルライター

転勤族ライター
子供の頃から現在に至るまでの生粋の転勤族!転勤の先々でその地ならではの良さを暮らしながら体感し、ディープに発信していきたいと思います!

特に体や足を使ったアクティブな取材が大好きなので、登山や探勝路などで出会った絶景や情報などをお伝えしていければと思います♪
https://www.one-access.work/

【鳥取】場所と見方を知らないと見られない!迫力満点の「江島大橋」を楽しむための方法と撮影場所

テレビCMで「ベタ踏み坂」として登場し、一躍有名になった橋「江島大橋」。見た人々を圧倒させるほどの急勾配な橋ですが、実は普通に見ただけではこの迫力ある姿は拝めま...


【徳島】大秘境を満喫!小歩危・大歩危・祖谷のオススメスポット&楽しみ方8選

「大股で歩いても、小股で歩いても危険」といわれていたことからその地名がついた大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)、そして平家の落人が隠れ住んだと伝えられている祖...


【鳥取県】すなば珈琲に行ったら食べておきたい定番メニュー8選!

2014年に鳥取市内に2店舗同時オープンしたのをきっかけに、現在では鳥取県全域にわたってお店をかまえる「すなば珈琲」。平成28年に鳥取県が行った「鳥取県の観光地...

いつ行く?鳥取砂丘!~鳥取砂丘の季節別楽しみ方&見どころガイド~

一生に一度は行っておきたい鳥取砂丘!「今年こそは行くぞ」と意気込んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?さて、漠然と「今年こそは」と考えているものの、どの...

揺れないで!飛行機が怖い・苦手な方に試してほしい6つの簡単な対処法

遠方の地に早く向かうのに大変便利な移動手段、飛行機。地上を何時間もかけて移動していた時代が嘘のように、目的地まであっという間に連れていってくれますよね。その便利...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります