友達との旅行はもちろん、恋人との旅行にもおすすめしたいソウルの観光スポットのひとつが、ハヌル公園です。高台にあり、漢江や南山をのぞむ景色がとってもロマンチック。とくに秋には一面に広がる黄金色のススキ野原が美しく、大勢の人が訪れます。スズキフェスティバル期間中は入園時間が延長され、夜景スポットに大変身。10月にソウルを訪れるならぜひ訪れて欲しいハヌル公園を、ご紹介していきます!
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ハヌル公園はワールドカップ公園内にあります
ハヌル公園があるのは、地下鉄6号線「ワールドカップ競技場駅」1番出口から歩いて10分ほどのところにある、ワールドカップ公園内。ワールドカップ公園は2002年の日韓共同ワールドカップ開催を記念して整備された公園で、競技場に隣接しています。今ではとても綺麗に整備された公園ですが、ワールドカップ公園ができるまでは、一日に3万トンものゴミが集められるゴミの山だったそう。このゴミの山を土で埋め再生し、2002年のワールドカップ開催を機に生まれ変わりました。
ハヌル公園から見渡す景色が素晴らしい!
ワールドカップ公園は、今回ご紹介するハヌル公園のほか、平和の公園、ノウル公園、蘭芝川(ナンジチョン)公園、蘭芝漢江(ナンジハンガン)公園と、5つの公園から構成されています。それゆえとても広大な公園で、東京ドームおよそ70個分に相当するのだとか。この5つの公園のなかで、最も空に近い公園と言われているのがハヌル公園です。韓国語でハヌルとは「空」を意味します。
「空に近い」と言われるぐらいですから、ワールドカップ公園内で最も高い場所にあります。ハヌル公園からは漢江(ソウルを流れる大きな川)をのぞみ、ロマンチック。それゆえデートスポットとしても人気があります。
ススキフェスティバルへ行ってみよう!
ハヌル公園はススキの名所としてよく知られており、毎年10月に開催される「ススキフェスティバル」はとにかくたくさんの人で大賑わい。何度も書いていますが、ハヌル公園はワールドカップ公園で最も高い場所にある公園です。なので一面に広がるススキを楽しむには、この292段の階段をのぼらなくてはいけません。
頑張って階段をのぼった先から見える景色に、疲れも吹っ飛んでしまいます。ススキを見るまでにはまだ少しここから歩きますが、気持ちのいい秋風に吹かれながらの散歩は清々しいですよ。
頑張って階段をのぼったからこそ感動も大きい!黄金色に輝くあたり一面のススキと、果てしなく広がる青い空はとても開放的な気分。もし10月にソウルを訪れるなら、ぜひハヌル公園へ足を運んで、一面に広がるススキと、公園から見える素晴らしい景色を味わってみてください!
ハヌル公園の最寄り駅は最初に書いた通り地下鉄6号線「ワールドカップ競技場駅」です。観光でソウルを訪れたならあまり聞かない駅かもしれませんが、若者で賑わうホンデや梨大にも地下鉄ですぐですし、ソウルの中心からものすごく離れれいるわけではありません。なので観光のついでに立ち寄るのもそんなに大変ではありませんよ。とくにハヌル公園から見える夜景も素晴らしく、ススキフェスティバル開催中は時間を延長して22時まで公園に入園できます。美味しい韓国料理を食べたあとに夜景を楽しみに訪れるのもおすすめです。