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5.ストックホルム製!数種類のハーブからブレンドされた個性派「クラフト・ジン」
近年、北欧では少量生産でオリジナリティ溢れるフレーバーのドライ・ジンの生産が流行しています。そうしたジンは、クラフト・ビールならぬクラフト・ジンと呼ばれています。
スウェーデンの首都ストックホルムの高級住宅街、セーデルマルム(Södermalm)地区で醸造されている「STOCKHOLMS BRÄNNERI」社製のクラフト・ジンは、セーデルマルムの酒屋Systembolaget等で購入可能です。なんといっても特徴的なのは、自然豊かな北欧らしく、自然由来のフレーバーで作られたジンです。STOCKHOLMS BRÄNNERI社が販売するジンは、2018年現在3種類あります。
中でも一番人気で定番なのが、STOCKHOLMS BRÄNNERI DRY GINです。北欧でよく植生する7種類のハーブ(ジュニパーベリー、コリアンダーシード、セリ科のセイヨウトウキ、レモンピール、ヒース、ローズマリー、エルダーフラワー)がブレンドされており、スパイスが効いた薫り高いオリジナリティ溢れるジンとなっています。
その他にもウィスキーのようにバーボン樽で熟成させた、STOCKHOLMS BRÄNNERI OAK GINや、北欧の夏のピンク色の空からインスピレーションを得たという、バラの花びらやルバーブを原材料としたSTOCKHOLMS BRÄNNERI PINK GINがあります。
北欧の自然からインスピレーションを得て、材料にもこだわったストックホルムのドライ・ジン。そのままの風味を楽しむために、常温でストレートで飲んでもよし、冷たいカクテルにしてもよし、楽しみ方は何通りにもなるのがジンの魅力です。ぜひ旅のお土産話とともに、手土産にしたいものですね。
なお、スウェーデンでお酒を買うときには、アルコール度数によって購入できる場所が異なります。アルコール度数3.5%以下のものは、街のコンビニエンスストアやスーパーなどで購入可能ですが、それ以上のアルコール度数のお酒となると、国営の酒屋Systembolagetでの販売となります。またお店でダンボールの支給は対応してくれますが、梱包材はありませんので、持ち帰る際には瓶が割れないように工夫することをオススメします。
- Systembolaget (Södermalm店)
- スウェーデン
- 住所:Folkungagatan 56, 116 22 Stockholm地図で見る
6.お茶の時間(フィーカ)を再現!スウェーデン人が愛する「コーヒー」
スウェーデンでは、国民1人あたりのコーヒーの消費量がフィンランドに次いで世界第2位であり、お茶の時間(=Fika/フィーカ)になると家や職場でよくコーヒーを飲みます。
1日に何度もコーヒーを飲むスウェーデンの人たちは、それぞれにお気に入りのカフェやコーヒーショップがあるようで、好みやこだわりも様々。スウェーデンに旅をするときには、地元の人たちにまぎれていろんなカフェに行き、コーヒー片手にフィーカをしてみたいものです。お気に入りのコーヒースタンドを見つけたら、ぜひお土産にコーヒー豆を購入することもお忘れなく!
ちなみにコーヒー豆を買うならスウェーデンの首都ストックホルム南にある高級住宅街エリアのセーデルマルム(Södermalm)地区には、地元っ子も足繁く通うコーヒーロースターが数多くあります。例えば、水色と白を基調としたおしゃれカフェ「Drop Coffee」のコーヒーは、いかがでしょうか?
パッケージもシンプルで美しく、豆も様々なロースト具合であり、産地・用途によってひきわけられています。
- ドロップ・コーヒー
- スウェーデン / カフェ・喫茶店
- 住所:Wollmar Yxkullsgatan 10, 118 50 Stockholm地図で見る
- 電話:+46 8 410 233 63
- Web:http://www.dropcoffee.com/
7.パリパリした食感が病みつきになる国民食「Leksands Knäckebröd(レクサンド・クネッケブロード)」!
スウェーデンのレストランやカフェで食事をする際、サラダと一緒についてくるのが、このぱりぱりとした触感のライ麦クラッカーLeksands Knäckebröd(レクサンド・クネッケブロード)です。付け合わせのパンよりもさらに手軽く楽しめ、ほのかな塩加減が料理の味を引き立たせてくれます。
スウェーデンのスーパーマーケットへ行くと、配合やメーカーの異なる様々な種類のレクサンド・クネッケブロードが売られています。直径30cmもあろうかという大きな円形のクラッカーが数100円程度で購入できる上、パッケージも北欧らしく色とりどりの素敵なデザインとなっており、お土産として最適です。
食べやすい大きさに手で割って、スウェーデン流にバターを塗って主食と合わせて食べてみましょう。ミートボールなどの肉料理や、サーモンのグリルといった魚料理の付け合せにもとてもよく合いますよ。